教育担当としての取り組み
-教育担当者としての取り組みを教えてください。
研修は「介護の価値観・考え方を共有する場」と考えています。みんなで同じ内容を学ぶことで、「うちの施設はこういうことを大事にしているんだ」と理解できて、ケアに対する考え方も似てきます。それは介護を行う上で大事なことなんですよね。
業務で手一杯で研修に積極的でないスタッフもいますが、そういった方でも研修後のアンケートを見ると「参加して良かった」という意見が出ます。お風呂に入るのは面倒くさいけど、入ってみたら良い気分になった、と同じような感覚なのかも(笑)。なのでできるだけ参加してもらえるように、研修の意味を伝えて、スタッフが研修での学びを実践できたときには一緒に喜び「いいね」を伝えるようにしています。
私自身がずっと勉強嫌いだったのですが、今は学んできて良かったと思っているので、みんなにも学ぶ楽しさを知ってもらえればと思っています。
-教育体制について教えてください。
入職後は、3カ月間プリセプターが付いて丁寧なOJTを実施するほか、新人さんが安心して働けるよう、定期的に振り返りも行っています。
施設内研修は、委員会主催の研修のほか、外部講師による勉強会も実施していて、最近は、おむつの当て方の研修を毎月開催しています。また、徳洲会グループ主催のオンライン研修や地域主催の外部研修などもあるので、研修の情報をスタッフに案内をして、興味のある方に参加してもらっています。
-施設で力を注いでいることを教えてください。
認知症ケア・在宅介護・コミュニケーション力の3つです。認知症ケアに関しては、認知症の方を1人の人間として尊重して本人の立場に立ってケアを行う「パーソン・センタード・ケア」の考えを取り入れていく予定で、現在はその考えを理解してもらうために、スタッフに認知症実践者研修や認知症介護実践リーダー研修に参加してもらっています。
コミュニケーション力については、出た意見は否定しないというルールを推進して、自由に意見を交わせる環境づくりをして、コミュニケーション力を育てています。介護って、経験あるスタッフが考えた方針がいつでも正しいわけではなく、新人さんの提案内容が利用者さんに合っていることもあるので、フラットな関係での意見交換が大切なんです。
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