【医療法人社団 水聖会／じあい会／メディカルフェニックス／放栄会 メディカルスキャニング（40院）】Webで病院見学

医療職は働くメンバーが固定化されがちで、職場の人間関係に悩む方が多いようです。MRIとCTの画像検査・診断に特化し、首都圏で40の拠点を展開する「メディカルスキャニング」の自慢は温かい人間関係で、毎日新鮮な気持ちで働ける独自の勤務スタイルが確立されているとか。更なる新クリニックの開院に向けて、看護師・放射線技師・医療事務の積極的な採用に取り組んでいるそうなので、さっそく40院中のひとつの「東京」に見学に行って、働く魅力を見つけてきます！

メディカルスキャニング東京があるのは、「東京駅」徒歩3分の日本橋ヒロセビル2F。40拠点ほとんどが駅から徒歩5分圏内と通勤のしやすさ抜群です。玄関で迎えてくれたのは、入職1年目の看護師さん（写真右）と入職5年目の放射線技師さん（写真左）。「ようこそ！今日はメディカルスキャニングで働く魅力をたっぷりご紹介しますね！」。

まずは、メディカルスキャニングの特徴を教えていただきました。「一番の特徴は、『当日予約・当日検査診断・当日結果渡し』に対応している点で、大学病院・総合病院といった大規模医療機関や地域の開業医の方々にいつでも気軽に利用していただける体制を整えていることです。東京・千葉・埼玉・神奈川にある拠点はネットワークで結ばれていて、患者様が将来引っ越しをしても40クリニックの過去画像と比較が可能です」。

つづいて、人事担当者さんを紹介していただきました。どんなスタッフが活躍していますか？「現在、600名以上の職員が在籍し（2024年2月）、20代・30代の若手が大半を占めています。日勤のみで残業が少ない職場なので、女性スタッフが約7割を占め、産休・育休取得後の復帰率もとても高いのが自慢です。2024年度には新たに3つのクリニックをオープンする予定なので、採用活動にとても力を注いでいます」と、人事担当者さん。

受付窓口では、医療事務の皆さんが笑顔で迎えてくれました。「医療事務は他業種からの入職者が大半で、無資格・未経験で入職して働きながら専門性を身に付けています。患者様は小さなお子さんからご年配の方まで幅広い年齢層で、都心のクリニックには地方から来院される方も珍しくありません。自由診療にも対応していますが、保険適用となる医療機関からの紹介が9割を占め、レセプト業務にも精通できる職場です」。

検査室で最新鋭の3テスラMRIを紹介していただきました。メディカルスキャニング東京にはMRI3台・CT1台を完備しているそうです。「機器の種類・台数はクリニックによって異なりますが、全104台のMRI・CTを有し（2024年2月）、常に最新機器の導入・更新に努め、大学病院と同等の検査環境を実現しています。地域の医療機関におけるMRI・CT検査と診断を、当日はもちろん、希望通りの日時で実施しています」。

処置室では新人指導が行われていました。「入職後は経験に合わせて約1カ月の研修期間を設け、このように1対1のOJTを行います。看護師のメイン業務は造影剤注射で、未経験だと不安かもしれませんが、日ごとのチェックシートを作成して先輩が丁寧に教育しますし、BLS・ACLSなどの研修も定期開催しているので、安心してください」。看護師の約9割は造影剤注射未経験で入職しているそうです。

処置室に、看護師の皆さんが集まってくれました。「看護師の平均年齢は32歳で、経験の浅い方も活躍しています。勤務はシフト制で複数の拠点をローテーションするため、毎日違う場所で働けることが大きな魅力。ローテーション勤務は新鮮さがあり、職員同士がほど良い距離感で働けることがメリットで、人間関係のストレスを抱えずに済みます」と、皆さん。

放射線技師さんが活躍する操作室へ。「当院では入職1年目から最新機器をフル活用し、先輩放射線技師からの丁寧な教育で、画像診断をイチから学ぶことができます。経験を積むと各種認定資格にも挑戦できるため、MRI認定技師（12名）やCT認定技師（9名）などのスペシャリストが数多く在籍しています（2024年2月）。放射線技師の大半は新卒入職ですが、管理職候補となる中途入職者も歓迎しています」と、お2人。

国際学会に参加した写真を技師さんが見せてくれました。「提出した演題が通れば国内外の学会の参加費用と交通費をクリニックが負担してくれるため、積極的に学術活動に励んでいます。国内学会はもちろん、ECR、RSNAなどの国際学会にも数多くの演題を提出し発表しています。当院は実力主義の社風で、年齢・性別・経験などに関係なくキャリアアップの機会が与えられ、20代で役職に就く方も珍しくありません」と、技師さん。

お次は、子育て中のママさん・パパさんがシフト表を見せてくれました。「希望休は月5日まで申請可能でほぼ希望が通り、3連休や有休と合わせて1週間ほどの長期休暇も取れるため、子どもと過ごす時間をしっかり確保できています。完全予約制なので残業も少ないですし、子どもの急な体調不良による勤務変更にも柔軟に対応してもらえて助かっています」と、皆さん。

最後は、職員の皆さんに人気の納涼会の写真を紹介していただきました。「毎年恒例の納涼会は都内の一流ホテルで開催し、毎回500名以上のスタッフが参加しています。納涼会以外にも、社員旅行やハロウィンパーティーなどの行事や、フットサルや野球などの社内サークル活動も充実していて、スタッフ同士の親睦を深めているんです」と、お2人。とても楽しそうなイベントですね。今日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。MRIとCTの画像検査・診断に特化したクリニック、いかがでしたか？

年々拠点を拡大しながら成長を続けるメディカルスキャニングは、将来性も抜群で、20代～30代が中心の活気ある組織でした。働き方が少し特殊で、複数の拠点のローテーション勤務となりますが、勤務地は居住地を考慮して決定し、通勤の負担がないように自宅から片道1時間以内を標準としているそうです（1時間前後の場合あり）。

――働きやすさはどうでしたか？

とても働きやすい環境が整っています。オンコールや当直もなく日勤のみの勤務で、休みの希望も通りやすいですし、残業もほとんど発生しないため、家庭やプライベートを大切にできます。診療時間的には昼休みがありませんが、予約のない時間や造影剤のない時間に、しっかり取ることができるそうです。

――では、ここはちょっと、というところは？

画像検査・診断に特化したクリニックなので治療は行っておらず、一般的な医療機関での勤務を想像しているとギャップを感じるかもしれません。ただ、メディカルスキャニングの需要は非常に高まっていて、着実に実績を伸ばしながら拠点を拡大している組織なので、新しい働き方に挑戦してみたい方にはおすすめの職場です。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

以前から海外では一般的な存在の「画像検査・診断専門クリニック」ですが、メディカルスキャニングが誕生した2001年の日本では、ほとんど馴染みがなかったそうです。最近は増えてきたそうですが、これほど多くの拠点と検査設備を有するクリニックは他にはないとのことでした。