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医療法人社団 苑田会 愛里病院 リハビリテーション科

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

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メイン写真
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地域の患者様に愛される
セラピストを育てたい

Profile

作業療法士 副主任 苑田会リハビリテーション部教育管理委員会所属 福祉系専門学校で作業療法士の資格を取得後、新卒で「愛里病院」に入職。主に入院患者様への作業療法の経験を積み、副主任に就任後は4階の地域包括ケア病棟のリーダー業務を務める。学生への実習指導に興味を持ち、2023年に実習指導者講習を修了し、2025年度より苑田会リハビリテーション部の教育管理委員会に所属して現在に至る。

これまでの歩み

作業療法士を目指したきっかけについて教えてください。

昔から「人と話すこと」や「身体を動かすこと」が好きで、学生時代に福祉を目指す学校のオープンキャンパスに参加した際、作業療法士の仕事を知り、私にはこの職業しかない!と思って突き進んできました。自分の知識や技術で、誰かの生活をより良くできるって、とても素敵な仕事だと思ったんです。

新卒からこちらの病院に勤務しているそうですね。

はい。当院は学生時代にお世話になった実習病院で、他の実習先と比べて自由度が高く、自分で考えながらリハビリに取り組める環境に魅かれて入職を決めました。実習の印象が入職の決め手になったので、私自身も実習生の教育に携わりたくて、2023年に実習指導者講習を修了し、今も地域の専門学校の学生さんの実習に携わっています。

新人時代の思い出について教えてください。

私が新人の頃の当院は、現在と真逆のスパルタな職場で、勤務時間内に業務が終わらず、毎日終電で帰っていた記憶があります。時代とともに業務改善が進み、今では「残業ほぼゼロ」のとても働きやすい職場に変わりましたが、新人時代はプライベートの時間を十分確保できないことが辛かったです。

仕事に追われる毎日の一番の癒しは患者様との時間で、いつも元気をもらっていました。ある時、リハビリが終わって何気なく患者様の手を握ると、「こんなに小さな手で頑張っているんだね」と、優しい言葉をかけていただき、思わず涙がこぼれました。当時は頑張りを認めてもらえることがあまりなかったので、すごく嬉しかったです。その患者様は目が不自由な方だったので、泣いたことを気付かれないように、声だけは元気に対応しました。

またある時は、患者様が私とのリハビリのエピソードをよく日記に書いていたようで、ご家族から「いつも親切にしてくれて、ありがとう」と、感謝を伝えられたことがあります。その方は退院後も当院の外来リハビリに通って、私に会うたびに話しかけてくれました。
当院では入院中のリハビリだけでなく、外来リハビリ、通所リハビリ、訪問リハビリにも対応しているので、地域の患者様と長いお付き合いができて、そのぶん信頼関係も深まるんですよ。

テーマ1

教育担当者としての取り組み

現在の取り組みについて教えてください

リハビリテーション科では、病棟ごとに担当リハビリスタッフを配置していて、私は地域包括ケア病棟を担当するリーダーなので、新入職員のOJTに携わることが多いです。新卒者にはもちろん、中途入職者にもキャリアに応じたマンツーマンのOJTを実施していて、仕事で困っていることがあれば相談しやすい環境も整えています。

あとは、病院全体の褥瘡委員会に所属しているので、各病棟のポジショニングの指導に入ることも多いです。2025年度から苑田会リハビリテーション部の教育管理委員会の委員になったので、今後はグループ全体の教育にも携わっていく予定です。

魅力的な教育体制について教えてください。

各人が興味のある外部研修に積極的に参加できる体制があるところが魅力です。キャリアサポートとして、外部研修や資格取得費用を年3回まで病院に負担してもらえる制度があり(1回につき上限2万円)、呼吸のリハビリに関する資格や、ピラティスの資格などを取得したスタッフもいます。

どんな後輩セラピストを育てていきたいですか?

思いやりを持って患者様・ご家族と向き合えるセラピストを育てていきたいです。リハビリ手技や、身体機能を評価するスキルを高めることも重要ですが、患者様本人の希望や、退院後に望む生活に寄り添い、相手の立場に立って関わっていくことを大切にして欲しいと思っています。

テーマ2

求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

当科では自ら学ぶ姿勢を大切にしているので、研修参加は自由です。ワークライフバランスを重視し、業務を通じた学びを中心としていて、業務時間外の研修や委員会活動などもありません。自分のペースで無理なくスキルアップを目指せるところが魅力で、外部研修費用補助制度や、資格取得支援制度など、自律的な学びを後押しする制度も整っています。

また、苑田会リハビリテーション部では、オンデマンド研修を配信したり、合同勉強会を開いたり、グループ病院・介護施設での研修の機会をつくったりと、さまざまな学びの機会を提供しています。ぜひ、自分に合った学びを選び、理想のキャリアを実現してください。

テーマ3

プライベートの過ごし方

職場の仲間と美味しいゴハン☆

美味しいゴハンが好きなので、休日や仕事帰りにお店を開拓して、職場の仲間と楽しんでいます。当院は希望休が通りやすいので、好きなアーティストのライブに行ったり、連休をとって旅行に行ったりと、プライベートを充実させることができています♪

プライベート