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医療法人 鳳香会 東前病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

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メイン写真
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楽しい職場が一番。
笑顔あふれる環境をつくりたい。

Profile

看護師長/竹内美枝子「東前病院」に薬剤助手として入職後、働きながら准看護師・看護師の資格を取得する。慢性期の看護を極めていく中で、管理職への推薦があり、管理の道に進むことを決意。関連の介護施設へ異動して1年間勤務し、その後再びこちらへ戻り、副主任に就任。2022年に看護師長に着任し、現在に至る。

これまでの歩み

こちらで働きながら看護師の資格を取得したそうですね。

ええ。前職は他業種で働いていて、「医療事務をやってみたいな」と思って当院に応募したのですが、結果的には薬剤助手として入職しました。なので、最初は薬剤師と一緒に病棟の薬に関する業務を行っていました。

あるとき私の主人が肺気腫になってしまい、肺気腫について調べていたところ、高齢になった際に在宅酸素などが必要になるという情報を見て「看護師になった方が良いのかな」と考え始めました。しかし、そのときはすでに35歳だったので、「今から看護学校なんて行けないよなぁ」と考えていたら、当時の薬剤師の先輩に「看護学校は何歳になっても行けるんだよ」と教えてもらったんです。

当院には資格取得支援制度があるので、制度を利用してまずは准看護師になろうと考え、働きながら准看護師資格を取得しました。その後、周りの先輩からの勧めもあって、看護師の資格も取得しました。

ずっとこちらで勤め続けているんですね。

そうなんです。ここでずっと育ててもらいました。療養型でしか働いていないので、その分療養の看護のことは誰から聞かれても答えられるようになろうと、頑張って研修などに参加していました。

しかし私は、療養型しか経験していないことに加えて、さまざまな業種で働いた後に、「病院なら長く働けそうだな」くらいのふんわりした気持ちで入職して、その流れで看護師になったので、多様な経験を積まれてきたほかの病院の看護師長さんなどとは感覚が違うのかもしれないと感じています。

堅苦しいことがあまり得意ではなくて。スタッフに対して、間違っていることは間違っているときちんと伝えますが、基本的にはフレンドリーに、友達のような感覚で接しています。あまり良くないかもしれないですけど(笑)。

新人時代について教えてください。

もともとの性格もあって、とてもせっかちな看護師でした。なんでもやりたくなって、突っ走って、ミスをしてしまうこともしばしば。今でも印象に残っているのは、誤薬未遂です。確認をしたつもりが患者さんに間違った薬を渡しそうになっていて、先輩に「それはあの方の薬じゃないよ」と言われたときの、心臓が止まるような感覚は一生忘れられません。誤薬って怖いとすごく思いました。

その経験があるので、新人さんには誤薬の怖さをしっかりと伝えています。

テーマ1

看護について

病院の特徴を教えてください。

当院は療養型病院で、寝たきりの患者さんや当院で最期を迎える患者さんが多くいます。また、最近はSTと看護師で密に連携しながら、嚥下リハビリに力を入れているので、口から食事ができなかった患者さんが嚥下リハビリを通して口から食べられるようになり、施設へ復帰するという方も増えてきています。

どのような看護を経験できますか?

長期で入院している方が多いので、患者さんとじっくり向き合う看護ができるほか、患者さんが安心して安楽に生活を送る姿を見ることができます。

急性期病院では、積極的に検査や治療を行うので、ときには患者さんが痛い思いをしてしまうこともあります。当院にはそういった急性期の治療を終えた方が来られるので、ご家族からも「痛いことはなるべくしないでほしい」「自然のままでお願いします」という声がとても多いんです。

なので当院では、痛い思いをさせずにその人らしく安らかに生活を送れるようにはどうしたら良いかを考えて看護を提供していて、そういった看護ができるのは療養型ならではの良さだと感じています。

こちらで働く上で必要なこと、または心がけてほしいことはありますか?

患者さんの身の回りのお世話を行うことが多いので、おむつ交換の技術も必要ですし、言葉でコミュニケーションを取れる患者さんが少ないので、表情・尿量・皮膚状態などから状態の変化に気づく観察力も必要です。

心掛けてほしいことは、患者さんお一人おひとりにきちんと声を掛けるということです。目を見て、肌に触れ、声を掛ける。これを続けることで、いつもは全く反応がなかった方も、反応が出てくるようになります。時間はかかりますが、その分反応が出たときの喜びは大きいですよ。

テーマ2

求職者へのメッセージ

看護師長として力を入れていることはありますか?

教育です。スタッフにはスキルアップのために外部研修に参加してもらうようにしていて、年間研修スケジュールを作成する際に、誰にどこの研修を受けてもらうかを決め、受講後は伝達講習も実施してもらっています。

あとは、働きやすくて楽しい職場をつくることにも力を入れています。楽しい職場であれば、仕事が長く続いて、患者さんにも優しく対応することができるなど、すべてが良い方向に進むだろうと思っているからです。

働きやすくて楽しい職場をつくるために行っていることはありますか?

働きやすさに関しては、スタッフの意見を聞きながら、おむつ交換・体位交換・経管栄養材注入の時間を変更してみんなが定時で帰れるようにするなど、積極的に業務改善を行っています。

楽しい職場づくりについては、常に笑顔あふれる環境にしたいので、積極的に病棟に足を運んでスタッフと和やかにコミュニケーションを取るようにしています。あとは、スタッフに「何か小さなことでも悩みがあればすぐに言ってほしい」と伝え、定期的に面談を行ってスタッフの思いを聞くようにしています。

こちらへの入職を考えている方にメッセージをお願いします。

当院は、アットホームで和気あいあいとした雰囲気の職場です。他者のことを気に掛けられる優しいスタッフが多く、新しい方もすぐに馴染めると思います。職種間の壁もなく、誰とでも気軽にコミュニケーションが取れる環境なので、ぜひ一緒に働きましょう。

テーマ3

プライベートの過ごし方

家で孫と遊びます♪

オフの日は、ショッピングをしたり、孫と遊んだりすることが多いです。今年の夏は庭にプールを出して、孫とプール遊びをしました!

プライベート