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医療法人社団 寿廣記念会

岸病院

( 一般急性期病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

2025年の超高齢化社会への対策として、全国各地で進められている「地域包括ケアシステム」の構築。高齢者が住み慣れた地域で最期まで安心して暮らせるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるネットワークを作り上げることが求められています。開院約80年の歴史を誇る「岸病院」が力を入れているのは、地域の高齢者の在宅療養支援。一体どんな取り組みをしているのか、早速見学に行って探ってみたいと思います!

■形 態 :
一般急性期病院
■所在地 :
東京都北区/十条駅
■病床数 :
53床
百聞は一見にしかず見学開始!!

玄関

埼京線で池袋まで2駅、新宿まで3駅というアクセスの良い「十条駅」の魅力は、駅前に広がる“十条商店街”。メディアでも多く取り上げられていますが、安くて美味しいレストラン、居酒屋、惣菜店などで溢れています。そんな駅から歩いてたった2分の場所にあるのが、地域医療を約80年も支えている「岸病院」。玄関では、看護師長の佐藤さんが迎えてくれました。今日はよろしくお願いします!

創意工夫を伺う独自の取り組み

看護部長室

まずは渡辺看護部長のもとへご挨拶に。地域包括ケアの実現に向けて、在宅療養支援に取り組んでいるそうですね?「はい。在宅療養中の高齢者が、急変時もスムーズに入院治療が受けられる病床を確保する『在宅療養協力支援病床確保事業』に参画し、私が代表を勤めています」と、渡辺部長。現在、北区の15の医療機関がこの事業に参加しているそうです。

看護部長室

北区では地域包括ケアシステムの構築が進んでいるのですか?「まだ動き出したばかりです。今は、この『東京都退院支援マニュアル』をもとに、地域の医療・介護ネットワークを築いている段階。当院では、介護保険制度や退院支援・調整に関する勉強会を開いて、地域に出ても通用する看護師を育てています」と、渡辺部長。これからの時代は、看護師も介護保険について学ぶべきですよね。

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

外来

お次は外来で、43年という最長勤続年数を誇る木村さんにお会いしました。「外来ナースの木村さんは、『病院の顔』的存在。十条商店街を歩くだけで、いろいろな人に声をかけられてしまう有名人なんですよ(笑)」と、佐藤さん。自己管理を怠らない木村さんは、なんと43年間、無遅刻・無欠勤なのだとか!

リハビリ室

リハビリ室では、最近新しい器械を取り入れたそうです。「歴史の長い病院ですが、時代や患者様の要望に合わせて、新しさも取り入れているんです。今もまさに、時代の高齢化に向けて病院の在り方を見直しているところ。地域に求められる医療を追求し、柔軟に対応しているんですよ」と、佐藤さん。

薬局

つづいて薬局に立ち寄り、薬局長と気さくに話す佐藤さん。ずいぶん打ち解けた雰囲気ですね~。「そうですね。他職種ともよく話をするし、とっても仲が良いんです。院内は全員顔見知りなので、すごく仕事がしやすいですよ」。

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

階段

病棟への階段を上っていると、窓の大きさにビックリ!「外の景色がよ~く眺められていいでしょう?当院は、地域に根付いたオープンな医療を心がけているので、開放的な雰囲気を大切にしているんです」と、小林さん。地域との距離がとても近い感じがしますね。

ナースステーション

ナースステーションでは、退院前カンファレンスが行われていました。「入院患者様は地域に暮らす高齢者が大半なので、退院後の支援・調整が必要なケースが多いんです。必要であれば地域の訪問看護師やケアマネも招いて、退院後のケアについて話し合っています」と、皆さん。渡辺看護部長が、退院支援・調整看護師の役割を担っているそうです。

病棟

「こちらは卒後一年目で入職した蓮見さん。この病院でイチから学び、今年で3年目を迎えました」と、紹介してくれました。どうしてこの病院で働きたいと思ったんですか?「看護師になったのが遅かったので、20代の新卒が多い病院には抵抗があったんです。ここは新卒採用を大々的に行っていませんが、『ここで働きたい』という方にはすごくウェルカムで、個々に合わせた指導をしてくれます」と、蓮見さん。

ナースステーション

看護部はどんな世代の方が多いですか?「幅広い世代が活躍していますが、メインは30~40代ですね。あと、私もそうですが、子育て中のママさんが多いです。こちらは、職場のママさん仲間。子どもの行事がある日は必ずお休みがもらえますし、毎日ほぼ定時で帰ることができるので、小さいお子さんがいる方でも無理なく働けると思います」と、佐藤さん。ちなみに佐藤さんは、日勤常勤制度を利用しているそうです。

ナースステーション

最後は、皆さんに見送っていただきました。「長い伝統をもつ病院ですが、現場は自由でのびのびとしていて、時代に合わせて変化していこうという意識が高いです。ぜひ一度、見学にいらしてください」と、皆さん。たしかに凝り固まった雰囲気はなく、どんな方でも歓迎する寛容さが伝わってきました。今日はありがとうございました!

介護21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

――お疲れさまでした。地域包括ケアシステムの構築に取り組む病院、いかがでしたか?
「約80年の歴史」と聞くと、もう完成しきっているイメージがあると思いますが、この病院はまったく違いました。トップは3代目の若い理事長ですし、看護部長も3年前に赴任されたばかりで、病院を改革していこうという意識の高い方。良い伝統は残しつつ、地域のために変わっていこうという姿勢がある病院でしたよ。
――在宅療養支援体制を強化するため、どんな取り組みをしていましたか?
北区の「在宅療養協力支援病床確保事業」に参加したり、看護部長が退院支援・調整看護師の役割を担ったり、介護保険制度の勉強会を開いたり…、時代を見据えていろいろな取り組みをしていました。地域の関連機関とも、密に連携しているようでしたよ。
――では、ここはちょっと、という点は?
とても家庭的で温かい病院なので、クールでドライな人間関係を望む方は合わないと思います。違う職種のスタッフとも、壁を作らずに仲良く接することができる方にオススメです。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします
渡辺看護部長は、これからドンドン看護部を改革していきたいとはりきっていました。今後の目標としては、フィッシュ哲学を導入して職場をもっと活性化し、認定看護師などの専門資格者を育てていきたいそうです。

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