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医療法人社団 協友会

柏厚生総合病院

( 一般病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

自分たちの声が職場づくりに反映されたら、働くモチベーションが上がりますよね。でも、現場のニーズを上司や経営側に伝えるのって、なかなか大変なことです。柏市の基幹病院として、超急性期~在宅までトータルな医療を展開する「柏厚生総合病院」では、スタッフの声をもとにした職場づくりが進められているのだとか。一体どんな方法でスタッフから要望を吸い上げているのか、見学に行って確かめてきます!

■形 態 :
一般病院
■所在地 :
千葉県柏市/柏 流山おおたかの森駅
■病床数 :
318床
百聞は一見にしかず見学開始!!

玄関

JRと東武アーバンパークラインが利用できる「柏駅」周辺は、都心のような感覚でショッピングやグルメが楽しめるエリア。交通の便も良く、駅前始発で1日約30本ものバスが出ています。そんな駅の西口から無料送迎バスに乗ること約5分、緑の多い住宅街に「柏厚生総合病院」が見えてきました。玄関で迎えてくれたのは、看護師の金井さん。今日はよろしくお願いします。

待合ロビー

まずは玄関から待合ロビーへ。外来がかなり混み合っていますね。「当院は診療科目が多く、2015年度からは乳腺外科などの特殊な科も増えたため、毎日たくさんの方が来院されます。当院では、来院者数が増えてもサービスの質を落とさないように、アンケートをお願いして、改善点や要望を聞き出しているんですよ」と、金井さん。一体どんな声が集まっているのでしょうか…?

創意工夫を伺う独自の取り組み

職員棟

それを確かめるため、来院者からの声を管理している看護部長のもとへ。「アンケートの結果をもとに、院内清掃の強化、送迎バスの時間変更、入院患者様の入浴回数を増やすなど、今までいろいろな改善をしました。アンケートには、スタッフへの感謝の言葉も寄せられるので、私達の励みになっているんですよ」と、看護部長。それは良いモチベーションになりますね。

職員棟

金井さんは、職場に要望を伝える機会がありますか?「はい。部長が毎年“職員アンケート”を行っているので、部署異動やキャリアアップの相談ができます。また、職員棟には“ご意見箱”が設置されており、要望を書いて投函するだけで、副看護部長がチェックして、可能な限り体制に反映してくれるんです。最近では、残業時の“タクシーチケット”の配布、有休を消化するために“リフレッシュ休暇”などが導入されました」。素晴らしい!風通しが良いという噂は本当だったんですね。

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

職員食堂

「こちらの職員食堂も、スタッフの要望がカタチになりました」と、別館にある職員食堂を案内していただきました。「メニューは日替わりで4種類あり(カレー、麺類、定食2種)、どれも200~300円で食べられます。食堂の隣には、専門書が充実した図書スペースもあるので、食後によく利用しています」と、金井さん。食堂には、コーヒー、紅茶、緑茶などの無料ドリンクバーも設置されているそうです。

別館外観

2015年2月に完成した別館は、本館の西側に隣接しています。どんな設備が入っているんですか?「健診センター、内視鏡センター、回復期リハビリテーション病棟が入り、本館と合わせて318床になりました。現在は本館の一部をリニューアル中で、2015年秋にHCU(8床)が開設します。今後は高度急性期病院を目指していく方針なんです」と、金井さん。

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

ストーマ外来

外来では、皮膚・排泄ケア認定看護師の吉岡さんが、「ストーマ外来」を始めたそうです。吉岡さんは、他にどんな活動をしていますか?「“褥瘡対策チーム”として、定期的に病棟回診を行ったり、褥瘡対策のための勉強会を開いています。また2015年度からは、看護部の有資格者達と“看護の質向上委員会”を立ち上げ、看護部全体のレベルアップを図っています」と、吉岡さん。

急性期病棟

つづいて急性期病棟へ。ナースステーションでは、患者様に関するカンファレンスを毎週行い、情報共有を徹底しているそうです。「当院では患者様の希望を共有しながら看護計画を立てているので、より個別的な関わりができているんですよ」と、金井さん。

回復期リハビリテーション病棟

お次は、回復期リハビリテーション病棟へやってきました。「回復期リハビリテーション病棟では、2011年の開設から1年足らずで在宅復帰率80%以上を記録し、現在も高い在宅復帰率をキープしています。この結果は、リハビリスタッフとの連携プレーの賜物。術後はすぐにリハビリスタッフが介入してくれるので、機能回復が早まり、入院期間が短縮されているんですよ」。チームワークが良いんですね。

ナースステーション

こちらは、教育委員会の小尾さん。教育委員会でも、スタッフの声を取り入れていますか?「もちろんです。指導する側・される側の声を集めて、教育体制づくりに反映しています。研修プログラムには毎年少しずつ改定を加えて、常により良いものを提供しているんですよ。そうだ、研修の様子も見学していきませんか?」。わ〜い、ぜひぜひ!

研修室

と、いうことで、最後は研修室へやってきました。研修はどのくらいの頻度で開催していますか?「院内研修は月1〜2回で、スタッフの負担を考慮して、ほとんどの研修を時間内に行っています。また、外部研修は日勤扱いで、研修費用も負担し、スキルアップを応援しています」と、小尾さん。何から何までスタッフ想いですね!今日はありがとうございました。

介護21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

――お疲れさまでした。現場の声が届く職場、いかがでしたか?
噂通り、現場の声を元にした職場づくりが実施されていました。看護部長をはじめ、管理職の方がスタッフの声に耳を傾ける姿勢なので、体制に反映されやすいのだと思います。自分たちの職場を自分たちでつくっているから、スタッフの皆さんはイキイキしていました。
――患者様の声も大切にしているようでしたね。
はい。アンケートやカンファレンスなど、患者様の要望にも一生懸命応えていこうという姿勢が伺えました。自分たちの要望が聞いてもらえているからこそ、そんな気持ちになれるのかもしれませんね。
――では、ここはちょっと、という点は?
駅までの無料送迎バスの最終便(20:40)に間に合わなかったらどうするんだろうと思っていましたが、残業時にはタクシーチケットが配られると聞いて安心しました。チケットは、病院全体で1日10枚前後利用されているようです。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします
案内役の金井さんは、プライベートでも職場の先輩と付き合いがあり、買い物やご飯に行く機会が多いそうです。つい先日は、先輩からスノーボードの装備一式をレンタルして、レクチャーを受けながら初滑りにチャレンジしたのだとか。とっても優しい先輩に恵まれていて、うらやましくなっちゃいました。

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