
仕事が忙しくて家庭や趣味の時間を大切にできない場合、「私生活の充実のために職場を変える」という選択肢もアリですよね。自然豊かな千葉県夷隅郡にある「大多喜病院」は、観光地やサーフィンスポット、ゴルフ場などに囲まれた精神科病院。スタッフの心の健康も大切にするためにさまざまな働きやすさを整えているとのこと。また、資格取得支援制度や奨学金制度が整っているそうなので、さっそく見学に行って働く魅力を見てきます。
| 形 態 | 精神科病院 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県夷隅郡/大多喜駅 |
| 病床数 | 363床(精神療養病床269床・精神病床36床・療養病棟58床) |
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

玄関
大多喜病院は、「房総の小江戸」と呼ばれる大多喜町の、田園風景の中にあります。敷地内に広い職員用駐車場(月100円)があり、大半の方が車通勤とのことですが、勤務時間に合わせて病院と「大原駅」間の無料送迎バスも運行しています。玄関では、右から看護副部長・看護部長・事務課長・事務副主任の4名が迎えてくれました。案内役は看護副部長(写真右)と事務副主任(写真左)。今日はよろしくお願いします。

医療連携室
まずは、精神保健福祉士さんが活躍する医療連携室へ。「精神保健福祉士は主に入退院支援に携わっていて、院内外のさまざまな専門職と連携しています。当法人は在宅支援機関を多く運営しているため、退院後の生活まで手厚くサポートできていて、近隣の就労継続支援B型事業所とも密な連携体制を構築して社会復帰を応援しています」と、精神保健福祉士さん。働きながら精神保健福祉士の資格を取得したい方も応援しているとのことです。

病棟
病棟に伺うと、多職種カンファレンスが行われていました。「チーム医療を実践する当院では、職種を超えた話し合いの場を大切にしていて、すべての職種が対等に向き合っています。最近では入院患者様の高齢化が進み、日常生活支援や身体介助が必要な方が8割以上を占めているため、看護補助者に介護福祉士の資格取得を推進し、介護の専門職という立場でチーム医療に参加してもらっているんですよ」と、みなさん。

病室
病室で、新人看護師さんへの指導が行われていました。「精神科が未経験の方やブランクのある方も安心して働けるよう、入職後はプリセプターの先輩が付いて、1対1のOJTを行っています。看護部には、勤続30年以上のスタッフも多く活躍していて、プリセプター以外のスタッフも積極的に指導に携わっているんですよ」。看護補助者・介護スタッフにもプリセプター制度を取り入れているそうです。

病室
こちらの看護師さんは、働きながら看護師の資格を取得したそうです。「私は、看護補助者として入職し、奨学金制度を利用して、働きながら准看護師・看護師の資格を取得しました。金銭面に無理なくキャリアアップできましたし、学業が忙しいときは周りのスタッフが出勤日の調整などをしてサポートしてくれたので、ありがたかったです」と、看護師さん。

研修室
お次は、研修室へ。「こちらのプロジェクターは、eラーニングを院内研修で活用するために設置しています。院内研修は対面式の研修で、看護師向けのテーマはもちろん、看護補助者や介護スタッフ向けのテーマでも開催しています。eラーニングは個人のPC・スマホからも受講できるので、隙間時間にも学ぶことができますよ」と、お2人。

通所リハビリ
つづいて、敷地内の通所リハビリ(1日定員50名)を案内していただきました。「通所リハビリの勤務は夜勤がなく、比較的自立している利用者様が中心のため、介護の仕事に初めて携わる方にもおすすめです。当法人は、働きながら介護福祉士資格を取得したり、病棟や老健などに異動してスキルを磨いたり、個々が理想とするキャリアを実現できるようサポートしてくれるんですよ」と、お2人。キャリアサポートが手厚いですね。

老健しらゆり
お次は、建物内に併設している「老健しらゆり」へ。「『医療法人社団 白百合会』では、老健のほかにも、デイケア・精神科訪問看護・グループホームなどを当院の併設施設として開設し、市原や幕張でグループ病院も運営していて、幅広い活躍の場があります。スキルアップ目的や家庭の事情で併設施設やグループ病院に異動することも可能です」と、お2人。

病棟
病棟に戻り、子育て中・妊娠中のスタッフさんたちを紹介していただきました。「残業がほとんどなく、休みの希望も通りやすいため、妊娠中から出産後まで安心の職場です。子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もできますし、契約職員(夜勤なし・土日休み)という働き方も用意されているんですよ」と、皆さん。年間休日は120日以上あり、ワークライフバランスを大切にできるそうです。

保育室
つづいて、敷地内にある保育室へ。「保育室は全職種が利用していて、保育料は1日1200円とリーズナブルです。のびのびと外遊びが楽しめる園庭も完備されていて、小学6年生までの学童保育にも対応しています。お子さんの体調に変化があればすぐに様子を見に来られる距離ですし、病棟の窓からは、ときどき子どもたちがお散歩を楽しむ様子を眺めることができますよ」と、お2人。

職員寮
最後は、月1万円の家賃が魅力の職員寮(病院敷地内)へ。「看護部は定着率が高く、平均年齢が年々上がっているため、新卒・第二新卒者も歓迎していますし、実力次第で若手にも責任ある立場を任せて世代交代を図っています。寮は看護学生の利用もOKで、最近も看護学生が複数名入職し、看護師・准看護師を目指して働きながら学校に通っています」。多様な人材を迎え入れる体制が整っていますね。今日はありがとうございました。
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。
帰り道

- ――おつかれさまでした。スタッフの心の健康も大切にする精神科病院、いかがでしたか?
- うわさ通り、豊かな自然に囲まれた立地にあり、さまざまな働きやすさが整っていて、心にゆとりが持てる職場環境です。老年期の精神科医療を強みとしていて、統合失調症や気分障害などの一般的な精神疾患の患者様の割合は少なく、認知症を抱える高齢患者様が大半という点も特徴的でした。身体合併症管理を担う療養病棟もあるため、一般病院での臨床経験を活かしやすい職場です。
- ――働きながら介護福祉士や看護師の資格を取得したい方も積極的に採用しているそうですね。
- はい。介護スタッフとして入職して働きながら介護福祉士の資格を取りたい方や、看護補助者として入職して看護師・准看護師を目指して看護学校に通いたい方などを応援するため、資格取得支援制度や奨学金制度も用意しています。仕事と学業の両立もしっかりバックアップしていましたよ。
- ――では、ここはちょっと、というところは?
- 精神科急性期病棟でも8割が認知症を抱える高齢患者様のため、一般的な精神科病院を想像して入職するとギャップを感じるかもしれません。認知症ケア・老年看護・介護の知識などを深めていきたい方におすすめの職場です。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 看護部では若手・中堅を中心とした職場改革を進めているとのことです。子育てをしながら管理職として活躍するママさんも増えていて、年齢・性別・勤続年数に関係なく、本人のやる気と実力次第で役職を任せているそうですよ。
家庭や趣味を大切にしながら、ゆったり働ける環境を求めている方。
キャリアアップに前向きな看護補助者・介護スタッフの方






