
《 リハビリスタッフ編 》 回復期リハビリ病棟を持つ病院は、在宅復帰を目指して積極的にリハビリに取り組む患者様が多く、セラピストとして学ぶことが多そうですよね。
横浜市港南区の「朝倉病院」は、市内で2番目に回復期の病棟を立ち上げ、多職種が一丸となって常時90%前後の在宅復帰率を維持しているそうです。働きやすさやスキルアップ支援も整っているそうなので、さっそく見学に行って、セラピストとして働く魅力を見てきます!| 形 態 | 回復期リハビリテーション病院 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市港南区/下永谷駅 |
| 病床数 | 90床(回復期リハビリテーション病棟45床、療養病棟45床) |

玄関
「朝倉病院」へのアクセスは、横浜市営地下鉄ブルーライン「下永谷駅」から徒歩12分。駅周辺は自然豊かな街並みが広がっていますが、電車に乗れば「横浜駅」まで直通24分と、利便性の高い立地です。
玄関では、入職1年目の作業療法士さんが迎えてくれました。「ようこそ!今日は自慢の職場をたっぷりご紹介しますね」。
| POINT | 横浜駅まで直通24分 |
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リハビリテーション科フロア
まずは、2階のリハビリテーション科フロアへ。「フロアの大部分がリハビリ科専用になっていて、最新のリハビリ機器を揃えた理学療法スペース、広い作業療法スペースや言語聴覚室、スタッフステーションがあります」。
「PT・OT・ST合わせて26名が在籍し(2026年1月)、入院リハビリ(回復期リハビリテーション病棟と療養病棟)と外来リハビリに対応しています」。今後はセラピストの人数を増やし、訪問リハビリも開始予定とのこと
| POINT | 広々としたリハビリ環境 |
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理学療法スペース
理学療法スペースに行ってみると、入職1年目の理学療法士さんが活躍していました。「入職後は、新卒者にも中途入職者にも教育担当の先輩が付き、丁寧なOJTを受けることができます」。
「私は新卒入職なので、毎日業務の最後に先輩と振り返りを行っていて、仕事の疑問点や困りごとなどもその日のうちに相談し、解決することができています」と、理学療法士さん。
| POINT | 手厚い入職時教育 |
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リハビリテーション室
お次は、リハビリテーション科の係長にお会いしました。「当院のセラピストは真面目で向上心が高いので、学習意欲に応えていけるよう、教育の充実に力を注いでいます」。
「月1回は脳外科の医師に講師を依頼して研修を開催しているほか、月2回は私が講師となり新卒入職1~5年目を対象に実技講習会を行っています。テーマは現場の声を聞いてそのときに必要なテーマで開催しているので、実践に活かしやすいと好評です」と、係長。
| POINT | スキルアップの機会が多い |
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言語聴覚室
言語聴覚室に伺い、言語聴覚士さんの仕事の様子を見学しました。「当院には脳血管疾患の後遺症のリハビリニーズも多く、言語聴覚室は3部屋設けています。こちらで、失語症・高次脳機能障害・構音障害などを抱える患者様と1対1で向き合い、機能回復訓練を行っているんです」。
「また、摂食・嚥下障害にも対応していて、栄養科と連携しながら食事形態を見直し、安全に食事を楽しんでいただく方法を検討しています」。
| POINT | 言語聴覚士が専門性を発揮 |
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作業療法スペース
作業療法スペースでは、子育て中の作業療法士さんが活躍していました。「リハビリテーション科には子育て中のママ・パパが多く、女性だけでなく男性セラピストも積極的に育休を取得しています」。
「子どもが小さいうちは時短勤務の選択も可能で、土・日のお休みが多くなるようにシフトを組んでもらえるため、家族と過ごす時間も大切にできています」と、ママさん。産休・育休から復帰して長く働くスタッフさんが多くいるそうです。
| POINT | 子育て世代も多数活躍中 |
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スタッフステーション
午前中のリハビリが終わると、スタッフステーションにセラピストの皆さんが集まり、コミュニケーションを取りながらカルテ入力を行っていました。
「当院は、勤務時間全てにリハビリを入れず、午前・午後それぞれの最後の20分間をカルテ入力時間として確保しています。そのため残業が少なく、定時退勤できることが多いです。定時の30分後の17時30分にはほとんどのスタッフが退勤しているんですよ」と、皆さん。
| POINT | 残業が少ない |
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リハビリテーション室
お次は、3学会合同呼吸療法認定士の資格を持つPTさんにお会いしました。「当院はキャリアサポートが手厚く、各人が興味のある外部研修・資格取得にかかる費用を、半年に1回は補助する制度が整っています」と、理学療法士さん。
ほかにも、認知症ケア専門士・福祉住環境コーディネーター2級・NST専門療法士の資格を持つスタッフさんが活躍しているとのこと(2026年1月)。
| POINT | さまざまな有資格者が在籍 |
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職員食堂
お次は、多職種が利用している職員食堂へ。「ランチは1食300円とリーズナブルな上に、栄養科のスタッフが腕によりをかけて毎日手作りしているので、とてもおいしくて栄養バランスもばっちりです」。
「90床の病院なので他部署の仲間とも顔見知りの関係で、職員食堂でばったり会うと笑顔で挨拶を交わしています」。
| POINT | リーズナブルな職員食堂 |
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リハビリテーション室
リハビリテーション室に戻り、作業療法士さんから「退院前は、必要に応じてセラピストが家屋調査に出向き、ご自宅の改修や、導入する福祉機器のアドバイスなどを行っています」と、作成した資料を見せていただきました。
「調査結果はこのように資料にまとめ、ご家族や担当する居宅のケアマネージャーさんに提示しているんですよ」。退院後の暮らしまで、しっかりサポートしているんですね。
| POINT | 退院後の安心を支える取り組み |
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リハビリテーション室
最後は、セラピストの皆さんが集まってくれました。「1日の勤務時間は実働7.5時間で、公休の希望が通りやすく、有休は1時間単位で取得できるので、とても働きやすいです」。
「また、誕生日休暇や年6日間のリフレッシュ休暇もあり、家庭やプライベートを大切にしながら長く働ける環境だと感じています」と、皆さん。魅力的な職場ですね!今日はありがとうございました。
| POINT | 休暇が充実 |
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帰り道

- ――おつかれさまでした。高い在宅復帰率を実現している病院、いかがでしたか?
入職時の教育サポートが手厚いだけでなく、脳外科医が脳卒中のリハビリに関する講義を行ったり、係長が若手のために実技講習会を行なったりと、学びの機会がとても多い印象を受けました。
現在は入院リハビリと外来リハビリのみですが、今後はセラピストを増やして訪問リハビリを開始し、在宅サポートを一層強化する方針だそうです。
- ――リハビリ科では、どんな方が活躍できますか?
- 新卒採用に力を注いでいるため新卒者はしっかり教育を受けながら活躍できると思います。また、スタッフそれぞれのアプローチ方法を尊重しているので、中途入職者はこれまでの経験を活かして働ける環境です。ワークライフバランスにも十分配慮しているため、結婚・出産後も働き続けたい方にも最適です。
- ――では、ここはちょっと、という点は?
- 係長さんとしては、小さなお子さんを持つスタッフのために、人員にもっと余裕を持たせたいそうです。お子さんの発熱などで急にお休みする場合にも、残りのメンバーで今以上に無理なくカバーできる体制を目指しているそうですよ。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 病院周辺にはラーメン屋さんが多く、スタッフ間で情報交換をしているのだとか。見学の帰りに、スタッフの皆さんイチオシのラーメン屋さんに立ち寄りましたが、絶品でした!
在宅復帰率の高い病院でスキルアップを目指したい方
結婚・出産後も、セラピストとしての専門性を高めたい方







