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社会医療法人 北海道恵愛会 札幌南一条病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

社会医療法人 北海道恵愛会 札幌南一条病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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目の前の患者様にとって、
より良い看護とは何かを考えよう。

Profile

看護部長/髙橋 由香生まれ育った北海道室蘭市の看護学校を卒業後、総合病院で急性期の看護に5年ほど携わる。結婚後はパートナーの転勤に伴い、札幌市や旭川市などに移り住み、地域密着型病院やクリニックに勤務。2001年に「南一条病院(現 札幌南一条病院)」に入職し、2003年の分院開設・病院名変更・病棟再編などを経て、大きな変革期のなかでキャリアを磨く。その後は2006年に主任、2009年に科長と管理職を経験しながら院内全病棟での勤務を行い、2023年に看護部長に就任して現在に至る。

これまでの歩み

看護師を目指したきっかけを教えてください。

中学2年生の頃に同級生が急性白血病で亡くなり、大きなショックを受けたことがきっかけで、命と向き合う医療の世界に関心を持ちました。高校進学後も医療系の職種に憧れがあり、3年生になって将来の進路を決めようというタイミングで、看護の道を選んだんです。

高校卒業後は地元の看護学校に進学し、初めての職場に地元の総合病院を選び、呼吸器の病棟に配属されました。生まれ育った北海道室蘭市は、明治後半に製鉄所や製鋼所が誕生して「鉄のまち」として栄えた歴史から、喘息などの呼吸器疾患を患う市民がたくさんいたんです。だから呼吸器の病棟は地域の皆さんのお役に立てている実感を得やすく、とてもやりがいがありましたね。

新人時代の思い出を教えてください。

同じ病棟には9名の同期がいたのですが、同期の中でも要領がいいほうだったと思います。幼い頃から姉の失敗を見て学んできたので、同期が先輩に注意されているところを目撃すると、それを反面教師にして行動するなど、次女特有の才能を発揮していましたね(笑)。それから、誰とでもすぐ打ち解けてしまうタイプだったので、先輩からは当時の若者を表す世代用語「新人類」と呼ばれることもありました。

印象に残っている患者様とのエピソードはありますか?

肺がんのターミナル期の患者様との関わりは、ずっと心に残っています。その方は余命わずかという状況の中、「どうしても煙草が吸いたい」と訴えられていました。煙草が身体に良くないことは百も承知だけれど、最期に大好きなタバコを吸わせてあげたい、でも一人では実現できないし、どうしよう…と散々悩み、当時一番尊敬している先輩看護師に相談したんです。

すると、その先輩はすぐに「一緒に行くよ!」と言ってくれて、2人で患者様をベッドに載せたまま院内の喫煙室にお連れしました。本当に満足そうなお顔で煙草を吸われていて、今でもそのお顔を忘れることはありません。

残念ながら、その患者様は数日後に亡くなってしまったのですが、最期の希望に寄り添えた達成感はとても大きく、私の看護観の土台となっています。ちなみに、当時力を貸してくれた先輩は、その後その病院の看護部長になった方で、私にとってずっと憧れの対象です。新人ひとりの力では実現できなかったことなので、その先輩にとても感謝したと同時に、私もそういう上司になりたいと思っています。

テーマ1

現在の挑戦

こちらの病院には長く勤務されているそうですね。

そうですね、2001年に入職したので勤続25年目です。当院に入職するまでは夫の転勤で道内各地を転々としていましたが、札幌に拠点を置くことに決めて、夫には単身赴任をしてもらい、ずっと当院で働いています

入職当初は病院名が「南一条病院」で、診療体制も現在と異なり、急性期医療に特化していました。2003年には肺がん診療の機能を移転して「札幌南三条病院」という新しい病院を立ち上げ、当院も「札幌南一条病院」に名前を変えて再スタートをきったんです。

2019年4月に元の病院の隣の土地に新築移転してからは、呼吸器・循環器・人工透析を三本柱とする専門医療機関として地域医療に貢献しています。病床数は147床と中規模ですが、市内屈指の規模を誇る透析室を有し、透析患者様が常時60名ほど入院されているのが特徴です。病棟はすべて障がい者病棟で、区分としては慢性期の病院ですが、診療内容は急性期の病院とあまり変わらず、それなりの忙しさがある職場です。

こちらの病院の看護の特長について教えてください。

当院の患者様は腎不全や糖尿病などの慢性疾患を抱える高齢者の方が中心で、認知症の方も多くいます。透析看護の専門性も身に付きますし、人工呼吸器装着などの医療依存度が高い方も複数名いて、急性期病院での看護経験も活かしやすいです。

慢性疾患を抱える患者様の看護では、「ベストな生活、というのはあるけれど、その方にとって『よりベターなものは何か』を見つける必要があるなぁ」とよく感じます。例えば糖尿病の方に対して、医療従事者がベストと考える生活を指導しても、その方にとっては負担が大きかったり、ハードルが高かったりするわけです。そういう時には目の前の患者様が負担なく取り組みやすい内容に見直して、前向きに取り組める伝え方をする必要があると思っています。

私たちが目指しているのは、「人生の最期までその人らしく過ごすことができるように支援すること」ですから、こちらの意見を押し付け過ぎず、患者様の想いと、指導したい内容のバランスを取っていくことがとても大事だと感じていますね。

大切にしている看護方針を教えてください。

「より良い看護(介護)を提供する」という基軸がブレないように考え行動することです。一緒に働く仲間にも「目の前の患者様にとって、より良いことってなんだろう?」と、常に考えながら看護・介護にあたってほしいです。

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職員への思い

看護部長として、大切にしていることはありますか。

いつも明るい笑顔で過ごすことと、協調性を大切にしたいと思っています。看護部には20代から60代まで、さまざまな年齢・性別・キャリアの仲間が集まっているので、自分と異なる意見・価値観のメンバーとも、同じ目標に向かって協力し合えるチームをつくりたいです。

また、当院の院長はスタッフ教育にとても熱心なので、スキルアップ・キャリアアップの機会をもっと増やしていけたらと考えています。私自身は認定看護管理者教育課程のセカンドレベルまでしか修了していないのですが、今後、主任や科長たちには認定看護管理者を目指してもらい、マネジメントスキルを磨いてほしいです。

どんな仲間と一緒に仕事がしたいですか?

「より良い看護(介護)を提供する」という基軸に賛同してくれる方ですね。看護部では毎年新卒者を6~8名採用しているほか、中途入職者も随時採用しています。中途入職者の場合、基礎的な看護の知識・技術をお持ちの方を採用基準としていて、教育活動や管理業務に興味がある方は大歓迎。看護部の未来を支える次世代リーダーとして育成していくつもりです。

介護職員(初任者研修・実務者研修・介護福祉士)の採用にも力を注いでいて、看護師の補助者という立場ではなくて、対等なパートナーとしての活躍を期待しています。当院の介護職員は介護福祉士の資格を持つ方が多く、また、介護職員の院内認定制度(初級・中級・上級)があり、知識技術の向上に努めています。介護のプロフェッショナルとしてチーム医療に参画しているんですよ。

求職者へのメッセージをお願いします。

札幌市の中心部にある当院は、地下鉄や市電の駅、バスの停留所から徒歩数分という便利な立地環境が魅力です。人気の観光名所「大通公園」も近くにあり、四季折々のイベントが開催されることから、仕事帰りに立ち寄るスタッフも多いようです。日勤は8:30~16:30の実働7時間、残業は月10時間程度と、オフの時間をしっかり確保できる職場なので、子育て中のママさん・パパさんもたくさん活躍しています。ぜひ当院で、キャリアもプライベートも充実する理想の働き方を見つけてください。

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プライベートの過ごし方

スポーツ観戦でリフレッシュ★

夫婦ともに元バスケ部で、プロチームの「レバンガ北海道」を「全緑応援」しています。他にもラグビーや野球(ファイターズ)を、大好きなビールを片手にテレビや会場で観戦する時間がとても幸せ♪写真は夫ではないですよ(笑) また最近は新鮮で美味しい地元の野菜を求めて札幌近郊の直売所によく行って、料理しています!

プライベート