病院の特徴

194床の入院設備は、一般急性期86床・回復期リハビリテーション43床・
地域包括ケア22床・地域包括医療43床の構成。地域包括医療病棟は2024年10月
に開設した新しい病棟で、さまざまな専門職がチームを組んで、
増加する高齢者救急の受け入れや、入退院支援に力を注いでいます。

地域の基幹病院として多様な診療科目を標榜し、外来には来院者をスムーズに
適切な支援につなげる「患者支援コーナー」を設置。手術室は5室体制で
緊急手術にも柔軟に対応し、内視鏡室・化学療法室・透析室などの専門部署も
充実していて、それぞれの部署に関連する専門看護師・認定看護師などの
スペシャリストによるケア提供体制も構築されています。

現在、病院のすぐ近くで新駅の建設工事が進んでいて、2028年度内に開業予定。
開業後は中心市街地へのアクセスが向上し、新たな街づくりも進む予定で、
地域と共に発展する病院を目指して、院内リニューアルを前向きに検討中です。

外来の待合ロビーには、来院者の総合的な相談業務を担う患者支援コーナーを設置しています。

充実した教育体制

看護部では新卒採用にも中途採用にも力を注ぎ、入職後は一人ひとりの個性や
ペースに合わせた指導を実施。1年目は、新人研修計画やプリセプター制度
によるOJTを用意しているほか、定期的な個人面談でメンタルケアも行い、
一日も早く職場に馴染めるように部署全体で支えています。

2年目以降も、ラダーを活用して目標を持って学びに取り組める環境を用意。
院内研修だけでなく、済生会本部の研修や、看護協会などの外部研修にも
積極的な参加を促し、自己学習支援としてeラーニングも導入しています。

済生会看護部では、会全体で研究活動や学会発表などに取り組んでいて、
資格取得などを支えるキャリア支援制度も用意。済生会奈良病院には、
2名の専門看護師、5分野（緩和ケア・がん化学療法・感染管理・皮膚排泄ケア・
訪問看護）・7名の認定看護師が在籍しています（2025年4月）。

入職後はプリセプターの先輩が付き、マンツーマンの丁寧なOJTを行っています。

働きやすい職場づくり

看護部には、20代から60代まで幅広い年齢・キャリアのスタッフが在籍。
結婚・出産後も仕事を続けやすいように多様な働き方を推進していて、
お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務を選ぶスタッフも
多くいます。パート勤務の場合、希望の勤務日数・曜日・時間帯などの相談に
柔軟に対応してもらえて、お子さんの成長に合わせて見直すことも可能です。

また、希望休が通りやすく、お子さんの行事や体調不良によるお休みにも
理解があり、有休・連休も取得しやすい職場です。病院全体で時間外業務の
削減にも取り組んでいて、時間外が発生した場合は、残業だけでなく
始業前の準備（前残業）にも手当を支給しています。

魅力的な福利厚生として、無料の職員用駐車場や、リーズナブルな職員食堂、
院内コンビニがあるほか、済生会グループ共通の各種保険なども充実。
将来的には看護DX導入による業務の効率化・負担軽減も目指しています。

質の高いチーム医療を実践するため、多職種での話し合いの場を大切にしています。