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メディカルトピア草加病院 Webで病院見学

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メディカルトピア草加病院

( 急性期病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

メディカルトピア草加病院の見学の下調べ

革新的なアイデアで進化を続ける病院には、働く魅力がたくさんありそうですよね。上尾中央医科グループ(AMG)の「メディカルトピア草加病院」は、内視鏡外科手術のパイオニアと称される院長が中心となり、既成概念にとらわれないユニークな取り組みを充実させているとのこと。看護部では、仕事に対するポジティブさを示す「ワークエンゲージメント」の向上を重視し、さまざまな働きやすさを整えているそうなので、さっそく見学に行ってチェックしてきます。

形 態
急性期病院
所在地
埼玉県草加市/谷塚駅
病床数
80床
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

メディカルトピア草加病院の玄関

玄関

「メディカルトピア草加病院」へのアクセスは、東武スカイツリーライン「谷塚駅」東口から徒歩3分。前身は同じ土地で地域診療を担っていた「埼玉草加病院」で、2012年の新築リニューアル時に病院名・コンセプト・診療体制などを一新。その際に国内外で幅広い消化器疾患の内視鏡外科手術を執刀してきた金平院長が就任したそうです。玄関で迎えてくれたのは、入職7年目の看護主任さん。今日はよろしくお願いします。

玄関の次
メディカルトピア草加病院の新棟の完成予想図

新棟の完成予想図

隣接地では、新棟建設工事が進んでいました。「2023年夏完成予定です」と、完成予想図を見せてくれました。「新棟には、既存の健診センターとリハビリ室がスケールアップして入る予定で、健診部門を拡充し、地域医療への更なる貢献を目指します。当院の内視鏡手術実績は国内トップレベルで、全国から手術目的の患者様が来院されるのですが、一方で、外来や訪問診療・訪問看護など、地域医療にもしっかりと取り組んでいるんです」。

新棟の完成予想図の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

メディカルトピア草加病院の外来フロア

外来フロア

落ち着いた雰囲気の外来フロアには、金平院長の実績を紹介する冊子が並んでいました。「金平院長は、世界からも注目される内視鏡外科手術のスペシャリストで、新聞・雑誌・テレビなど、さまざまなメディアにも登場しています。そんな華やかな経歴を持つ院長ですが、実はすごく気さくで親しみやすい人柄で、患者様にはもちろん、スタッフにもよく温かい声をかけてくれます」。

外来フロアの次
メディカルトピア草加病院の手術室

手術室

手術室は4室あり、全てに内視鏡手術設備が備えられています。「内視鏡手術は組織への侵襲が少ないことから低侵襲手術と言われていて、傷が小さいぶん術後の痛みも少なく、入院期間も短いのが特徴です。当院では消化器外科や婦人科などを中心に1日7~8件の予定手術を行っていて、緊急手術はほとんどありません。ただ、当院で手術を希望される方が多く、婦人科は半年先まで手術の予定が入っている状況なんです」。

手術室の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

メディカルトピア草加病院の手術室

手術室

「『世界一のホスピタリティを持つ病院』を目指す当院では、患者様の不安を少しでも和らげたいという想いから、手術室内のデザインやインテリアにこだわり、手術中にはアロマを焚いて音楽を流しています。手術室看護師による術前訪問時には、お気に入りのアロマオイルと有線放送の番組を選んでいただき、手術当日は好みの香りと音楽に包まれて、リラックスした状態で臨んでいただいています」。素敵な取り組みですね!

手術室の次
メディカルトピア草加病院の廊下

廊下

お次は、真々田看護部長にスタッフに対する取り組みをお聞きしました。「仕事に対するポジティブな心理状態『ワークエンゲージメント』を高め、笑顔でいきいきと働ける環境を整えています。その一環として、看護師が専門性を発揮できるように看護補助者・クラークとの協働を推進し、看護師が抱える介護的業務や事務作業をタスクシフト(他者への移管)・タスクシェア(共同実施)できる環境づくりを行っています」と、看護部長。

廊下の次
メディカルトピア草加病院のプレミアムフロア

プレミアムフロア

つづいて、4F病棟「プレミアムフロア」へ。「入院設備の80床は、多床室がメインのコンフォートフロア50床と、個室がメインでワンランク上のサービスを追求するプレミアムフロア30床で構成されています。コンフォートフロアの一部には手術目的でない内科疾患の患者様も入院されていますが、プレミアムフロアは手術目的の患者様が大半で、2~4日で退院される方も多いです」。在院日数はAMGの病院内で最も短いんだとか。

プレミアムフロアの次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

メディカルトピア草加病院のプレミアムフロア

プレミアムフロア

「こちらは、現場のアイデアから生まれたスタッフ間の新しいコミュニケーションツール。新型コロナの影響で仲間との交流が減ってしまったので、休憩室にバースデーメッセージボードを設置してお祝いの言葉を贈ったり、名札に今日の気分を伝えるマークを入れて勤務したりと、工夫を重ねているんです」。名札のマークは、元気・早く帰りたい・時間に余裕あり・本調子ではないなど、いろいろな種類が用意されていました。

プレミアムフロアの次
メディカルトピア草加病院のコンフォートフロア

コンフォートフロア

3F病棟「コンフォートフロア」に行き、新人指導の様子を見学させていただきました。「入職後のOJTは各フロアの教育担当者が中心となり、フロア全体で新人さんの成長を支えていく『チーム支援型』を採用しています。業務に慣れるまでは、新卒者にも中途入職者にも日替わりの指導係が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧なOJTを行っているんですよ」と、看護主任さん。

コンフォートフロアの次
メディカルトピア草加病院のコンフォートフロア

コンフォートフロア

スタッフステーションに行ってみると、複数名のスタッフさんがeラーニングを受講していました。「対面での院内研修も定期開催していますが、新型コロナの流行以降はeラーニングも積極的に活用しています。時間や場所を選ばないeラーニングは、自宅で個人のPC・スマホから受講することも可能ですが、当院では学びも業務の一環として考えているので、必須のテーマは勤務時間内に受講時間を設けているんです」。

コンフォートフロアの次
メディカルトピア草加病院の保育室

保育室

最後は、すぐ近くの24時間保育室へ。子育て中のスタッフは多いですか?「とても多いです。手術が多い急性期病院と聞くと、毎日残業で忙しい職場を想像されるかもしれませんが、予定手術が中心なので定刻通りに業務が進みやすく、毎日ほぼ定時に退勤できます。また、休みの希望も通りやすく、子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務も選べるので、仕事と子育てを無理なく両立できます」。今日はありがとうございました。

保育室の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。ユニークな取り組みが充実した病院、いかがでしたか?

――お疲れさまでした。ユニークな取り組みが充実した病院、いかがでしたか?

内視鏡手術に特化した専門性の高い病院で、病棟は周術期看護が中心になります。全国から訪れる患者様に高度急性期医療を提供しつつ、地域の患者様に外来診療・訪問診療・訪問看護などを提供していて、2023年夏の新棟完成を機に、地域住民の方の健康を支える健診センターを拡充するそうです。

――どんな看護師を求めていますか?

手術件数が増えているので、手術室勤務を希望する方を特に歓迎しているそうです。2023年夏に完成予定の新棟の健診センターは、パート勤務の方が中心になるそうで、常勤を希望される方は外来・手術室・病棟勤務になるとのこと。

――では、ここはちょっと、というところは?

2~4日で退院される方が多いので、患者様と長いお付き合いがしたい方には合わないかもしれません。多い日には1日20名近い患者様が入れ替わるそうで、病棟看護師さんたちはスピード感を意識しながらテキパキと働いていました。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

仲間へのバースデーメッセージや、名札に入れる気分マークなど、スタッフのアイデアから生まれたユニークな取り組みが充実していることが印象的でした。看護部長としては、現場の意見を積極的に吸い上げる「ボトムアップ」の組織を目指しているそうで、良いアイデアはどんどん形にしていきたいそうです。

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