
キャリア支援も働きやすさも整っている職場だと、長く働けそうですよね。日本最大の社会福祉法人として全国に拠点を持ち、職員6万人以上が働く恩賜財団済生会の一員の「神栖済生会病院」では、手厚いキャリア支援制度があることに加えて、ワークライフバランスを大事にできる職場づくりが進めらているのだとか。業務のICT化(情報通信技術の活用)や看護補助者の採用強化など、看護師の負担軽減に向けた取り組みも充実させているらしいので、さっそく見学に行って確かめてきます!
| 形 態 | 急性期病院 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県神栖市/下総橘駅 |
| 病床数 | 179床 |
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

玄関
「神栖済生会病院」があるのは、茨城県最南端に位置する神栖市のほぼ中央。最寄り駅の「鹿島神宮駅」から少し離れているので、マイカー通勤者が多く、敷地内には無料の職員用駐車場を完備しています。独身者には、近隣に複数の借り上げ社宅を用意していて、リーズナブルな家賃が魅力だそうです。病院の玄関では、看護主任が笑顔で迎えてくれました。「ようこそ!今日は当院の魅力をたっぷりご紹介します」。

玄関ロビー
玄関を入ると、病院理念が掲示されていました。「済生会は『施薬救療』の精神に基づき、地域の医療と福祉の充実を目指す日本最大の社会福祉法人です。当院もその一員として、誰もが質の高い医療を受けられて健やかに暮らせる街づくりに取り組んでいます。また、近隣の小中学校で医療教育を行うほか、中高校生の職場体験を受け入れるなど、地域に根差した取り組みも積極的に行っているんです」。

看護部長室前
つづいて、看護部長を紹介していただきました。「スタッフ一人ひとりが理想の働き方を実現できるように、スキルアップ・キャリアアップを応援することはもちろん、ワークライフバランスにも配慮しています。近年では業務のICT化を積極的に進めているほか、個々の希望する働き方の相談に柔軟に対応するようにしていて、週1回だけ働きたい、短時間だけ働きたいという方も歓迎しているんですよ」と、看護部長。

病棟のステーション
病棟に伺い、新人指導の様子を見学。「入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターの先輩が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧なOJTを行っています。中途入職者の場合、その方のペースやキャリアに合わせた教育を心がけていて、経験が浅い第二新卒者やブランクがある方には新卒同様の手厚い指導を行うなど、安心して学んでいけるようサポートしています」。

廊下
お次は、教育委員会の看護師さんが研修計画を見せてくれました。「当院は研修が充実していて、原則勤務時間内に医師や看護師長が講師となる勉強会を実施しています。また、ラダー別研修はeラーニングで受講できるので、いつでも好きな時間・場所で学習できて便利です。済生会が行う研修の中の興味のある研修にも参加できます。茨城県の済生会では『次世代看護管理者研修』などに力を入れているんですよ」。学びの機会が多いですね。

病室
つづいて病室へ。「こちらが2025年度に導入したバイタルサインシステムです」。どんなものですか?「今まではバイタルを測定後、データを電子カルテに手入力していましたが、こちらのシステム導入後は、測定データが自動的に電子カルテに転送されるようになり、時間外業務の削減につながっています」。時間的な余裕が生まれたことで、ケアの質の向上にもつながっているそうです。

廊下
2024年12月から新しくなったユニフォームを紹介してくれました。「日勤・夜勤でユニフォームを変えたことで、日勤者が定時以降に業務を依頼されることが減り、残業削減につながっています。また、看護管理者・看護師・看護補助者でユニフォームの色分けも行ったため、患者様が相談内容に応じて誰に声をかければ良いかわかりやすくなったんですよ」。良い取り組みですね!

病室
こちらの病室を覗くと、看護補助者さんが活躍していました。「高齢で介護度の高い患者さんも増えているので、各病棟に3~4名の看護補助者が配置され、看護師とチームを組んで働いています。看護補助者は無資格・未経験OKで、主な仕事は身体介助・生活支援・環境整備などです。最近では看護補助者への教育に力を注いでいて、2025年度からは外部業者と連携して『おむつマイスター制度』を導入しました」と、看護主任。

小児病床
つづいて、小児病床へ。「当院では成人救急だけでなく、小児救急医療の充実にも取り組み、24時間体制で救急搬送を受け入れ、小児病床を備えています。求職者の方の中には、小児看護に携わるために当院への入職を希望される方もいて、人気の部署なんですよ」。外来には、神経・循環器・腎臓・内分泌などの専門性が高い小児疾患に対応する小児専門外来も開設しているそうです。

保育室・病児病後児保育室
病院を出て、敷地内にある職員用保育室と、地域の方も利用できる病児・病後児保育室を案内していただきました。「左のドアが保育室入口、右のドアが病児・病後児保育室入口で、中は仕切られています。保育室利用中のお子さんの体調に変化があれば、すぐに職場まで連絡がもらえて、そのまま当院の小児科を受診し、空きがあれば病児保育をお願いすることも可能です」

病棟
皆さんが集まってくれました。「キャリアアップを応援してくれる職場です。特定行為研修やDMATを目指す際は費用を負担してくれますし、認定看護師を目指す際は奨学金制度が利用できます。研修期間中の宿泊費・交通費・住居費なども負担してもらえるほか、出勤・出張扱いで研修に参加できます。資格取得後の活躍の場も豊富で、キャリアアップしたい方には最適ですよ」と、皆さん。今日はありがとうございました。
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。
帰り道

- ――お疲れさまでした。キャリア支援も働きやすさも整っている病院、いかがでしたか。
- 認定看護師などのスペシャリストを目指す際の資格取得支援制度も手厚いですし、待遇や子育てサポートなども充実していて、結婚・出産後もキャリアアップを目指したい方などにはぴったりの環境だと思います。経営基盤もしっかりしているので、働く上での安定感は抜群です。
- ――どんな仲間を歓迎していますか?
- 看護部では、新卒者や即戦力となる中途入職者だけでなく、多様な人材を歓迎しています。第二新卒者やブランクのある方、定年退職前後のプラチナナース、短時間のみ・夜勤専従で働きたい方なども歓迎しているとのこと。また、高齢患者様が多いので、身体介助や生活支援を担う看護補助者の採用にも力を入れていました。
- ――では、ここはちょっと、というところは?
- 最寄駅から遠く、公共交通機関でのアクセスは不便かもしれません。ただ、敷地内には広い職員用駐車場(無料)が完備されていますし、独身者には職場の近くに複数の借り上げ社宅(家賃は月1万9000円)を用意しているそうです。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 海が近い立地なので、病院の屋上からは地元の海水浴場や、太平洋に面した風力発電施設、鹿島コンビナートなどを一望できます。特に、日本有数の工業集積の鹿島コンビナートは見応えがあり、看護部長もお気に入りの景観なのだとか。
結婚・出産後もキャリアアップを目指したい方
高齢者看護や地域看護について深めていきたい方






