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医療法人社団 愛友会 ハートケア横浜

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

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メイン写真
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一人ひとりの強みを見つけ、
伸ばしていく教育を目指して。

Profile

介護福祉士 主任 プリセプター委員会委員長一般大学在学中に介護の仕事に興味を持ち、大学卒業後に介護系専門学校に進学して介護福祉士資格を取得。新卒で「ハートケア横浜」に入職し、プリセプターや実習指導者の経験を通じて、「人に教えること」に興味を持つ。2021年の主任就任と同時にプリセプター委員会の委員長となり、主に新卒入職1年目の介護職の教育に携わっている。

これまでの歩み

大学を卒業後、介護の専門学校に進学されたそうですね。

そうなんです。大学では介護とは別の分野を勉強していましたが、自分の将来を真剣に考えた時、大好きな祖父母の顔が頭に浮かんで「介護の資格が取りたい」と思いました。それまでやりたいことが見つからずに悩んでいたので、やっと見つかった!という感じで、卒業後は迷わず介護の専門学校に進学しました。

はじめての職場に当施設を選んだ理由は、「横浜駅」に近くて通いやすい!という単純な理由です。同じ職場で働き続けることにこだわっていませんでしたが、定期的にフロア異動があったり、新しい役割をいただいたりする中で、ずっと新鮮な気持ちで仕事に向き合うことができて、あっという間に入職16年目を迎えました。

当施設は人間関係が温かく、心から信頼できる上司や先輩に恵まれているので、これから先もここで長く仕事を続けられたらと思っています。

新人時代の思い出を教えてください。

真面目なタイプで、学びにも一生懸命な新人でした。でも、毎日残業ばかりしていたので、ちょっと要領が悪かったと思います(笑)。忘れられない失敗もたくさんしてきましたが、中でも一番よく覚えているのは、認知症の利用者様が離設してしまった時のことです。

その方は帰宅願望が強く、施設を出た後に自らタクシーに乗り、自宅まで帰っていたのです。フロアでは「〇〇さんがいない!」と大騒ぎで、みんなで施設の中を探し回っていましたが、まさか施設の外に出たとは思わず、タクシー運転手さんから電話がかかってきた時には本当に驚きました。

ケガもなく無事だったので良かったものの、一歩間違えれば転倒したり交通事故にあったりしていた可能性もありますから、本当に気を付けないと、と思いました。その一件以来、「見守り」を常に意識するようになって、利用者様に背中を向けて仕事をしない、事務作業中もフロアの様子を気にかけるなど、いろいろ気を付けています。

介護サービスの質を高めていくために取り組んでいることはありますか?

当施設では、開設当初から「身体拘束ゼロ」を目標に掲げていて、物理的な拘束をしないことはもちろん、スピーチロック(言葉の拘束)と呼ばれる、言葉による行動制限もしないように心がけていますね。仕事が忙しいと、つい「〇〇しないでください」などと言ってしまいがちですが、言葉で相手の意思や行動を制限しないように気を付けています。

それから、利用者様にも職員にも負担のかからない介助技術の習得に努めていて、最近では安全・安楽な移乗介助技術「スーパートランス」の定着に向けて取り組んでいます。移乗介助に入る際、抱き上げる介護で腰を痛めてしまうケースは多いですから、理学療法士などのリハビリ専門職のアドバイスも受けながら、最小限の力で行える介助方法について学んでいるんですよ。

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教育担当者としての取り組み

教育担当者としての取り組みを教えてください。

介護部門では、既存スタッフの継続教育を担う「教育研修委員会」と、新卒スタッフの1年間の成長を支える「プリセプター委員会」を結成していて、私はプリセプター委員会の委員長を務めています。

主な役割は、新人指導を担うプリセプターのまとめ役で、定期的な委員会活動の中で指導方法・指導計画などを話し合い、教育に関する書類を作成したり、研修・交流会の企画をしたりしています。最近ではeラーニングが導入されたので、次年度以降は新人さん向けのオンライン研修計画も立案する予定です。

中途入職者にもプリセプターは付きますか?

はい。新卒者だけでなく中途入職者にもプリセプターが付き、マンツーマンのOJTを行っています。ただ、中途入職者はキャリアに差があるので、指導内容は個別に対応していて、指導期間もそれぞれですね。仕事の悩みを抱え込まないように上司との面談の機会もつくり、状況に応じてプリセプターに指導方法を見直す提案などもしています。

また、研修も充実させていて、多様なテーマの勉強会を月2回開催しているほか、AMGの介護クリニカルラダーに沿ったラダー研修も実施しています。ラダー研修では個々の能力に応じた研修を受講できて、ラダーレベルが上がると給与に反映されるので、学習のモチベーションにつながっているようです。

教育に関わる上で、心がけていることはありますか?

「新人さんに長く勤めてもらうためには、どんな教え方をすべきか」ということを考えながら関わるようにしています。一人ひとりの個性や得手・不得手を理解し、他のスタッフからも情報を仕入れながら、その人の良い部分を伸ばせる教育を目指しています。

それから、実際の介護現場では、教科書の学びだけでは対応しきれないことがたくさんあるので、広い心・忍耐力・観察力・演技力などを育んでいけるようにサポートしたいです。まずは、いろいろな先輩の利用者様との関わりを見て、良い部分をどんどん自分のものにしていってほしいと思います。

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求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

老健には5種類の区分があり、各種条件や実績に応じた点数加算で施設区分が決まるのですが、当施設は「超強化型」という最高ランクの区分に認定されています。充実したリハビリ環境を整え、常時50%以上という高い在宅復帰率を実現していることが強みです。

そのような誇れる実績を残すことができている大きな理由は、職員一人ひとりが笑顔で仕事ができる環境があるからです。教育の充実だけでなく、ワークライフバランスに向けた取り組みや待遇・福利厚生、子育て支援など、さまざまな働きやすさが整っていて、高いモチベーションで仕事に向き合うことができています。ぜひ当施設で、一緒に介護を楽しみましょう。

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プライベートの過ごし方

愛猫と推し活でパワーを充電★

猫を2匹飼っているので、特に予定のない休日は、自宅で猫たちまったり過ごすことが多いです。友人と予定が合うと、推し活でサーキットを観戦したり、ライブに行ったりすることもあります。当施設は希望休が通りやすく、3連休や4連休を取得しやすいので、オフを充実させることができています♪

プライベート