医療法人 和伸会
和田内科病院 Webで病院見学

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和田内科病院

( 一般病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

和田内科病院の見学の下調べ

複数の医療機能を持つケアミックス型病院は、1つの職場で幅広い経験ができることが魅力ですよね。名古屋市千種区にある「和田内科病院」は、一般病棟と療養病棟を持つケアミックス型病院で、予防医療や在宅医療にも力を注いでいるとのこと。看護師はもちろん、看護助手の採用にも積極的で、職種の垣根がないアットホームな人間関係が自慢なのだそうです。さっそく見学に行って、その実態を確かめてきます。

形 態
一般病院
所在地
愛知県名古屋市千種区/今池駅
病床数
78床(一般31床・療養47床)
※マスクなしの写真は撮影時のみマスクをはずしています。もしくは以前の写真です。

百聞は一見にしかず見学開始!!

和田内科病院の玄関

玄関

「和田内科病院」へのアクセスは、地下鉄東山線・桜通線「今池駅」の8番出口から徒歩約10分。徒歩圏内に市営バスのバス停も複数あり、マイカー通勤者のために職員用駐車場も完備されています。玄関で迎えてくれたのは、医療相談室で活躍する入職3年目の相談員さん。今日はよろしくお願いします。

玄関の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

和田内科病院の玄関

玄関

まずは、2022年4月に就任した橋本院長にお会いしました。「以前は大学病院の循環器内科で15年以上勤務し、循環器救急を中心に幅広い心疾患の診療に携わってきました。当院ではこれまでの経験を活かすとともに、職員のワークライフバランスを大切にし、過度なストレスや医療事故への不安を抱えながら業務にあたることがないよう、コミュニケーションを図りながら業務改善に取り組んでいきたいと考えています」と、橋本院長。

玄関の次
和田内科病院の院内研修の様子

院内研修の様子

「こちらは、院長が講師を務めた人工呼吸器管理の研修の様子です」と、相談員さんが写真を見せてくれました。「当院では院長の専門性を活かして、新たに人工呼吸器装着の患者様を受け入れるようになったので、操作方法などをわかりやすく説明していただきました」。院内研修は定期的にさまざまなテーマで開催し、各人の興味のある外部研修にも参加しやすい体制を整え、スキルアップを応援しているとのこと。

院内研修の様子の次
和田内科病院の家族相談室

家族相談室

つづいて、渡部副院長(写真右)、事務長(写真中央)、看護師長(写真左)を紹介していただきました。「副院長はさまざまな病院での臨床経験はもちろん、看護管理者としての経験も豊富で、看護師長と連携して現場の課題を解決したり、事務長と連携して病院経営にも携わっています。複数のグループ病院の副院長も兼務しているため、とてもお忙しいはずなのに、いつも笑顔でエネルギッシュなんです」と、相談員さん。

家族相談室の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

和田内科病院の外来フロア

外来フロア

外来フロアで、中国出身の医療事務員さんと、インドネシア出身の看護師さんにお会いしました。外国人の方にとっても働きやすい環境ですか?「はい。多様な人材の活躍を推進する当院では、外国人スタッフも歓迎し、文化や宗教の違いなども尊重してくれています。最近は地域に在留外国人が増え、外国人患者様の受診も増えているため、通訳を任される機会も多いです」と、お2人。他にも、フィリピン出身の看護助手さんがいるんだとか。

外来フロアの次
和田内科病院の病棟のスタッフステーション

病棟のスタッフステーション

病棟のスタッフステーションに伺うと、新人看護師さんが指導を受けていました。「入職後は、業務に慣れるまでサポート役の先輩が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧なOJTを行っています。看護部には経験豊富なベテランスタッフが多いため、きめ細かい教育サポートが行われていて、臨床経験が浅い方や、ブランクのある方でも安心して働ける環境です」と、相談員さん。

病棟のスタッフステーションの次
和田内科病院の院内研修の様子

院内研修の様子

つづいて、訪問診療部へ。現在、何名くらいの在宅患者様の診療にあたっていますか?「100名弱です(2022年10月現在)。対象エリアは、名古屋市全域と隣接する市町村の一部で、一般在宅だけでなく、経営母体の『夢眠(むうみん)グループ』のサ高住にも診療に出向いています」。在宅療養中の患者様に急変があった際は迅速に受け入れられる体制を整えているそうです。

院内研修の様子の次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

和田内科病院の病棟のスタッフステーション

病棟のスタッフステーション

病棟のスタッフステーションに戻ると、多職種カンファレンスが行われていました。「当院では、質の高いチーム医療を実践するために多職種協働を推進し、患者様一人ひとりのケアについて、それぞれの専門職の立場から意見を出し合っています。全78床の家庭的な病院規模なので、部署の垣根がなく、職種間のコミュニケーションが活発なところも大きな自慢です」と、皆さん。

病棟のスタッフステーションの次
和田内科病院の病室前

病室前

病室前では、看護助手さんが活躍していました。看護助手の方も多く活躍しているんですか?「ええ。最近は要介護度の高い患者様も増えているため、各病棟に日常生活支援を担う看護助手が手厚く配置され、看護師とチームを組んで働いています。看護助手は無資格・未経験OKで、働きながら介護福祉士資格を取得したい方のために資格取得支援制度を整えているんですよ」と、相談員さん。

病室前の次
和田内科病院のリハビリテーション室

リハビリテーション室

お次は、リハビリテーション室へ。「リハビリテーション科には、経験豊富なセラピストが活躍していて、院内やグループ病院の研修講師を務めることもよくあります。療養病棟の患者様は、寝たきりで全介助の方がほとんどなので、関節拘縮を予防するためのポジショニングや、介助者の腰への負担が少ない移乗介助の方法などの指導に入ってもらうこともあるんですよ」と、相談員さん。

リハビリテーション室の次
和田内科病院の廊下

廊下

最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。スタッフ同士の仲が良さそうですね。「ええ、人間関係の良さは当院の一番の自慢です。先代の院長は、職員のことを『和田ファミリー』と言って、家族のように大切にしてくださっていたので、新院長もその想いを引き継ぎながら、より魅力的な病院づくりを目指しているんですよ」と、皆さん。家庭的で温かい職場なんですね。今日はありがとうございました。

廊下の次
※マスクなしの写真は撮影時のみマスクをはずしています。もしくは以前の写真です。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

おつかれさまでした。地域に密着したケアミックス型病院、いかがでしたか?

――おつかれさまでした。地域に密着したケアミックス型病院、いかがでしたか?

うわさ通り、職種の垣根がないアットホームな職場で、多職種チームで地域の人々の健康と暮らしを支えていました。2022年4月に新しい院長が就任し、新院長のキャリアを活かして高度医療機器を取り入れ、患者層の拡大に取り組むなど、今後の発展が期待できる病院でした。

――働きやすさはどうでしたか?

とても働きやすい職場です。入院患者様は比較的容態が安定しているため、予定通りに業務が進み、残業はあまり発生しないそうです。また、休みの希望もほぼ100%通るそうで、家庭やプライベートを大切にしながら働きたい方にはおすすめの職場です。

――では、ここはちょっと、というところは?

ここ数年の間に、経営母体や院長・副院長が変わり、さまざまな新しい取り組みが進行中なので、未完成の部分も多いようです。現在、より魅力的な病院を目指して生まれ変わっている最中なので、新人さんも意見やアイディアを発信し、病院づくりに参画して欲しいそうですよ。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

歴史ある病院で、ハード面の老朽化が進んでいるため、近い将来には新築リニューアルを視野に入れているとのこと。院長をはじめ、管理職の皆さんも新築リニューアルに前向きな姿勢だったので、そう遠くない未来に実現しそうです。

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