病院の特徴と
カメリアグループについて

198床の入院設備は本館とアネックス棟にあり、本館は精神科治療病棟50床、
リハビリテーション病棟56床、長期療養病棟50床、アネックス棟は
児童思春期・ストレスケア病棟42床（児童思春期専用ユニット18床）の構成。
どの病棟にも若い世代の患者さんが多く、全体の約3分の1が児童期～青年期で、
認知症を抱える老年期の患者さんは1割程度と少ないのが特徴です。

外来は予約制で、児童思春期ならではの心の問題と向き合う専門外来も充実。
別棟には在宅支援を担う「こころのリハビリテーションセンター」があり、
思春期・成人・自閉症のデイケアプログラムを実施しているほか、併設された
関連施設「大村椿の森学園（児童心理治療施設）」とも密に連携しています。

所属するカメリアグループは、1966年開院の「大村共立病院」からスタートし、
現在では各地で医療や精神保健福祉、保育・幼児教育などの事業を展開する
大きな組織として成長を続けています。

多職種カンファレンスの様子。部署の壁がなく、職種を越えた意見交換が活発に行われています。

教育とキャリアサポートの充実

看護部では、新卒採用・中途採用ともに力を注いでいて、中途採用においては
精神科経験者だけでなく、未経験者も大歓迎。業務に追われず、患者さんに
時間をかけて寄り添っていける環境があり、より良いケアを目指して
多くのスタッフがスキルアップ・キャリアアップに励んでいます。

入職後は、業務に慣れるまでプリセプターの先輩が付き、マンツーマンの
丁寧なOJTを実施。院内研修はラダー制度に沿って計画し、在籍する2名の
精神科認定看護師が講師となって専門教育を充実させているほか、各病棟でも
実践に役立つ勉強会を定期開催しています。また、業務貢献につながる院外研修
は病院が費用を援助していて、多くのスタッフが積極的に参加しています。

また、いつでも好きな時間に学べるeラーニングを導入し、自己学習支援も
サポート。キャリアサポートとして資格取得支援制度もあるので、
認定看護師などのスペシャリストを目指す際も職場のサポートが受けられます。

作業療法でも使用するパノラマカフェテラス。窓からは美しい大村湾を一望できます。

さまざまな働きやすさが整っています

患者さんに真摯に向き合い、寄り添った看護を提供するには、
看護師自身の心の余裕が大切と考え、業務負担軽減と処遇改善を推進。
病院全体で残業削減に取り組み、どの部署も残業ほぼゼロを実現していて、
公休はもちろん、有休や連休も取得しやすい職場づくりを進めています。

看護部には、20代から60代まで幅広い年齢・キャリアのスタッフが在籍し、
男性看護師も多数活躍中。ライフスタイルを考慮した働き方を提案して
もらえるので、小さなお子さんを持つスタッフも多く、
女性だけでなく男性職員も積極的に育休を取得しています。

人間関係が良好で、「お互いさま」の精神を大事にしているので、
お子さんの急な体調不良などでお休みする場合も理解が得やすい環境。
職種に関係なくコミュニケーションが取りやすく、
患者さんを中心とした理想的なチーム医療が実現しています。

広大な敷地内には緑がたくさんあり、天気の良い日は患者さんとの散歩を楽しみます。