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社会福祉法人 黎明会 南台病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

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メイン写真
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すべての仲間が
看護を心から楽しめる職場を

Profile

看護部長 認定看護管理者/渡辺 美奈北海道中標津町出身。日本赤十字武蔵野短大卒業後、武蔵野赤十字病院に入職。小児・外科・内科病棟、救急センターを経験し、日赤本社への出向を経て大学院で経営を学ぶ。日本赤十字社医療センターで病棟師長、副看護部長を歴任。定年退職後、2025年度より南台病院の看護部長に就任。

これまでの歩み

看護師を志した理由と、新人時代の思い出を教えてください。

看護師を志した理由は、自立した女性になりたかったからです。当時、女性が自立できる職業といえば、看護師か教師しか選択肢がないと私は思っていて、母親が看護師だったので自分も同じ道を選びましたが、進路を決めたのは高校入学の頃。今は看護師になって本当に良かったと思っているけれど、学生時代は一般大学で学ぶことに憧れたし、ほんとは新聞記者になりたかったんだよなぁという思いもありました(笑)。

新人時代は小児病棟に勤務し、忙しいながらも充実した毎日を送っていました。卒後4年目で派遣された研修所(現在のファーストコース)のゼミでは、大半のメンバーが「辞めたい、辞めたいと思いながら何とか働いてきました」と感想を語る中、私だけが「すごく楽しかったです!」と言っていましたね。

でも、すかさず周りから「それは先輩が相当フォローしていたはずだよ!」と、指摘されてしまって…(笑)。自分が楽しく働けたのは先輩方のおかげだったことを気付かされたと同時に、若手がのびのびと働ける環境をつくる管理職って素敵な仕事だな、私も管理職になってみんなが看護を楽しめる環境をつくりたいな!と考えるようになったんです。

新人時代、印象に残っているエピソードはありますか?

病棟に一番厳しいと評判の先輩がいたのですが、ある夜勤の時、病棟内で発熱者が大勢いて、何にもできなかった私が大量に氷枕を作っていると、その先輩が「すみません、ありがとう」と、優しく声をかけてくれたんです。先輩から認めてもらえたようで、本当に嬉しかったですね。

その先輩は仕事に人一倍厳しかったけれど、すごく信頼できたし、今思うと後輩を育てることにも長けていたと感じます。

大学院に進学して経営を学んだこともあるそうですね。

そうなんです。日赤本社に出向し、健全な病院運営や経営支援を担う「医療事業推進本部」に在籍した際、経営に興味を持って進学を決めました。その部署ではすべてのグループ病院の経営状況を把握できたのですが、黒字の病院と赤字の病院がある現状を知り、どの病院の看護師も毎日忙しく働いているのに、どうして差が出るんだろう?と、疑問を持ったんです。

大学進学は思い切った決断でしたが、経営に関する修士(MBA)を取得したことは、多くの人脈を得ることができ、私の人生を充実させる大きな財産になりました。現在では、両親の介護問題に直面し、地域連携、介護施設にも強く関心をもつようになりました。

日赤を定年後に当院に再就職した理由も、当院を運営する「社会福祉法人 黎明会」の事業展開に魅力を感じたからです。黎明会では病院だけでなく、老健・特養・障害者施設・訪問看護ステーションなど、多様な施設を運営しているので、これまでのキャリアを活かしつつ、施設運営に関する学びもできそうだと思いました。

テーマ1

現在の挑戦

こちらの病院の看護の特徴について教えてください。

地域の急性期病院の後方支援を担う当院には、療養目的の高齢患者様が多く、一人ひとりに寄り添った看護を提供できることが大きな特徴です。

私は今まで、平均在院日数10日前後の急性期の病院でしか働いた経験がなく、「時間がなくて、患者様に寄り添えない」と悩む同僚をたくさん見てきました。でも当院には、患者様とのケアに関わる時間があるはずですから、「寄り添えない」という言い訳は通用しないし、看護の質が問われる場面が多いです。

そんな当院で私が取り組みたいことは、スタッフ一人ひとりが理想の看護を実現できる職場づくりです。私自身も急性期の現場で長年抱いてきた悩みや課題がありましたから、それを解決するための「今」と捉え、実践したい看護について仲間と考え、語り合っていけたらと思っています。

大切にしている看護方針について教えてください。

「やさしさと笑顔がつくる信頼感」です。当院の看護師には、やさしさと笑顔を何よりも大切にして、患者様からもご家族からも信頼される存在を目指してほしいです。現在の私は、子育てが終わって親の介護がスタートし、「高齢者の介護・生き方」について当事者として考えるようになりました。当事者意識を持ちながら看護のホスピタリティの向上に取り組んでいくつもりです。

看護部には看護補助者も多く活躍しているそうですね。

そうなんです。入院患者様は身体介助や生活支援が必要な方が多く、どの病棟にも看護補助者を手厚く配置し、教育に力を注いでいます。当法人では「黎明会ケアスクール」という研修事業も展開していて、資格取得支援制度も整っているので、看護補助者はほぼ全員が介護福祉士資格を有しています。

入職時は無資格・未経験の方でも、介護のプロとしての自覚を持ってチーム医療に参加してもらえるように、専門教育を充実させて資格取得も応援し、2024年度からは看護補助者のクリニカルラダーも導入しました。また、新たに「おむつマイスターの認定制度」も導入し、適切なおむつの使い方や排泄ケアについても理解を深めています。

テーマ2

職員への思い

スタッフのために取り組んでいることはありますか。

私は2025年度に当院に赴任したばかりなので、まだこれから…という感じですが、できる限りスタッフ一人ひとりと直接対話をしていきたいと思っています。

私以外の管理職は、当院で長く活躍している方が多いですが、前任の看護部長がしっかり教育を行ってくれていたおかげで優秀なメンバーばかり。管理会議を開いても、共通言語で会話ができるのでいろいろなことがスムーズに進み、これからが楽しみです。

どんな仲間と一緒に仕事がしたいですか?

年齢・キャリアは問いませんが、仕事に対する熱意とやりがいを持っていて、高齢患者様に寄り添う気持ちを大切にしている方がいいですね。当院は残業がほとんどなく、ワークライフバランスを実現しやすい職場なので、子育て中の方も無理なく活躍できると思います。

求職者へのメッセージをお願いします。

長い歴史を持つ当院は、数年以内に改築の予定です。コロナ禍以降も少しづつ患者数が増えていて、伸びしろがたくさんある病院だと感じています。
スタッフ一人ひとりの力を合わせて、もっと地域に貢献できる病院を目指したいと考えているので、ぜひあなたの力を貸してください。一緒に楽しく働きましょう。

テーマ3

プライベートの過ごし方

ツーリングでリフレッシュ!

私の趣味は、バイク、スポーツ観戦、音楽鑑賞、映画鑑賞、ゴルフなど、たくさんあるのですが、なかなか時間が取れないのが悩みでした。職場が変わり最近は、学生時代に取得したバイクの免許(大型限定解除は数年前)を活かし、天気の良い日は、通勤を兼ねて、ちょっと遠回りですが、多摩湖周辺をツーリングし、リフレッシュしています☆

プライベート
《看護師編》経験が浅い方・ブランクのある方も大歓迎。教育サポート、バッチリです。

Webで病院見学看護師編

《看護補助者編》介護職の約9割が介護福祉士資格を取得。無資格・未経験の方も応援。

Webで病院見学看護補助者編

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