教育担当としての取り組み
-入職後の教育について教えてください。
新卒者にも中途入職者にもプリセプターが付いて指導していて、指導の期間や内容は各人の経験や成長スピードに合わせて決めています。また、新人さんが普段困っていることやなかなか言えないことなどを伝えてもらうため、そして新人さんの月の目標を決めるために、定期面談も実施していて、面談は新人さん・プリセプター・プリセプター委員会のメンバーで行っています。
また、新入職者には6カ月間の研修プログラムを用意しています。プログラムの中には手術室での挿管介助実習や、アンギオ室でのDSA検査の見学なども組み込まれているので、急性期看護・脳外科看護を学べますよ。
また、研修ではないですが、新人さんが同期で集まる機会があればいいなと思い、入職2年目のスタッフを対象に交流の場を設けています。「1年間みんな同じ思いで働き、大変なことも頑張ってきたね」と思いを共有した上で、「これからどういう看護師を目指したいか」などについて同期で語り合ってもらっています。
-教育担当者としてどのような取り組みを行っていますか?
新人さんへの教育はもちろん、教える側であるプリセプターの育成も行っています。プリセプターに任命されると精神的にも肉体的にも負担が大きいので、プリセプター向けの勉強会を実施したり、指導の進捗をこちらに共有してもらったりして、プリセプターをサポートしています。
プリセプター負担軽減の意味でも、新人さんの教育はプリセプターだけでなく病棟全体で行うようにしています。指導内容などは病棟全体で共有・統一化し、チームで育成する体制を整えています。
-教育を行う上で心掛けていることを教えてください。
相手のことを認める、ということを心掛けています。新人さんが頑張っている・努力しているということを認めて、その方がうまくいかなかったときは、その方に問題があるのではなくサポートする側の私たちに何か問題があったのではないかと支援体制を見つめ直し、うまくいくように一緒に考える、ということを大事にしています。
そうすることで、教える側の私たちにとっても学びになっていると思うんですよね。それをスタッフにも感じてほしくて、「考えて支援することで、私たちも新人さんと一緒に成長できているんだよ」と、伝えるようにしています。
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