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医療法人社団 幸悠会 所沢慈光病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

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メイン写真
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精神科看護に大切なのは
スキルとともに、信頼関係です。

Profile

看護部長 認定看護管理者/池田 勝之雑誌の編集者を経て、20代前半で大学病院に看護助手として入職。働きながら准看護師・看護師の資格を取得する。その後も大学病院で勤めつづけ、40歳で病棟師長に就任、その後看護次長に。計30年以上勤め、その大半を精神科病院で勤務する。2023年7月に「所沢慈光病院」に入職し、2024年1月に看護部長に就任して、現在に至る。

これまでの歩み

看護師を目指したきっかけを教えてください。

20歳の頃は雑誌の編集者として働いていたのですが、もう少し人と接する仕事や、人の役に立つ仕事がしたいという思いから「小学校の教員を目指そう」と考え、退職したんです。とりあえずアルバイトをしようと思って始めたのが、大学病院の看護助手でした。

そこでは患者様にもスタッフにも本当に恵まれて、「池田君は小学校の先生よりも看護師の方が向いているよ」とみんなから言われているうちに、いつの間にか看護師になっていました(笑)。看護師になってからも大学病院で勤めつづけ、そのほとんどを精神科で過ごしました。

新人時代について教えてください。

採血や点滴は、運動神経と同じで器用な人は最初からできてしまうのですが、私は本当に不器用な上に緊張しやすかったので、手がぶるぶる震えて、何回も失敗していました。信じられない話ですが、あまりにも震えたせいで、注射の準備台の奥にあったカーテンを誤って刺してしまったこともありました(笑)。

それくらい不器用だったので、患者様の定期採血・注射・導尿や、スタッフ健診の採血などは、しばらくの間特訓として全部やらされていました。罰ゲームのようでしたが、このトレーニングのおかげで看護師の仕事を続けられているので、ありがたかったです。先輩方の愛情だったんだと今ならわかります。ちなみに、今でもその先輩方とお会いすることがあるのですが、「あの池田が部長か~」と驚かれます(笑)。

看護師としての転機はありましたか?

たまたま40代で病棟師長になり、管理の仕事を始めたことです。それまでは管理職に興味がなく、自分にできるとも思っていなかったのですが、いざやってみたらとても楽しかったんです。「どういうチームを作るか?」「どうやったらスタッフの能力を引き出し支えられるか?」を考える面白さとやりがいを知ったことで、現在の看護部長という仕事につながっています。

管理職になってからは、「スタッフ一人ひとりと直接話をして、それぞれの事情を配慮できる管理がしたい」という思いで管理業務に取り組んできました。これまで関わってきたスタッフからは、おそらく100通を超える手紙をいただいて、それらは今も私を支え続けてくれています。

テーマ1

看護について

こちらの病院・看護の特徴を教えてください。

当院は、急性期の閉鎖病棟、社会復帰を支援する療養病棟、休息を目的とした全室個室のストレスケア病棟など、幅広い精神科領域に対応しています。特別な診療科や最先端機器があるわけではなく、良い意味で普通の病院です。料理で例えると味噌汁やご飯のような、毎日当たり前にそこにあり、必要なときに適切な医療を提供する、という地域に根差した病院ですね。

看護に関しても特別な特徴はなく、「当たり前のことを当たり前にやる」を大事にしています。当たり前とは、細やかなところに配慮して、患者様が「なんだか心地良いな」と感じられる環境をつくること。かつ、患者様が「配慮されている」と気付かないくらいスムーズに行うことが理想ですね。そのためには、さまざまなことに気付き、考え、実践することが必要になります。

精神科看護の魅力を教えてください。

「看護師」としてだけではなく、「一人の人間」としての自分を活かせることでしょうか。精神科には、ご自身の病気や症状を理解できず、食事・服薬・入浴を強く拒否される患者様が多くいます。そのような状況の中で納得してもらえるかどうかは、「どのように説明するか」という看護師のスキルではなく、「誰が説明するか」という信頼関係によって左右されるんです。

患者様が何か相談したいときは「看護師さんいますか?」ではなく「○○さんいますか?」と来ます。私たちが相談相手を選ぶように、患者様も人を選んでいるんです。だからこそ、「この人の言うことなら」と思ってもらえるよう、日々患者様との信頼関係を築くことが大切になります。

また、精神科は長く入院・通院されている方も多いので、新人時代に関わっていた患者様と数年後に再会することもあります。その方にとって私は、看護師や看護部長ではなく、ただの「池田君」で、「池田君も立派になったなぁ」とうれしそうに言ってくれている姿を見ると、これも精神科ならではの魅力だなぁと思います。

どのように患者様と信頼関係を築いていけばよいのでしょうか?

気負わずに、自分らしく嘘をつかないでいれば良いと思います。正直な気持ちは相手に伝わるので。

患者様の悩みを聞いたときは、「返事をしよう」「きちんと答えよう」とせずに、「患者様と一緒に考えよう」という姿勢があれば大丈夫です。患者様と対峙するというより、横に座って同じ方向を見る。この姿勢が信頼関係を築く第一歩だと思います。

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職員への思い

どのような仲間を歓迎していますか?

患者様に温かいケアを提供できる方でしょうか。その上で、当院には高齢で身体合併症を持っている方もいらっしゃるので、ほかの診療科での勤務経験を活かして働きたい方をより歓迎しています。精神科未経験の方やブランクのある方も大歓迎です。

また、子育て中のスタッフがキャリアを中断せずに無理なく働けるよう、一人ひとりに合わせた柔軟な対応をしていますので、子育て中の方もぜひ来てください。

看護部長として大事にしていることを教えてください。

スタッフ一人ひとりと、顔が見える関係性や、いつでもコミュニケ―ションが取れる関係性を築くことです。ケアの質を追及することも大事ですが、スタッフにとって心地よく働きやすい職場を作ることが何より大事だと思っています。そのための取り組みとして、どの病棟も公平に有休を取れるようにしたり、リリーフ体制を敷いて病棟間で残業時間に差がでないようにしたりしています。

また、スタッフにはそれぞれ得意なこと・苦手なことがあると思うので、「苦手なことは皆でカバーし、得意なことを伸ばす組織」を作ることも大事にしていて、この考えは現場スタッフにも伝えるようにしています。

こちらへの入職を考えている方にメッセージをお願いします。

当院には30~40代を中心に、20~60代の幅広い世代のスタッフが在籍しています。若いスタッフは元気と活力を、ベテランスタッフはこれまでの経験を発揮して、1つのチームとして協力して患者様のケアを行っています。

私は、本来の「精神看護」とは、患者様の気持ちを配慮して支えることだと思っています。そういう看護がしたいという方は、我々と一緒に働いていただけるとうれしいです。お待ちしています。

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プライベートの過ごし方

登山したり、ランニングしたり。

オフの日は、頭も気持ちもリフレッシュするために、山を登ったり走ったりしています。マラソン大会にも参加していますよ。また、食べ歩きをすることもあります。

プライベート