

医療法人 伯鳳会
赤穂中央病院
( 一般病院 )


院内研修の充実や資格取得のバックアップなど、職員の成長を応援している職場は魅力的ですよね。伯鳳会グループの「赤穂中央病院」では、幅広い診療機能を持つケアミックス型の特徴を活かして、キャリア形成を応援しているとのこと。働きやすさや子育てサポートも整っているため、結婚・出産後の定着率も高いそうなので、さっそく見学に行ってチェックしてきます!
- 形 態
- 一般病院
- 所在地
- 兵庫県赤穂市/播州赤穂駅
- 病床数
- 265床(一般205床、回復期リハ60床)

玄関
「赤穂中央病院」へのアクセスは、「播州赤穂駅」から徒歩約分。赤穂市は「忠臣蔵のふるさと」「塩のまち」として有名で、歴史と文化が息づく風光明媚なまちです。病院の玄関では、経営情報課のスタッフさんが迎えてくれました。「ようこそ!当院の前身である『古城外科』は伯鳳会グループの歴史のはじまりで、当院は全国に拠点を展開する医療法人グループの本院のような役割を担っているんです」。


パイプオルガンホール
エントランスロビーには、とても立派なパイプオルガンが存在感を放っています。「こちらのパイプオルガンホールは『地域の憩いの場』となるように、新型コロナの流行前は、患者様やご家族、地域住民の皆様を招いて、コンサートを定期開催していました。とても好評だったので、コロナが収束したら、再開したいと思っています」。


デイサージェリー専用スペース
お次は、デイサージェリー(日帰り手術)専用スペースを案内していただきました。「当院は入外分離として一般外来は隣接する『赤穂はくほう会病院』が担っています。こちらのデイサージェリースペースは、日帰り手術や外来化学療法の患者様にゆったり休んでいただけるように、くつろげる空間となっています」。


スタッフステーション
お次は、病棟のスタッフステーションへ。どんな種類の病棟があるんですか?「こちらの急性期病棟をはじめ、回復期リハビリテーション病棟、特殊疾患病棟、産婦人科病棟など、さまざまな病棟があります。病棟以外の看護師の活躍の場として、手術室(5室)、ICU、透析室(24床)、検診センターなどもあり、幅広い看護を経験したい方にはピッタリな職場です」。


スタッフステーション
スタッフステーションの一角では、新人看護師さんへの指導が行われていました。「新人さんへのOJTは、あえて専属の教育担当者を設けず、『スタッフ全員が教育担当』という意識を持ちながら部署全体で育てています。また、集合教育として病院独自の研修カリキュラムも充実させていて、入職から約3カ月間は毎週金曜日の午後を新人研修にあて、新人みんなで同期と一緒にさまざまなテーマを学んでいます」と、看護師の皆さん。


病棟
丸山看護部長にお会いして、看護部の教育体制を詳しく教えていただきました。「看護部には新卒から長く活躍するスタッフが多いので、継続教育も充実させるためにクリニカルラダーを導入しています。また、専門性を高めながらキャリアアップしていけるように、外部研修や資格取得の費用補助を行っているため、多様な領域のスペシャリトたちが活躍しているんです」と、看護部長。


病棟
「こちらは、感染管理特定認定看護師です」と、紹介していただきました。こちらの病院で働きながら資格を取得されたんですか?「はい。2007年に感染管理認定看護師を取得し、2019年に4区分の特定行為研修を受講しました。認定看護師も特定行為も当院では前例がない挑戦でしたが、手厚いサポート体制を整えてくださり、専門性を発揮できる活躍の場も与えてもらえています」と、感染管理特定認定看護師さん。


リハビリ室
つづいて、リハビリ室を案内していただきました。「リハビリテーション部では、入院・外来・訪問リハビリに加えて、放課後等デイサービスの運営や県より西播磨圏域リハビリテーション支援センタ-の指定を受け活動しています。患者様の年齢層は、就学前のお子さんから100歳近い方まで幅広く、運動器・脳血管・廃用・循環器・呼吸器・がんなど、多様な疾患に対応しているのが特徴です」。


リハビリ室
リハビリ室の一角にセラピストの皆さんが集まってくれました。「現在、PT・OT・ST合わせて約55名が在籍し(2022年1月)、それぞれが興味のある部署で専門性を追求しています。学びたい意欲があれば、外部研修への参加や各種認定資格の取得をサポートしてもらえるため、認定理学療法士や呼吸療法認定士なども複数活躍しており、『この分野ならあの人に相談しよう』と、仲間の強みを活かして連携しています」と、皆さん。


言語聴覚室
リハビリテーション部の課長さん(写真右)に、言語聴覚室を案内していただきました。「最近、訪問リハビリや放課後等デイで言語聴覚療法のニーズが高まっているため、STの人数を増やしたいと考えています。こちらのSTは、1歳と5歳のお子さんを持つママさんで、当院で産休・育休を取得して復帰し、職場の保育園を利用しているんですよ」と、課長さん。リハビリテーション部では、子育て中のセラピストの入職も大歓迎とのこと。


休憩室
お次は、休憩室を案内していただきました。「当院では、より魅力的な職場づくりのために『職員会』を結成し、職場に対する要望を集めていて、休憩室のリニューアルも職員会からの要望で実現しました。とても広いスペースなので、休憩時間以外に院内研修や職員会議にも利用しています」。職員同士の交流を深めるために、職員会主催のイベントも年3回ほどあるそうです。


保育室
最後は、病院のすぐ近くにある「たんぽぽ保育園」を案内していただきました。日当たりの良い木造平屋の建物で、広い園庭も完備されています。「保育園は多職種が利用でき、就学前のお子さんはもちろん、長期休み中の学童保育にも対応しています。保育料がリーズナブルで、運動会や遠足などの行事も充実していて、子育て世代に大人気なんですよ」。子育てサポートも充実しているんですね。今日はありがとうございました。

帰り道

――おつかれさまでした。スタッフのキャリア形成を応援するケアミックス型病院、いかがでしたか?
- 全国に拠点を増やしながら成長を続ける「伯鳳会グループ」の原点となった病院で、教育サポートも働きやすさも整っていました。救急から在宅まで一貫した医療サービスを提供するケアミックス型病院で、診療科目も幅広く、専門職としての活躍の場の選択肢が多いところも魅力的でした。
――どのようなキャリアサポートが整っていましたか?
- 年間を通してさまざまな院内研修が充実しているほか、伯鳳会グループ合同の研修やeラーニング、外部研修や資格取得の費用負担制度など、スタッフの成長を応援する体制が万全です。看護部には、感染管理、手術看護、皮膚・排泄ケア、回復期リハビリテーションなどの領域の認定看護師が在籍し、リハビリテーション部には、脳外・呼吸器・運動器・循環器・小児発達などのに精通した職員が複数在籍していました。
――では、ここはちょっと、というところは?
- リハビリテーション部の課長としては、地域のリハビリニーズに応えるためにはもっとSTが必要だと考えていて、STを急募したいそうです。現在は5名体制で、入院中の患者様へのリハビリがメインのため、訪問リハビリにも対応できるSTを育てていきたいそうです。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 「伯鳳会グループ」にはオリジナルの取り組みが充実していて、さまざまな職種が参加していました。救急災害医療チームの「BLUE PHOENIX」の結成や、青いハートを印字したヘルプマスクを着用して助け合いの社会を目指す「プラスハートアクション」など、時代や社会のニーズに合った取り組みに力を注いでいて素晴らしいなと感じました。
幅広い診療機能を持つケアミックス型病院で長く働きたい方
さまざまな看護・リハビリの経験を積みながら成長したい方