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職場の舞台裏、もっと知りたい…。実際の様子やスタッフを見たい…。そんなあなたに代わって、見学に行ってきました!写真と文章でお届けします。ゆっくりご覧ください。

社会医療法人財団 城南福祉医療協会

大田病院

( 急性期・回復期病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

高齢化社会が進む中、リハビリスタッフに求められる役割は、これから大きく発展する可能性があります。専門スキルを学んだり、ダブルライセンスを取得したり、時代の波に乗り遅れないように、新しい一歩を踏み出す必要がありそうです。急性期・回復期のリハビリに特化した「大田病院」は、365日体制のリハビリに取り組む地域密着型病院。リハビリ科の教育に力を入れ、病院が対応できるリハビリ領域を更に広げていきたいんだとか。さっそく見学に行って、どんなスキルアップができる職場かチェックしてきます!

形 態
急性期・回復期病院
所在地
東京都大田区/大森町駅
病床数
189床 ※急性期139床(うちHCU4床)、回復期50床
百聞は一見にしかず見学開始!!

玄関

京浜急行線「大森町駅」は、「品川駅」まで約10分という利便性の高さが魅力。駅前には活気ある商店街が広がり、スーパー、飲食店、書店などが軒を連ねています。駅から産業道路へ進み、大森東中学校近くの交差点を左折すると、住宅街に囲まれた「大田病院」がありました。近隣には、同法人の診療所や、訪問看護ステーションが点在しています。玄関で迎えてくれたのは、作業療法士の北澤さん。今日はよろしくお願いします!

通所リハビリテーション

玄関脇には、併設された「通所リハビリテーション」の入口があります。入職後は、通所リハビリの経験も積めるんですか?「病院所属のスタッフは、入院患者様のリハビリのみですが、異動希望を出せば、通所リハビリ・訪問リハビリで働くことも可能です。当院では急性期・回復期のリハビリを担い、グループ施設で慢性期や在宅のリハビリに対応しているので、法人のスケールメリットを活かして、幅広い領域のリハビリを経験できるんですよ」。

OT室

まずは、北澤さんが活躍するOT室へ。患者様の作品がたくさん飾ってありますね!「当院はリハビリスタッフの人数が多いので、手工芸などの余暇活動も充実させることができるんですよ」。リハビリ科には、何名のスタッフが在籍しているんですか?「PT25名、OT18名、ST7名の計50名です(2017年10月現在)。2017年度には、HCUの開設や、糖尿病の教育入院を開始し、多職種チームによる『がんのリハビリ』も展開予定なので、スタッフを更に増員予定!特に、OTを大募集しています」。

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

OT室

どんなリハビリが学べる職場なんですか?「対応疾患は、脳血管、整形、呼吸器が中心で、OTもPTと一緒に、循環器や廃用症候群などのリハビリに対応することもあります。また、特徴的なのは、OTによる『手の外科のリハビリ』、STによる『嚥下造影検査評価』と『NST(栄養サポートチーム)への参加』、PTによるスクイージング(排痰を促す介助)やカフアシスト(排痰補助装置)を使用した排痰法などがあります」と、北澤さん。専門的なリハビリにも取り組んでいるんですね。

PT室

つづいて、PT室へやってきました。リハビリ設備が充実していますね〜。「ええ。幅広い疾患の患者様に個別に関わっていくため、リハビリ環境を充実させ、スタッフそれぞれが得意分野を持っています。認定PT、呼吸認定療法士、糖尿病療養指導士、ケアマネージャー、福祉住環境コーディネーター、認知症ライフパートナー、フットケアトレーナー、離床アドバイザー、心電図検定、おむつフィッターなど、ダブルライセンスを持つスタッフも多いんですよ」と、北澤さん。

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

PT室

「こちらの2人のPTは、呼吸療法認定士を取得しています。当院はスタッフのキャリア開発に協力的で、院外研修への参加や、各種認定資格の取得を推進しています。必要な院外研修であれば日勤扱いになり、費用まで負担してもらえるんですよ」と、紹介してくれました。365日体制でリハビリを提供する中でも、スタッフの学びも大切に考え、興味のある外部研修にはなるべく参加できるようシフトを調整しているそうです。

研修写真

「これは、先日開催した院内研修です」と、写真を見せてくれました。院内研修はよく開催しているんですか?「はい。毎月1回以上あります。院外で学んだ知識を共有する伝達講習も行っているので、参加できなかった学会の内容なども学ぶことができ、スキルアップにつながっています。最近は、外部から講師を招くことも増え、職場で最新の知識・技術を学べるようになりました」と、北澤さん。

PT室

フロアを見渡すと、女性スタッフが多く活躍していますね。「はい。産休・育休制度をはじめ、時短勤務制度や、保育室など、子育て支援体制が整っているので、女性の定着率が高いんです。こちらのPTは、4歳のお子さんを育てながら働いているんですよ」と、紹介してくれました。有休を時間単位で消化できる「時間休制度」もあり、お子さんの急な発熱で遅刻・早退したい時などに活用できるんだとか。

PT室

午前中のリハビリが終了すると、チームカンファレンスが始まりました。「リハビリ科は、急性期病棟と回復期リハビリテーション病棟のチームに分かれていて、各チームの職種ごとに週2〜3回のカンファレンスを開いて、患者様の情報共有を行っています。所属チームは2年〜2年半で交代するため、1つの職場で幅広い経験を積むことができるんですよ」と、北澤さん。

創意工夫を伺う独自の取り組み

PT室

「こちらは、患者様から大好評の園芸プログラムや手芸プログラムの写真です」と、北澤さん。皆さん楽しみながらリハビリに取り組んでいますね。「そうですね。リハビリ科では、身体機能の向上だけでなく、これまでやってきた趣味活動の再獲得など、在宅復帰後のフォローアップにも力を入れているんです。退院後、生きがいのある暮らしを送っていただけるよう、さまざまな活動プログラムを用意しています」。

駅伝大会の写真

スタッフの皆さんは、趣味を楽しむプライベートの時間は確保できていますか?「もちろんです。当院は、仕事以外でもスタッフの交流が盛んで、サッカー、野球、バレーボール、テニス、手話など、いろいろなサークルが立ち上げられています。この前は、マラソン好きのスタッフがメンバーを集めて、駅伝大会に参加したんですよ」と、写真を見せてくれました。わぁ、楽しそ〜!

カンファレンスルーム

最後は病棟へ伺い、多職種カンファレンスを見学させていただきました。「回復期リハビリテーション病棟では、病棟カンファレンスに必ずリハビリスタッフが参加し、主治医や病棟スタッフとともに、治療計画や退院後の方向性を話し合っています」と、北澤さん。多職種連携による「チーム医療」が定着しているところも、働く大きな魅力ですね!今日はありがとうございました。

介護21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

――お疲れさまでした。リハビリテーションに力を入れる病院、いかがでしたか?
「365日のリハビリテーション」を実施しているだけあって、リハビリ科の人数も多かったですし、スタッフのレベルアップに向けた教育体制も整っていました。脳血管、整形、呼吸器、循環器、消化器など、さまざまな疾患へのリハビリを経験することができ、2017年度中には「がんのリハビリ」の施設基準も獲得予定とのことです。
――365日のリハビリテーション体制って、忙しいのでしょうか?
そんなことはないようです。ワークライフバランスをとても大切にしている職場で、残業はほとんど発生しておらず、有休消化率も高かったです。子育て中のスタッフも活躍していて、希望のシフトが通りやすいそうですよ。
――では、ここはちょっと、というところは?
リハビリ科長さんとしては、まだまだスタッフ数を増やしたいそうです。現在は、新卒入職が多いので、他の病院で経験を積んだ中途入職者も、今後は積極的に採用したいんだとか。中途への教育もしっかりしていましたし、ダブルライセンスも推奨しているので、キャリア志向の方にはピッタリの職場だと思います。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
介護用具のレンタルもできる介護ショップが併設されているので、一人ひとりの患者様に最適な歩行器や車椅子を貸し出すことができるそうです。そのようなサポートが充実しているせいか、回復期リハビリテーション病棟の在宅復帰率は、80%台という高い数値をキープしているそうですよ。

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