

医療法人社団 好仁会
滝山病院
( 一般病院 )


(★報道されている同名の病院は八王子市の病院です。こちらの病院ではありませんのでお間違えなきようお願いいたします)
地域の未来を見据えて新築・増改築を進める病院は、活気があってイキイキと働けそうですよね。東久留米市にある「滝山病院」も、地域医療に貢献するため、2022年4月に新築リニューアルし、2024年に新棟を建設してスケールアップ予定とのこと。看護部では、結婚・出産後の働きやすさや手厚い教育サポートを整えているそうなので、さっそく見学に行ってチェックしてきます!
- 形 態
- 一般病院
- 所在地
- 東京都東久留米市/東久留米駅
- 病床数
- 102床

玄関
「滝山病院」へのアクセスは、西武新宿線「花小金井駅」・西武池袋線「東久留米駅」・JR「武蔵小金井駅」のいずれかの駅からバスが便利。駅から少し離れた立地ですが、総戸数約3200戸の「滝山団地」の中にあるため、バスの本数が多く、通勤時間帯は1時間に5~6便発着します。玄関で迎えてくれたのは、看護部長代行の川鍋さん。「ようこそ! 今日は新築リニューアルしたばかりの当院の魅力を、たっぷりとご紹介しますね」。


救急入口
まずは、救急入口へ。こちらのエレベーターは何ですか?「2Fの救急外来に直通する専用エレベーターで、搬送用ストレッチャーが入るサイズとなっています。滝山団地に暮らす方々の高齢化に伴い救急医療へのニーズが年々高まっているため、新築リニューアルを機に救急隊からダイレクトに要請を受けられるホットラインを設置し、より早く安全に救急患者様を受け入れる体制を整えているんです」。


手術室
手術室は新築リニューアルで1室から2室に増室し、オペ件数は約2倍になったのだとか。「当院は整形外科や形成外科の手術実績が豊富で、整形外科医の真鍋院長が執刀にあたることも多いです。真鍋院長はとても教育熱心で、手術室未経験の新人さんには自ら指導に入って手厚くサポートしています。現在活躍する手術室看護師の中には、院長に育ててもらったメンバーがたくさんいるんですよ」と、看護部長代行。


手術室前
真鍋院長のうわさをしていると、ご本人にお会いできました。2024年には新棟が完成するそうですね。「ええ、旧病院跡地に新棟(120床)を建設予定で、全体で222床の病院になる予定です。現在は一般病棟のみですが、新築リニューアルでリハビリテーション環境が充実したので、回復期リハビリテーション病棟の開設準備も進めています」と、真鍋院長。今後の病院の発展が楽しみですね。


スタッフステーション
スタッフステーションに行ってみると、多職種による退院前カンファレンスが行われていました。「高齢の入院患者様が多いため、退院に向けた方向性を早い段階で立て、さまざまな職種の視点からアプローチを行っています。退院後の在宅支援は、近くで訪問診療に取り組む関連施設の『滝山クリニック』につなげることも多いです」と、皆さん。看護部では研修の一環で「訪問看護研修」を取り入れているそうです。


病棟
つづいて、子育て中のママさんたちを紹介していただきました。仕事と子育ての両立は順調ですか?「はい。残業が少なく、お休みの希望も通りやすいため、子どもとの時間を大切にできています。看護部にはママさん仲間が多く、お互いの子育てを応援し合える雰囲気があり、子どもの急な体調不良でお休みの相談をしても、『お互いさま』と言ってもらえるのでありがたいです」と、ママさん看護師さんたち。


病室
病室を覗くと、新人看護師さんへの指導が行われていました。「入職後は、業務に慣れるまでサポート役の先輩が付き、マンツーマンの丁寧なOJTを行っています。ベテラン看護師による手厚い指導環境を整え、新卒・第2新卒の採用や、潜在看護師の復職支援も行っているので、キャリアに自信のない方でも安心して入職して欲しいです」と、サポート役の看護師さん。


透析室
透析室では、看護師さんと臨床工学技士さんが連携して業務に取り組んでいました。新築リニューアルで透析室の体制も変化がありましたか?「はい。透析ベッドが13床から20床に増床し、透析器械もすべて最新式になりました。最新の医療機器は操作もスムーズで、業務効率と安全性の向上につながっています」と、お2人。透析室がある3Fには、内視鏡室や健診部門があり、各種検査機器の大部分を一新したそうです。


リハビリテーション室
最上階の6Fのリハビリテーション室はとても明るくて広い空間で、さまざまな訓練機器が揃っています。「リハビリテーション室の窓からの眺めは最高で、勤務の合間に景色を見て癒されています。現在のリハビリテーション科は、PT8名・OT2名・ST2名の12名体制(2022年10月)ですが、病床数も手術件数も増えたため、採用活動に力を注いで、より手厚い人員体制を整えていく方針です」と、看護部長代行。


職員食堂
つづいて、職員の皆さんに大人気の職員食堂を案内していただきました。「食事は1食260円とリーズナブルで、日勤帯の昼食だけでなく夜勤帯の夕食・朝食も食べられるので、スタッフからとても好評です。新築リニューアルでは、職員向けの設備も充実させたので、休憩室や仮眠室も広いスペースが確保され、休憩時間を快適に過ごしています」。


ナースステーション
最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。他職種とも良好な関係なんですね。「ええ、新築リニューアル前は48床の病院だったので、スタッフは全員顔見知りで、部署の壁がありませんでした。これから病院規模が大きくなっても、部署の壁をつくらずに連携していくため、感染対策を徹底しながら、職員の親睦を深める行事なども計画しています」と、皆さん。それは楽しみですね!今日はありがとうございました。

帰り道

――お疲れまさでした。新築リニューアルしたばかりの病院、いかがでしたか?
- ハード面がきれいで新しいだけでなく、医療設備・機器の大部分が一新されたため、とても働きやすい環境が整っています。看護部の皆さんから好評だったのは、紙カルテから電子カルテになったことや、離床センサー付きのベッドが多く導入されたことで、業務効率向上や働く上での安心感につながっているそうです。
――看護部には、どんなスタッフが活躍していますか?
- 20代から70代まで、幅広い年齢・性別のスタッフが活躍しています。残業少なめ、有休消化率ほぼ100%など、ワークライフバランスを大切にしている職場なので、勤続10~20年と長く定着する方が多かったです。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 看護部長代行としては、職員同士が交流を深めていけるよう、季節にちなんだイベントの開催や、サークル活動の発足などを検討中とのこと。新型コロナの流行前は、職員行事として近くの公園でバーベキュー大会を開き、職員のお子さんや家族も招いて楽しんでいたそうです。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします 。
- 地域密着型病院として、災害時に備えた強く安全な病院づくりも進めていて、近いうちに病院をあげて災害訓練を実施するそうです。そういった活動を少しずつ地域にも広げていき、災害に強い街づくりも進めていきたいんだとか。
将来を見据えた進化を続ける地域密着型病院で働きたい方
チームワークの良い職場で、結婚・出産後も働き続けたい方