「所沢白翔会病院」へのアクセスは、西武狭山線「下山口駅」徒歩15分。緑に囲まれた立地に建つ病院で、マイカー通勤しているスタッフさんも多いそうです。玄関で迎えてくれたのは、放射線技師さん。「ようこそ！当院は2024年4月に開院したケアミックス病院です。今日は当院で働く魅力をたっぷりご紹介しますね」。

まずは、玄関を入ってすぐの待合ロビーへ。「当院は、2024年4月の開院と同時に外来診療をスタートし、2024年9月から急性期病床・地域包括ケア病床（一部）の受け入れを始めています。今後は、残りの地域包括ケア病床と回復期リハビリテーション病床をオープンする予定です」と、放射線技師さん。「奥に売店があり、患者様はもちろんスタッフも利用できます。軽食やおやつを購入できて便利です」。

救急処置室へ伺うと、外来看護師さんたちが環境整備を行っていました。「2025年3月に救急告示を受け、救急の受け入れを開始しています。現在は日中の受け入れを中心に行っていて、人員体制が整い次第、夜間救急にも対応していく予定です。地域の二次救急病院として、今後より一層救急に力を入れていきます」と、放射線技師さん。

ロビーで、子育て中のママさんにお会いしました。子育てと両立しやすい環境ですか？「はい。子どもの急な体調不良による早退・お休みにとても理解があり、『子の看護休暇』なども取得しやすいです。子どもが小さいうちは夜勤回数を減らしてもらうこともできますよ」と、ママさん。

看護部長にお会いできました。部長として力を入れていることは何ですか？「看護部の組織づくりです。まずは各病棟に師長・副師長・主任を配置し、教育担当と業務担当に振り分けて、スタッフの育成や業務の整備に取り組んでもらうようにしました。現在は、スタッフが目標を持って成長できるように、教育担当の管理職と一緒に年間の教育計画を立てることに力を注いでいます」と、看護部長。

診察室で、副院長にお会いしました。「副院長は脊椎脊髄手術や骨粗しょう症治療に特化した有名な医師で、IOF（国際骨粗鬆症財団）メンター日本代表として世界的に活躍していて、副院長のもとで学びたくて入職したスタッフも多くいます。骨粗しょう症に関する最先端の測定機械や薬を導入して、日本トップレベルの医療提供を目指しているんです。整形外科の手術件数も伸びています」と、放射線技師さん。

病棟に行き、看護部長に師長を紹介してもらいました。「師長は、糖尿病看護認定看護師かつ、特定行為研修修了者で、現在は教育担当としてスタッフの育成に取り組んでもらっています。スペシャリストの背中を見て資格取得を目指したいという方が出てきた際には、応援していきたいです」と、看護部長。「教育は、業務に慣れるまで丁寧なOJTを実施しているほか、パソコンやスマホから講義を受けられるeラーニングも導入しています」。

院長・看護師・看護助手・リハビリスタッフなどの多職種によるミーティングが始まりました。皆さん笑顔で意見交換を行っていますね。「当院は風通しが良く職種の垣根もありません。良い病院を作り上げるために、こんなふうに定期的にミーティングを行い、積極的に意見交換をしています。先輩・上司には相談しやすく、医師との距離が近いことも魅力なんです」。

病室に伺うと、看護助手さんが活躍していました。「看護助手は、患者様に寄り添う心を持っていて、看護師のタスクを前向きに引き受けてもらえる方であれば、無資格・未経験の方も大歓迎です。実際に未経験で入職したスタッフも多くいます。こちらはミャンマー出身の技能実習生で、看護助手として日々活躍してくれているんです」。

お次は、職員食堂へ案内していただきました。「職員食堂では、一食300円で栄養バランスの整ったランチを食べることができます。冷蔵庫・電子レンジ・トースターも完備していますよ」と、放射線技師さん。「別館には、靴を脱いで足を延ばして休憩できる職員休憩室があるので、そちらでもリラックスして休憩することができます」。

最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。どのような仲間を歓迎していますか？「『病院の立ち上げをしてみたい』という熱意のある方を歓迎しています。ブランクがある方もOKです。これまでの経験を活かして活躍したいという方には最適な環境ですよ。また、育児との両立も応援しているので、子育て中の方にもぜひ来てもらいたいです」と皆さん。今日はありがとうございました。