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社会福祉法人 恩賜財団 済生会 島根県済生会江津総合病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

社会福祉法人 恩賜財団 済生会 島根県済生会江津総合病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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地域も、患者様も、看護師も
幸せになれる病院を目指して。

Profile

看護部長 認定看護管理者/大﨑 恵子看護学校を卒業後、新卒で医療型障害児入所施設に入職。5年ほど働く中で一般病院でもキャリアを磨きたいと考え、1992年に「済生会江津総合病院」に入職。外科病棟で急性期の看護を学び、私生活では結婚・出産を経験して育児とキャリアの両立がスタート。2002年に実習指導者研修を修了し、育児が少し落ち着いた頃から副師長→師長→次長と管理職も経験。2021年に看護部長に就任し、認定看護管理者資格を取得して現在に至る。

これまでの歩み

はじめて働いた職場は、医療型障害児のための入所施設だそうですね。

そうなんです。肢体不自由や重症心身障害を持つ子どもたちが生活する入所施設に新卒で入職し、約5年間働きました。自分一人では思うように身体を動かすことができない子や、自分の気持ちを上手く言葉にできない子が多かったですから、変化やニーズをいち早く察知するための観察力や洞察力を磨く日々でした。

ただ、病院と比べると医療行為が少ないので、少しずつ自分の看護師としての在り方に迷いを感じるようになったんです。そんなある時、病院勤務の経験を持つ先輩看護師が、利用者さんに「何かあっても絶対私が命を助けるから」と自信を持って言っている姿を見て、かっこいいな!と思い、私も病院でキャリアを磨こう!と決意しました。

こちらの病院に入職を決めた理由は何ですか?

生まれ育った地元を支えている病院だからです。最初の配属先は外科病棟で、その当時の当院は急性期に特化していましたから、手術件数が多く、消化器外科・脳神経外科・呼吸器外科と、幅広い外科看護に携われる環境がありました。

でも、それまで生活支援主体の職場で働いていた私は、痰の吸引さえまともにできず、新卒看護師と変わらない技術レベル。病院勤務の看護師は5年も働いていればリーダー業務を任されて後輩指導にもあたれるほど成長していますから、私はずいぶん期待外れの中途入職者だったはずです(笑)。

入職当時の思い出はありますか?

とにかく良い先輩に恵まれました。どの先輩も私を見放すことはせず、根気よく指導にあたってくれたので、私もその期待に応えたくて毎日必死になって仕事を覚えた思い出があります。

その後は、小児科・整形外科・泌尿器科の混合病棟に異動し、実習指導者研修に行かせてもらい、看護実習生の指導にも携わるようになりました。そして、教育委員会に所属して現任教育・新人教育も担わせてもらい、かつて自分がしてもらったように人を育てたいと考えるようになったんです。

私の看護師人生を振り返ると、自ら切り拓いてきたというよりも、大勢の人たちの支えがあって、背中を押されながら挑戦を続けてきたという感じです。昔から患者様との時間が大好きで、管理職には向いていないと思っていましたが、仲間と看護を語り合ったり価値観を共有し合ったりするチームづくりに興味があって、子育てが少し落ち着いたタイミングで副師長を引き受けました。その後は師長→次長→看護部長となり、あっという間に入職34年目を迎えました。

テーマ1

現在の挑戦

看護師として、大事にしていることを教えてください。

私にとって、看護の仕事を継続するモチベーションは『患者様・ご家族からのプラスの反応』です。プラスの反応を得るには、「看護における根拠をもつこと」と「患者様にとって不利益になっていないかと常に問うこと」が大切だと考えています。この2点だけは譲れない信念で、自分が納得のいく仕事をしていきたかったので、医師とも対立することがあったんです(笑)。

一つは終末期の患者様のNPPV装着の継続についての意思決定の場面です。医師からの指示で行っていた治療ですが、その患者様はマスクを拒み、「辛い」「装着したくない」と訴え続けていました。すでに回復は難しい段階で、限られた最期の時間にどうして苦痛を強いる処置が必要なのか、医療従事者には延命だけではない大事なケアがあるのではないかと、担当の医師に意見しました。

医師の指示に疑問や意見を伝えるのは勇気のいることで迷いもありましたが、その時、私の考えを「間違っていないと思うよ」と認めてくれた上司に心が救われました。そして、信念を持つことの大切さを実感し、看護師として患者様の立場に立って医師とも対等に意見交換ができるように、自分の能力を上げなければと思いましたね。

こちらの病院の看護の特徴について教えてください。

当院は開設以来、時代と地域のニーズに合わせて診療体制を見直し、住民の皆さんの暮らしに欠かせない「インフラ」としての病院の在り方を追求しています。看護部でも、スタッフ一人ひとりが地域の実情を理解して健康課題と向き合い、看護師の立場から地域に貢献できることを見つけ、院内外で活躍していることが特徴です。

例えば、市内には生活習慣病を抱える方が多いことから、外来看護師が予防医療を学び、健康管理指導や市民講座に携わっています。また、高齢化が進む地域のためにフレイル予防や自己管理指導に取り組もうと、認定看護師たちが行政と共同で「生きいき手帳(介護予防手帳)」を作成しました。

そのような活動は地域との連携事業や行政との連携強化につながっていて、当院は、市立病院のような役割をもつ公的医療機関的存在となっています。地元の方にとって身近な「かかりつけ病院」のような役割を果たしつつ、二次救急医療機関として24時間体制で救急車を受け入れ、入院設備として一般病棟・地域包括ケア病棟・療養病棟を有し、2024年には院内に介護医療院を併設しました。

どのような患者様が多いですか?

江津市をはじめとする当院の診療圏は高齢化率が高く、病気に加えて、家族関係の問題や生活の困りごとなどを抱える高齢患者様が多いです。だからこそ私たち看護師は、目に見えている疾患だけではなく、患者様の背後にある問題の本質を捉え、支援につなげたいと考えています。

当院の看護師には、「人生の大先輩から学ばせていただく」という謙虚な姿勢を忘れずに、患者様の人生に関わらせていただく立場で、期待に応えられる支援を目指してほしいと伝えています。患者様の生活に看護師が及ぼす影響は想像以上に大きなもので、質の高い看護の介入は患者様に良い変化をもたらします。看護の成果は患者様の反応が全てですから、相手をよく見て、よく知り、その立場を想像しながら関わってほしいです。

テーマ2

職員への思い

看護部長として、スタッフのために心がけていることはありますか。

一人ひとりが自分の人生を充実させることができるように、多様な働き方の選択肢を用意しています。勤務形態は常勤・非常勤だけではなく、子育て中の時短勤務、1~2時間の空き時間を活用したスポット勤務、副業との両立など、さまざまなライフスタイルや価値観に寄り添っています。

どんな仲間を歓迎していますか。

年齢・キャリアは問いませんが、誠実で前向きに看護に取り組める方、チームワークを重視できる方、柔軟な発想力を持つ方を歓迎します。

当院は、育成したい看護師像として「倫理観の高い看護師」「自律した質の高い看護を提供できる看護師」「地域貢献できる看護師」の3つを掲げているので、これらに共感してくれる方と一緒に働けたら嬉しいです。

求職者へのメッセージをお願いします。

「島根県済生会」の大きな特徴は、ほぼ同一敷地内に病院・介護医療院・老健・訪問看護ステーション・特養を運営していること。2025年10月からは老健との統合に向けた改修工事を進め、2026年春には当院の5階で老健と通所リハビリの運営スタートする予定です。

同じ建物内に介護医療院と老健がある病院は地域でも珍しく、将来的には部署異動のような感覚でグループ施設に異動し、仕事の幅を広げることができるでしょう。ぜひ、当法人の活躍フィールドの広さも活かして、自分らしい働き方を見つけ、仕事も家庭もプライベートも思いきり楽しんでください。

テーマ3

プライベートの過ごし方

大好きなキッチンにこもる休日♪

キッチンで過ごすのが大好きで、休日はお菓子作りをしたり、ビールを片手に料理をしたりしていると気分が上がります。連休が取れると温泉旅行やテーマパークに行ってリフレッシュしていて、特に関東の有名テーマパークがお気に入りで、ホスピタリティ溢れる理念やサービスの高さにも刺激を受けています☆

プライベート