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清湘会東砂病院 Webで病院見学

おうちでゆっくりご覧いただける、病院見学の体感コンテンツです。

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おうちでゆっくり見学できます。webで病院見学
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清湘会東砂病院

( 療養型病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

清湘会東砂病院の見学の下調べ

新築でできたばかりの病院は、居心地が良く働きやすさも整っていそうで、一度は働いてみたいですよね。「清湘会東砂病院」は、2021年1月にオープンした、都内では珍しい透析専門の療養型病院とのこと。透析患者さんが安心して透析療養を受けられるような環境づくりはもちろん、働く職員にも安心して働いてもらえる環境を目指し、待遇・福利厚生を充実させているそうです。さっそく見学に行って、働く魅力を見つけてきます!

形 態
療養型病院
所在地
東京都江東区/南砂町駅
病床数
入院病棟91床 外来透析80床
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

清湘会東砂病院の玄関

玄関

「清湘会東砂病院」へのアクセスは、東京メトロ東西線「南砂町駅」より徒歩約10分。駅周辺は、魅力的な街づくりに向けた再開発事業が進み、大型商業施設やマンションが建ち並んでいて、駅自体も線路やホームを増設する改良工事中です。病院の玄関では、病棟看護師さん(写真左)、透析室看護師さん(写真中央)、介護職さん(写真右)が迎えてくれました。今日はよろしくお願いします。

玄関の次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

清湘会東砂病院の透析室

透析室

まずは、最新の医療設備が整う透析室へ。「目が行き届くように室内に柱がなく、ゆとりある天井の高さとベッド間隔でストレスのない空間です。放射パネル空調でベッド回りの温湿度環境を整え、空気の流れを天井から床へ一方向として感染症対策にも配慮しています。災害対策で自家発電も備え、1週間は透析可能です」。透析機械は2つの透析室に40台ずつ備え、外来透析にも対応し、午前・夜間の2クールで治療を提供しているそうです。

透析室の次
清湘会東砂病院の透析室

透析室

「新人さんには約3カ月の研修期間を設け、プリセプターがOJTを行います」と、透析室看護師さん。「機械操作は、医療機器のスペシャリストである臨床工学技士が指導します。透析室の看護師は、同法人の清湘会記念病院やサテライトクリニックから異動したメンバーも多く、オープニングスタッフの教育に積極的に携わっているんですよ」。透析室看護師さんも清湘会記念病院で活躍していたそうです。

透析室の次
清湘会東砂病院の病棟

病棟

病棟は明るくて開放的で、気持ち良く仕事ができそうな空間です。「免震構造5階建て、セキュリティ機能も備え、患者さんのお部屋には24時間換気と強制換気ファンを導入し、臭気対策・感染対策に配慮しています」。91床の入院設備は、3F病棟と4F病棟に分かれていて、現在は3F病棟のみを開設(2021年10月)。4F病棟は人員体制が整い次第の開設となるので、全病床のフルオープンに向けて、新メンバーを募集中だそうです。

病棟の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

清湘会東砂病院の病棟 デイルーム

病棟 デイルーム

病棟内には、食堂や談話スペースとして活用するデイルームがありました。「入院患者さんは自立している方が多く、1日1回はデイルームを訪れ、自分らしく過ごされています。中には、入院をきっかけにADLが回復された方もいます。快適な療養環境・継続的なリハビリ習慣・美味しい食事の提供・スタッフのハートある関わり方など、さまざまな要素が影響して、心身ともに元気になられたのだと思います」と、皆さん。それは素晴らしい!

病棟 デイルームの次
清湘会東砂病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スタッフステーションを覗くと、多職種カンファレンスが開催されていました。「質の高いチーム医療を目指す当院では、医師、看護師、介護スタッフ、臨床工学技士、薬剤師、栄養士など、さまざまな職種で話し合う時間を大切にしています。定期的なカンファレンスでは、一人ひとりの患者さんの治療の方向性について、それぞれの立場から意見を出し、『その方らしい生活の実現』に向けて協働しています」と、皆さん。

スタッフステーションの次
清湘会東砂病院のスタッフステーション

スタッフステーション

つづいて、法人内の各施設とつながるクラウド型電子カルテシステムを見せていただきました。「当法人は、手術や検査などでグループ施設間を行き来する患者さんが多いことから、各施設の患者情報をスムーズに共有するための体制を整えています。こちらの電子カルテのおかげで、日常の業務効率が上がり、残業削減にもつながっています」と、皆さん。電子カルテが未経験の新人さんには、基本的な操作方法から丁寧に指導しているとのこと。

スタッフステーションの次
清湘会東砂病院のスタッフステーション

スタッフステーション

つづいて、シフト表を管理する副看護部長さん(写真右から3番目)にお会いしました。休みの希望は通りますか?「はい。家庭やプライベートも大切にして欲しいので、できる限り希望のお休みが取れるように配慮しています。看護部には、子育て中のママさんもたくさん活躍していて、お子さんの体調不良で急なお休みや早退が発生した場合も、スタッフみんなでカバーし合い、柔軟に対応するようにしています」と、副看護部長。

スタッフステーションの次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

清湘会東砂病院の職員食堂

職員食堂

お次は、大人気の職員食堂で、管理栄養士さん(写真左から2番目)を紹介していただきました。「当院では患者さん用と職員用の献立メニューを別々に用意しています。職員のランチは1食380円で、たくさん食べて元気に働いて欲しいので、ご飯とスープはおかわり自由。カレー・ラーメン・うどん等は大盛にもできます」と、管理栄養士さん。それは魅力的!

職員食堂の次
清湘会東砂病院の休憩室

休憩室

お次は、女性スタッフの更衣室兼休憩室へ。畳敷きで、くつろげる広さが魅力です。「立ち仕事が多いので、休憩中に横になれるのはありがたいです。休憩中は、テレビを観たりお昼寝をしたり、それぞれ自由に過ごしています」。福利厚生として、法人合同の独身寮もあるとのこと。全職種が利用でき、ワンルームマンション(風呂・トイレ別)で、家賃は月3万円前後なため、地方出身の方も多く利用しているそうです。

休憩室の次
清湘会東砂病院の病棟

病棟

最後は多職種の皆さんが集まってくれました。どんな仲間と一緒に働きたいですか?「透析患者さんの人生に寄り添い、その方らしい生活を応援することに魅力を感じる方です。透析医療は専門性が高く、未経験だと不安に感じるかもしれませんが、サポートするので安心してください。病棟では、患者さんの療養生活のQOLを大切に考えられる人を望みます。楽しく働ける職場ですよ!」と、皆さん。ありがとうございました。

病棟の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。オープンしたばかりの透析専門の療養型病院、いかがでしたか?

――お疲れさまでした。オープンしたばかりの透析専門の療養型病院、いかがでしたか?

都内には、透析患者さんの長期入院を受け入れる医療機関が不足していて、開設当初から入院希望が多く寄せられているそうです。病棟も透析室も2つあるうちの1つのみの稼働となっているため、全病床稼働のフルオープンに向けて、引き続き新メンバーを募集している状況です。

――見学をしていて、印象に残ったことはありますか?

療養病棟の患者さんは、寝たきりの方や経口摂取が困難な方が多い印象でしたが、こちらの病院には比較的ADLが自立した患者さんが多いのが印象的でした。副看護部長さんが「透析患者さんはすでに透析という治療を十分頑張っています。だからこそ、ストレスを最小限に、個々の患者さんに合わせたできる限りの安心できる療養環境を整え、日々の生活をその人らしく過ごして欲しいです」とおっしゃっていて、そのような考えに共感するスタッフさんばかりで素晴らしかったです!

――では、ここはちょっと、というところは?

モチベーションが高いスタッフが多いので、学びたい気持ちや信念を持って働ける方でないと、周囲との温度差を感じるかもしれません。入職時の教育サポートだけでなく、継続教育やキャリア支援も充実しているので、未経験から透析看護のプロを目指したいという方に向いている職場だと思います。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

院内は、新型コロナの感染対策が徹底されていて、外来患者さんと入院患者さんが交わることがないよう、出入り口が別になっていました。また、発熱などの感染の疑いがある外来患者さんの治療は個室で対応し、空気による感染リスクを低減する「放射空調システム」も導入していました。

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