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渡辺病院 Webで病院見学

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渡辺病院

( 一般病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

渡辺病院の見学の下調べ

結婚や子育てなどのライフイベントを機に、Uターン・Iターン入職を考える方は多いのではないでしょうか。のびのびと子育てができる自然環境や、スペースに余裕のあるマイホームを建てられるのは、地方ならではの魅力です。福島県相馬郡新地町にある「渡辺病院」では、近隣に暮らす方の入職はもちろん、都心からのUターン・Iターン入職も大歓迎とのこと。結婚・出産後も長く安心して働ける環境が整っているらしいので、さっそく見学に行ってチェックしてきます。

形 態
一般病院
所在地
福島県相馬郡/新地駅
病床数
140床(一般93床、地域包括ケア47床)
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

渡辺病院の玄関

玄関

「渡辺病院」へのアクセスは、常磐自動車道「新地IC」から車で約10分。全職員分の無料駐車場を完備し、高速道路でも通勤しやすいように高速道路費用助成制度を用意しているので、遠方から通う方も多いそうです。玄関で迎えてくれたのは、子育てのために都内から出身地の宮城県にUターンして入職したママさん看護師さん。「ようこそ!私は宮城県からのマイカー通勤で、5歳と3歳の子どもがいるので時短勤務を選んでいます」。

玄関の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

渡辺病院のデイルームからの眺望

デイルームからの眺望

まずは、最上階のデイルームから周辺の景色を見渡し、地域の特徴を教えていただくことに。山や海が身近にあって魅力的な立地ですね。「そうなんです。小高い丘の上にあるので、新地町のシンボルの鹿狼山や、海水浴場としても人気の釣師浜が見えます。当院は東日本大震災の3年後に現在の土地に新築移転したのですが、その際、災害時に地域住民の方の避難場所となれるように、免震構造を実現して高台の立地を選んだそうです」。

デイルームからの眺望の次
渡辺病院の看護部長室

看護部長室

看護部長室に行き、中看護部長にお会いしました。「私は東京出身で、ずっと関東の病院に勤務していましたが、縁あって2022年4月に当院の看護部長に就任しました。現在はより魅力的な職場づくりのために看護部改革に取り組んでいて、教育面を一層充実させるため、2023年度からはクリニカルラダーをリニューアルする予定です」と、中看護部長。

看護部長室の次
渡辺病院の病棟

病棟

お次は、子育て中のママさん・パパさんたちを紹介していただきました。仕事と子育ての両立は順調ですか?「はい。子育てサポートとして保育施設費用助成制度があるほか、子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もできるので、産休・育休後の職場復帰率はほぼ100%です。最近では男性看護師の育休取得実績も増え、子育てに積極的に参加しているパパさんが多いことも自慢です」と、皆さん。

病棟の次
渡辺病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スタッフステーションを覗くと、新人看護師さんへの指導が行われていました。「入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターの先輩が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧なOJTを実施しています。看護部では実習指導者を育成し、看護実習を受け入れているので、指導力の高いスタッフが多く、育児などでブランクがある方も丁寧な指導が受けられて安心ですよ」

スタッフステーションの次
渡辺病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スキルアップ支援として、eラーニングを導入しているとのこと。「コードブルー訓練などの座学だけでは足りない内容は院内研修を開いていますが、新型コロナの流行以降はeラーニングも積極的に活用しています。今後はクリニカルラダーとeラーニングをリンクさせて、能力に合ったテーマを受講できるよう提示していく予定です」。家庭を持つスタッフも多く、自分の好きな時間に学べるeラーニングはとても好評なんだそうです。

スタッフステーションの次
渡辺病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スタッフステーションの一角では、退院前カンファレンスが行われていました。「入院患者様の大半は地域に暮らす高齢者の方で、退院後も継続的な支援が必要な方が多くいらっしゃるため、退院前には多職種で在宅生活に必要な支援について検討しています。地域密着型病院として、高齢化が進む地域のニーズに応えていけるよう、今後は在宅医療にも力を注いでいく方針なんですよ」と、皆さん。

スタッフステーションの次

創意工夫を伺う独自の取り組み

渡辺病院の医療相談室

医療相談室

医療相談室には、2名の退院支援看護師さんが活躍していました。「看護部では専任の退院支援看護師を2名配置し、病棟スタッフや関連機関と連携しながら患者様・ご家族が安心して在宅療養に移行できるよう取り組んでいます。現在、当院の訪問看護を利用されている方は少数ですが、今後は訪問看護に力を入れ、在宅医療に興味がある方の入職も歓迎していきたいと考えています」と、お2人。

医療相談室の次
渡辺病院の廊下

廊下

こちらの准看護師さんは、仕事と子育てを両立しながら看護師の資格取得を目指して勉強中とのこと。「前職はまったく異なる職業に就いていましたが、出産がきっかけで地元に戻り、当院の奨学金制度を利用して准看護師の資格を取得しました。実務経験を7年以上積むと通信制の看護学校に進学できるので、子育ての合間に勉強時間をつくり、スムーズに進学できるように準備を進めているんです」と、准看護師さん。

廊下の次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

渡辺病院の職員社宅

職員社宅

病院を出て、きれいで新しい職員社宅を見せていただきました。病院から徒歩20分で、車ならあっという間です。「遠方の方でも安心して入職できるように、1LDK・2LDKの職員社宅を34室完備しています。家賃がとてもリーズナブルで、独身者だけでなく、家族と一緒の入居もOKなんですよ」と、ママさん看護師。魅力的な福利厚生ですね!

職員社宅の次
渡辺病院の病棟

病棟

最後は、看護部の皆さんが集まってくれました。職場の自慢できるところは何ですか?「良好な人間関係です。チームワークが抜群なので、残業が少なく、シフトも譲り合ってみんなが希望休を取れるように協力し合ってます。とても居心地が良い職場なので、永年勤続表彰制度では毎年多くのスタッフが表彰されているんです」と、皆さん。皆さんの笑顔から、職場の温かい雰囲気が伝わってきます。今日はありがとうございました。

病棟の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

都心からのUターン・Iターン入職も大歓迎の病院、いかがでしたか?

――都心からのUターン・Iターン入職も大歓迎の病院、いかがでしたか?

自然豊かな丘の上に建つ地域密着型病院で、多職種がチーム一丸となって地域医療の充実に取り組んでいました。看護部には出産・子育てがきかっけでUターン入職した方が複数名いらっしゃり、自然の多い環境でのびのび子育てできるので、地元に戻って本当に良かったという声を聞くことができました。

――働きやすさはどうですか?

予定入院が中心で、救急搬送の受け入れはそれほど多くないため、どの部署も残業が少なく、家庭やプライベートを大切にしたい方にとって魅力的な職場です。さまざまな働きやすさが整っているので、遠方から高速道路で通勤する方や、通勤に片道30分以上かかる方なども珍しくないんだとか。

――では、ここはちょっと、というところは?

院内研修の機会が少なく、入職2年目以降の教育はeラーニングと外部研修がメインなので、自ら学ぶ姿勢がないとスキルアップを図りにくいかもしれません。2022年度より新看護部長になり、キャリア目標に合った外部研修に参加しやすい体制が整ったので、向上心の高い方には魅力的な環境だと思います。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

人間関係が温かく、ワークライフバランスを大切にできる職場なので、夫婦や姉妹で働く方たちも数組いるとのこと。子育てをしながら夫婦で働く方の中には、ママ・パパそれぞれが育休を取得したケースもあるそうですよ。

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