病院の特徴

建物は10F建てで、屋上には救急搬送や災害時に活用するヘリポートを設置。
一般外来はもちろん、各種専門外来も充実した外来部門には1日平均約1000人
の来院があり、地域屈指の救急応需率を誇るERには救急救命士を複数名配置し、
各部署と連携を図りながらチームで「断らない救急医療」を実践しています。

419床（ICU12床）の入院設備は11の病棟で構成され、急性期の患者様が中心。
さまざまな手術実績も豊富で、最新鋭の医療機器やシステムを積極的に導入し、
専門性が求められる高度な手術にも対応しています。

また、神奈川県災害協力病院として、災害医療の体制も充実させていて、
NPO法人TMAT（徳洲会医療救援隊）隊員の育成にも力を注いでいるのが特徴。
さらに、外国人患者様が多い地域柄、世界の中で最も厳しい基準を持つ医療施設
評価機構とされる「JCI認証」や、外国人患者受け入れ医療機関認証制度「JMIP
認証」を取得し、誰もが最善の医療を受けられる社会の実現にも努めています。

病棟カンファレンスでは、スタッフ間の意見交換が活発に行われています。

看護部の教育体制

入職後のOJTは「チーム制」とし、看護部全体で新人さんを育てていく方針。
振り返りや目標管理などはチューター（相談役）と教育担当者が担い、
技術指導は同じ部署のスタッフ全員が携わります。また、中途入職者にも
サポート役の先輩が付き、業務に慣れるまでフォローに入るので安心です。

継続教育ではラダーを活用し、入職後2年間で急性期のジェネラリストに
成長した後は、教育・マネジメント・スペシャリストなど、興味のある分野を
深めていけるようバックアップ。自己学習支援として、e-ラーニングを導入
しているほか、数多くの専門書を所蔵する職員用図書室も完備しています。
キャリア支援も手厚く、認定看護師の資格取得や特定行為研修の修了などを
目指す場合には、研修費用の負担と研修期間の給与保障を行っています。

看護部教育委員会では、専門職としての知識・技術の向上だけでなく、
チーム医療における円滑な多職種連携や、医療従事者としてのホスピタリティ、
社会人としての成長なども重視し、多様な学びの場を提供しています。

職員食堂のメニューは、朝食150円、昼食250円、夕食250円とリーズナブル。眺めの良い10階にあり、窓からの景色に癒されます。

さまざまな働きやすさを用意し、
人としての成長もサポート。

すべてのスタッフが豊かな人生を歩み、自分らしく働き続けられるように、
ワークライフバランスの充実に向けた取り組みを推進。残業時間の削減や
有休消化の促進、希望休を反映したシフト作成などを行っているため、
結婚・出産後も無理なく仕事を続けやすく、
子育て中のママさん・パパさんもいきいきと活躍しています。

院内保育室は24時間対応で、休日と夜間の学童保育、幼稚園との二重保育、
病児保育にも対応。お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務
の選択もでき、お子さんの体調不良や行事によるお休みにも理解を得やすく、
近年では男性看護師の育休取得率も上がっています。

2020年には、「優れた医療人であると同時により良き社会人であれ」という
方針のもと、多職種で「人材育成センター」を発足。スタッフの人間力を高める
研修を行うことで、ケアの質や接遇、スタッフ同士の関係性などをより良くし、
組織の活性化へとつなげています。

24時間対応の院内保育室「かもめ園」。定員88名と大規模で、毎日40名ほどの子どもたちの利用があります。