

医療法人社団 中央白報会
白報会王子病院
( 一般病院 )


一日仕事を頑張った後は、早く帰宅してプライベートを充実させたいと考える方は多いはず。仕事の後の過ごし方次第で、翌日のモチベーションが変わりますよね。地域ニーズに応える総合的医療から専門医療までをカバーする「白報会王子病院」は、駅近の便利な立地にあり、残業の削減に努めて「定時に退勤」を目指しているのだとか。家庭を持つ方にも、独身の方にも魅力的な職場環境が整っているらしいので、さっそく見学に行って確かめてきます!
- 形 態
- 一般病院
- 所在地
- 東京都北区/王子駅
- 病床数
- 一般112床、透析ベッド数48床

玄関
「白報会王子病院」へのアクセスは、JR「王子駅」北口から徒歩わずか5分。東京メトロ南北線「王子駅」、都電荒川線「王子駅前」と、3路線が使えてバス便も充実しているため、通勤にとても便利です。病院は創立70年近い歴史があるものの、外壁のリニューアル改修をしたため、とてもきれいな印象です。玄関では、病棟主任さんが迎えてくれました。「ようこそ!今日は自慢の職場をたっぷりご案内します」。


外来待合室
さっそく玄関を入って外来待合室へ。「外来患者様は、当院を『かかりつけ病院』として定期的に利用している地元の高齢者の方が多いです。在宅療養中に万が一のことがあっても、当院の医療スタッフが24時間体制でサポートできるように、『在宅療養支援病院』の認定を取得しているんですよ」と、看護師さん。グループ法人の介護施設や在宅診療所とも連携を図りながら、地域に暮らす高齢者の方の安心を支えているそうです。


廊下
廊下で外来主任さんにお会いできました。お2人の和やかな様子に、こちらもついリラックス。皆さん、仲がいいんですね。「はい。部署や上司・部下の枠を超えて、お互いの立場を尊重し合える風土が根づいていると感じます」と外来主任さん。病棟主任さんも「私は産休明けで復帰したばかりなのですが、みなさん仕事と家庭の両立に理解のある人ばかり。勤務体制も調整してもらったりと、働きやすさを感じています」と笑顔です。


ナースステーション
病棟のナースステーションでは、スタッフの皆さんが迎えてくれました。どんなところに働きやすさを感じていますか?「病棟の日勤は9:00~17:00の実働7時間で、残業が少なく、外が明るい時間に退勤できるところです。駅が近いのも嬉しいです。また、周辺は商業施設や飲食店が充実しているので、仕事帰りのお買い物にも便利ですし、ときどき部署の仲間とゴハンに行くこともあります」と、皆さん。


ナースステーション
教育面はいかがでしょうか。「看護部には中途入職の方が多いので、キャリアに合わせた個別の指導計画を立てて、丁寧なOJTで、一人立ちできるまで先輩みんなでしっかり指導しています。教育担当主任による研修体制があり、教育担当主任が常に見守って悩みの相談にものっています。急性期の患者様が主体の病棟ですが、緊急入院はそれほど多くないですし、予定手術が基本なので、マイペースに学んでいける環境だと思います」。


ナースステーション
お次は、病棟師長を紹介していただきました。「看護部には、20代から60代まで幅広い年齢層のスタッフが活躍しています。新人さんの様子を気遣う面倒見の良い先輩ばかりなので、質問・相談がしやすく、安心して働ける環境だと思います」と、病棟師長。それは安心です。


ナースステーション
「あ、院長!」と、看護師さんが駆け寄りました。院長(写真中央)はとても気さくな人柄で、患者様からも職員からも慕われているんだとか。「窪田院長は、腎臓内科・透析の専門医として全国的な知名度を持つスペシャリスト。日本の腹膜透析のパイオニア的存在で、院長が中心となって当院で開発した腹膜透析の段階的導入法『SMAP』は、日本全国に広まっています。地域密着の総合的な医療だけでなく、透析医療も当院の強みなんですよ」。


透析室
つづいて、透析室へやってきました。「当院の透析室では、血液透析にも腹膜透析にも対応していることが特徴。患者様の割合は、血液透析が約100名、腹膜透析が約30名で、入院中の腹膜透析には病棟看護師が対応しています。院内にはシャント関連手術や、PTA(経皮的血管形成術)を行う設備も整っていて、透析の導入期、維持期、合併症発症期の管理まで、多職種によるチーム医療で対応しています」。


リハビリテーション室
お次はリハビリ室へ。「ここでは理学療法士によるリハビリを行っています。当院では入院患者様の復帰を支援するリハビリの他、スポーツ整形にも力を入れていて、運動機能に特化したプログラムもあります」と、看護師さん。スポーツリハビリ中のPTさんがいたので話を伺ってみると、「ラグビー部の大学生の患者様もよく訪れますね。皆さんが健やかに運動できるよう、精一杯サポートしています」とのことでした。


職員食堂
看護師さんオススメの職員食堂へ行ってみると、管理栄養士さんにばったり遭遇。「昼食メニューは一食330円で、カレー・麺類・日替わり定食の中から選ぶことができます。月に1~2回のイベント食がとても好評で、今月は『ひな祭り』にちらし寿司、『ホワイトデー』にクリームシチューと、季節行事にちなんだ献立を考えているんですよ」と、管理栄養士さん。今日のランチも美味しそうですね!


屋上
最後は、周辺の景色を見渡せる屋上へ。「ここは新幹線のビュースポットなんですよ。さまざまな新幹線が5~8分間隔で通過するのを眺められます。新幹線が発着する『上野駅』が近いので、地方出身の方は帰省に便利ですよ」。福利厚生としてリーズナブルな職員寮があり、北海道から沖縄まで、さまざまな出身地のスタッフが活躍しているんだとか。今日はありがとうございました。

帰り道

――お疲れさまでした。プライベートを大切にできる職場、いかがでしたか?
- 救急指定病院なので、緊急入院が多いのでは?と想像していましたが、近隣に大学病院などの高度救命センターが多く、基本的には予定手術のみなのだとか。病棟では残業が発生しないように協力し合っているため、定時に退勤できる日が多いそうです。
――看護部にはどんなスタッフが活躍していましたか?
- 年齢層や既婚率にあまり偏りがなく、多様な人材が活躍している印象を受けました。東京での生活に憧れて北海道から上京した第2新卒の方や、お子さんを持つママさん、勤続30年近いベテランスタッフなど、スタッフの個性がとても豊かでしたよ。
――では、ここはちょっと、という部分は?
- プリセプター制度やラダー制度などを導入していない点が、そうした教育を希望する方にはもの足りない点かもしれません。ですが、先輩みんながしっかり指導してくれますし、教育担当主任が常に見守って悩み相談にも乗ってくれる体制なので、安心して教育が受けられ、成長できる環境だと、みなさんおっしゃっていました。
――最後に、ここだけの話をお願いします。
- 年に一度のご褒美として、選べる福利厚生プログラムがあり、関東・関西の有名テーマパークのチケットや、ホテルの豪華ディナー、バス旅行など、好きなものを選べるそうです!
駅近の便利な立地で、プライベートを充実させながら働きたい方
総合的な看護スキルを養いながら、透析看護の専門性も身に付けたい方