医療専門の
求人サイト

看護師の求人・転職・募集サイト 【医療21】

医療法人 伯鳳会 東京曳舟病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

医療法人 伯鳳会 東京曳舟病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
メイン写真

「看護師になって良かった」と感じる瞬間に
たくさん出会える職場を目指して。

Profile

看護部長 日本DMAT・東京DMAT隊員/古市 真由美看護学校を卒業後、千葉や東京の民間病院で急性期病棟や救急センターの看護を経験。新人時代の防災訓練がきっかけで災害医療に興味を持ち、同じ志を持つ仲間が集う「白鬚橋病院(改称前の東京曳舟病院)」に入職。DMATの発足前からNPO法人を立ち上げて災害医療に携わり、DAMTの発足後は第1期生となり、全国の被災地へ赴く。2017年の新築移転で病院名が「東京曳舟病院」に改称されたタイミングで看護部長に就任し、現在に至る。

これまでの歩み

-新人時代の思い出を教えてください。

はじめて働いたのは、救命救急に力を注ぐ大規模な総合病院でした。幼い頃から負けず嫌いな性格で、何に対しても興味を持ち、どんな仕事でもやりたがる新人でしたね。せっかちな性分が災いしてケアを手順通り行えず、先輩からよく指摘されていた思い出もあります(笑)。

退職後は都内の急性期病院に勤務し、たまたま地域の防災訓練に参加して大規模災害を想定した訓練に携わった際、「こんなにやりがいのある分野があるのか!」と、衝撃を受けたんです。

もうそこからは完全に災害医療の世界にのめり込み、私の長い看護師人生は、災害医療と共にあったと言っても過言ではありません。

-DMATの発足前から、災害医療に携わってきたそうですね。

ええ。当時の白鬚橋病院の院長だった石原哲医師と出会って、自分たちでNPO法人を立ち上げて活動をスタートしました。国内各地の被災地はもちろん、海外の紛争地まで赴く仲間もいて、とにかく情熱のあるメンバーばかりでしたね。

日本での「災害医療」の体制づくりは、1995年の阪神・淡路大震災がきっかけです。それまでは、欧米諸国では進んでいた、医療従事者が災害現場に赴いて緊急援助にあたる体制がなかったんです。その反省を活かして、全国で災害拠点病院の整備が開始され、2005年に災害派遣医療チーム(DMAT)が創設されました。

私は日本DMATとして、地震や台風などの自然災害の発生時に発生直後の第一陣で現地に赴く活動を、看護部長職に就くまで続けてきました。いまだにDMATの派遣要請がかかると駆け付けたい気持ちになりますが、責任ある立場に就いてからは「東京曳舟病院の看護部を守る」という使命が一番にありますから、残されたメンバーを支えるために当院の現場に入っています。

-印象に残っている災害看護のエピソードはありますか?

ある災害が発生した際、山奥で孤立した家族のレスキューに自衛隊と一緒に向かったことがありました。ご夫婦で要介護5のご両親を介護されているご家族で、災害後の足元の悪い山道を1時間かけて登り、ようやく4人を助け出すことができたんです。でも、あまりにも険しい山道だったため、下山ルートは変えようという判断になり、チェーンソーで木を切り倒しながら道をつくり、無事下山した思い出があります。

印象深い救助だったので、ずっと覚えていたのですが、当院の看護部長職に就任して間もない頃、あの時に助け出した要介護者のお孫さんが、看護師になって面接に訪れてくれたんです。

「父がずっと白鬚橋病院の皆さんに感謝していたので、私も看護師になって白鬚橋病院で働くことを目標にしてきました」と語ってくれて、名前が変わった東京曳舟病院を見つけ出してくれたそうです。それが本当に嬉しくて、忘れられないエピソードですね。

テーマ1

現在の挑戦

-こちらの病院の特徴について教えてください。

当院は、改称前の「白鬚橋病院」の時代から、救急医療・災害医療に積極的に取り組んできた歴史ある病院です。現在は、墨田区・江東区・江戸川区の地域救急医療センターとして、年間の約7500件の救急搬送に対応しています(2026年7月)。

日本のどこかで災害が発生すれば、当院に在籍する日本DMATや東京DMATなどの隊員たちもすぐに出動していますし、災害拠点病院として、事故や災害の被災者の受け入れも積極的に行っています。

2025年に現在の西田院長が就任して以降は、各科に新しい医師が増えて手術件数が伸び続けていて、「足の外科センター」の開設や「総合診療科の新設」などにつながっています。あくまでも災害医療は当院の特色の一つで、地域の急性期基幹病院として、さまざまな診療機能を有しているんですよ。

-こちらの病院の看護の特徴について教えてください。

病床はすべて一般急性期で、救急や手術の件数も多く、ICUを設けて集中治療体制も整えているので、急性期の看護が中心になります。

看護部には多様な領域の認定看護師が在籍しているほか、医師と連携して一定レベルの診療が行えるNP(診療看護師)が4名も在籍している点も特徴です。院内で特定行為研修を受講できる環境もあるため、特定行為研修修了者が年々増え、医師の働き方改革につながっています。

-看護部長として、心がけていることはありますか?

いろいろな考え・価値観を持つ看護師が集まっているので、一人ひとりを尊重し、それぞれが理想とする働き方・キャリアを実現できるように支えるのが看護部長の役割だと思っています。

各人が興味のある看護領域をとことん深めていけるよう、スキルアップ・キャリアアップを応援する体制をしっかり築き、学びや資格を活かせる環境づくりも進めています。

テーマ2

職員への思い

-どんな仲間と一緒に仕事がしたいですか?

患者様やご家族が、「この病院を選んで良かった」と思ってくれるような看護を提供できる方です。年齢やキャリアは問いませんが、「真心」「情熱」「優しさと思いやり」を持っている仲間と一緒に仕事がしたいです。

-スタッフのために取り組んでいることはありますか?

組織の心理的安全性を高め、ワークライフバランスのとれた働き方ができる職場づくりを進めています。スタッフたちには、「なるべく定時に帰ってね」と、いつもお願いしているんです。仕事を定時に切り上げて自分の時間を増やすことで、生活にメリハリが出て、結果的に仕事の質も上がると思っています。

私が新人の頃は、残業を美徳とする文化があり、働き過ぎて帰宅後もナースコールの幻聴が聞こえるほどでした。でも、看護はボランティアではなく仕事で、仕事は決められた時間内に終えることを目指す必要があると思うので、当院の看護部では、残業は良くないものと考えています。

-求職者へのメッセージをお願いします。

一緒に働く仲間には、自分に合った看護領域に出会い、「看護師になって良かった」と思える瞬間をたくさん味わってほしいと思っています。

私たちの仕事は、自分たち次第で「看護」にも「業務」にもなるものなので、急性期の忙しい現場でも、業務の一つひとつが「看護」になっていくように、患者様と向き合える環境づくりに力を注いでいます。
ぜひ私たちと一緒に、豊かな看護師人生を歩みましょう。

テーマ3

プライベートの過ごし方

ゴルフと山登りでリフレッシュ

昔からゴルフが趣味で、職場の医師やスタッフたちとゴルフコンペに参加するのが楽しみです。最近は、新しい趣味の山登りにもハマり、何に対しても形から入るタイプの私は、山登りグッズをいろいろ揃えてしまったので、元が取れるようにたくさん登りたいと思います(笑)。

プライベート