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医療法人財団 明理会 西仙台病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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思いやりを忘れずに、
その人らしさを尊重した看護を。

Profile

看護部長/宮本 かおり高校卒業後、看護学生として「西仙台病院」に入職。日中は看護補助者として働きながら准看護学校に通い、資格取得後は准看護師として18年間勤務。その間、結婚・出産・子育てを経験し、40歳を目前に進学して看護師資格を取得。看護師長職を4年ほど経験後、2019年にグループ内の老健に異動して看護部長に就任。2021年3月に再び「西仙台病院」に異動となり、現在に至る。

これまでの歩み

高校を卒業後、こちらの病院に入職されたそうですね。

ええ。私の出身は県内の別の地域で、ずっと仙台での生活に憧れていたので、仙台市内の夜間准看護学校に進学し、日中は当院の看護補助者として働いていました。

小学生の頃から祖父の入院の付き添いをしていて、「自分のしたことで相手が喜んでくれた」という成功体験が積み重ねられていたので、患者様の身の回りのお世話をする看護補助の仕事が楽しくて、すぐに馴染んでいましたね。

印象に残っている患者様とのエピソードはありますか?

看護補助者時代のエピソードですが、看護師の先輩方の間では「気難しい」とウワサの高齢患者様がいらっしゃいました。でも、その患者様は私にだけは優しく話しかけてくださって、まるでおばあちゃんと孫のように、とても仲が良かったんです。

ある時、その患者様に買い物を頼まれ、親切心から請け負ってしまったことがありました。依頼品はたばこです。当時はいけないことだと知らず、患者様からお金を預かり仕事帰りに買いに行って翌日渡してしまって…。今となっては考えられない大失態をおかしました(苦笑)。

すぐに医師の知るところとなり、私は怒られず、私の知らないところで庇ってくれた先輩方に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。「ただ要望に応えることが患者様のためではない」と実感した出来事です。

看護師の資格を目指したきっかけはなんでしたか?

上司からの勧めです。准看護師の資格取得後、出産や育児でバタバタしているうちに18年の月日が流れ、気が付いたら主任という役職に就いていました。そんなある時上司から、「あなたを師長にしたいけど、准看護師のままでは任せることができないから進学してほしい」とお願いされたんです。

当時はちょうど子どもの手が離れてきて、「師長ってかっこいいな、私も呼ばれてみたいな」という憧れもあって(笑)、40歳目前でやっと看護師を目指す決意をしました。資格取得後は師長職を4年間勤め、グループ施設の老健での看護部長職も経験し、世界がぐんと広がりましたね。

3年ほど老健で勤務したのですが、それまで病院勤務の経験しかなかった私にとって、在宅生活を支える場で地域包括ケアシステムの実情を知ることができたことは、本当に貴重な経験となりました。

テーマ1

現在の挑戦

こちらの病院の看護の特徴について教えてください。

当院は高齢者医療に特化した慢性期病院で、内科と精神科があり、「心のケア」と「身体のケア」の両方に携われる点が大きな特徴です。504床の入院設備は、内科病床342床と精神科病床162床に分かれていて、どちらも地域の急性期病院での治療を終えた方を受け入れています。

内科病床は、障害者病棟1つと内科療養病棟5つの構成。内科療養病棟の中にはリハビリ強化病棟を設け、神経難病に対する看護から退院支援に関する看護まで、多方面へのアプローチを学べる環境を整えています。

精神科病床は、精神一般病棟2つと精神療養病棟1つの構成。認知症と一般的な精神疾患の違いを学びながら、精神症状への看護力を磨ける環境です。当院には認知症看護認定看護師が在籍しているので、定期的に「認知症対応力向上研修」を開催してもらい、看護全体で認知症ケアを深めているんですよ。

看護をする上で大切にしていることを教えてください。

一番大切にしているのは「思いやり」です。有資格者として知識があり、科学的な根拠をもって看護にあたることは当然ですが、「小さな傷でも痛いだろうな」「うまく箸が使えなくてもどかしいだろうな」「声が出せなくて悔しいだろうな」など、根底に優しさがなければ看護の質は上がらないでしょう。

一緒に働く仲間には、患者様一人ひとりに温かく寄り添い、「その方にとっての最善は何か」を考えられる看護師であってほしいと考えています。

看護の看護部の目標を教えてください。

当院には病院で最期を迎える患者様も多いので、最期まで本人の意思を尊重し、その方が望むケアを提供するための「意思決定支援」や「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」を定着させていきたいと思っています。

私は老健に異動した時、施設での看取りを初めて経験し、最期まで自分のスタイルを貫きながら亡くなっていく方のお顔の穏やかさにとても驚きました。人生の最終段階を迎える患者様がその方らしい最期を迎えるための支援は、病院でもできると思うので、患者様に身近な看護師が意思決定支援やACPの実践を学ぶことはとても重要だと思います。

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職員への思い

看護部長として、心がけていることはありますか?

「スタッフ一人ひとりが大切な財産」と思っています。日々臨床で奮闘する仲間の力を信じること。そして、看護部を支えてくれていることに感謝すること。この二つを常に心に留めて管理業務にあたっていますね。

どんな方と一緒に仕事がしたいですか?

年齢や経験年数は問いませんが、何事にも誠実で素直な方と一緒に仕事がしたいです。看護部には、新卒入職の若手から子育て中のママさん・パパさん、定年退職前後のプラチナナースまで、いろいろな仲間が活躍しているので、似た境遇の仲間を見つけやすいと思います。

当院は院内保育室などの子育て支援が充実しているので、結婚・出産後もキャリアを継続しやすい環境があり、お子さんが3人、4人という子だくさんなスタッフも珍しくありません。看護部は約2割が男性看護師なのですが、最近は育休を取って子育てに積極的に参加しているパパさんが増えていて、素晴らしいなと感じています。

求職者へのメッセージをお願いします。

当院には、急性期後のさまざまな看護を経験できる環境があります。病棟の種類も幅広く、「精神科に興味がある」「認知症ケアを学びたい」「慢性期の看護に携わりたい」など、多様なキャリア志向に対応できますし、「まだ自分に合う領域がわからない」という方でも、部署異動をしながら深めたい領域を見つけられるはずです。

また、職場の雰囲気もアットホームでスタッフ同士の仲が良く、10年、20年と長く勤務する仲間がたくさんいることも自慢です。私自身も学生時代を含めると、当院に勤務して30年以上になり、人間関係に恵まれたから長く働くことができたと感じています。ぜひ、私たちと一緒に看護を楽しみましょう。

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プライベートの過ごし方

自分の時間を満喫★

お休みの日は、おいしいものを食べに行ったり、お気に入りのカフェに行ったり、自分のための時間を持つようにしています。ガラス細工を集めるのが趣味なので、日頃からガラス工芸品の展示会などの情報をチェックし、よく足を運んでいます。

プライベート