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医療法人社団 哺育会 杉並リハビリテーション病院 リハビリテーション科

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

医療法人社団 哺育会 杉並リハビリテーション病院 リハビリテーション科

教育担当インタビューinterview

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メイン写真
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人生は自分で選んで進むもの。
やる・やらないは自分次第。

Profile

リハビリテーション科 教育部門責任者 理学療法士高校・大学でテニスに夢中になり、将来はスポーツの現場で働くことに憧れて理学療法士を目指す。2011年に「杉並リハビリテーション病院」に入職し、1年目からさまざまな外部研修に積極的に参加。後輩ができてからは教育にも携わるようになり、2019年よりリハビリテーション科の教育部門に加入。理学療法士としては徒手的な治療法に関心を寄せ、2025年に「DGMSM_Japan(ドイツ筋骨格医学会日本アカデミー)マニュアルセラピスト」の資格を取得し、スペシャリスト兼教育責任者として幅広く活躍している。

これまでの歩み

理学療法士を目指したきっかけについて教えてください。

昔から身体を動かすことが好きで、学生時代はテニスをしていたので、将来はスポーツの現場でトレーナーなどの仕事に就けたらいいな~と考えていました。理学療法士は身体動作のスペシャリストですから、きっとスポーツの分野で需要があるはずと思い、医療系福祉大学の理学療法学科に進学したんです。

でも、就活が本格化する大学4年生の頃、日本の理学療法士の90%以上は病院・施設に勤務している現実を知り、ちょっとモチベーションが落ちてしまって、「自宅から通いやすいから」という弱い理由で当院を就職先に選んだような状態でした。

でも、先輩方の丁寧で熱心な指導を受けることができ、信頼できる同期にも恵まれ、すぐに仕事にやりがいを感じるようになりました。

新人時代の思い出を教えてください。

当時からリハ科のメンバーは学びに貪欲で、自分たちで興味のある外部研修を探してどんどん学びに行っていたので、私も同期と外部の勉強会に参加したり、経験豊富な先輩の指導を仰いだりと、周りに置いて行かれないように必死で勉強していました。

印象に残っている患者さまとのエピソードはありますか?

新人の頃、脳梗塞の重い後遺症を抱える患者さまを担当したことがありました。その方は入院時に手も足も動かせない状態で、これからリハビリに取り組んでも車いすの退院になるだろうと私は思っていました。ですが、予想を上回る回復をして、歩いて退院されたんです。大変な時期も近くで見てきたので、本当に良かったなと思って、感動よりも「ほっとした」のを覚えています。

担当セラピストとして印象に残ったのは、その方はどんな状況でもあきらめないポジティブな性格で、いつも前向きにリハビリをしていたことです。また、私が学び続けてきたことがリハビリに活きると、すごく褒めてくださって、関係性を深めながらリハビリを継続できたんですよね。やはり、リハビリの効果を最大化するには、患者さまのモチベーションの維持やセラピストとの関係性がすごく重要なんだと思います。

テーマ1

教育担当者としての取り組み

教育担当者としての取り組みを教えてください。

当科の教育部門の責任者として、主に入職1~3年目のセラピストの臨床場面や臨床推論のサポート、評価・治療技術向上のための教育支援などに携わっています。また、すべての職員のラダーによる能力開発を支えることも私の役割です。

臨床指導で心がけているのは、人生の大先輩である高齢患者さまとの向き合い方。生きてきた時代が違えば価値観も違って当たり前なので、自分と異なる部分があっても相手を受け入れ、患者さま中心のリハビリが行えるようにサポートしています。

教育体制の特徴について教えてください。

大きな特徴は、所属する上尾中央医科グループ(AMG)共通のラダーと、リハ科独自で開発したクリニカルラダーの2種類を活用し、段階的な成長を支えていることです。AMGのラダーでは医療従事者としての基本姿勢を身に付け、リハ科独自のラダーでは臨床に活きる技術を学ぶことができます。ラダーレベルに合わせて学ぶべき道標が示されているのはとても魅力的だと感じます。

新卒セラピストには、入職後3カ月の間に64講義を開催し、その後もPT・OT・STの部門別に専門性を高めていける学びを用意し、入職後3年間で一人前のセラピストを目指せるように応援しています。

教育に関して、自慢できるところを教えてください。

部下の成長を後押しする上司の存在が一番の自慢です。いつも肯定的で新しい挑戦を応援してくれる管理職ばかりなので、みんな安心してチャレンジできるのだと思います。

教育についての詳細はコチラ

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求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

一緒に働く仲間には、「自分の人生」と「患者さまの人生」、どちらも真剣に考えつつバランス良く行動し、悩みながらも前向きに取り組めるセラピストに成長してほしいです。

人生は自分で選んで進むもの。どんなに学びの機会が充実していても、「やる・やらない」は自分で決めなくてはなりません。当院には、あなたの成長を温かく見守り、学びの後押しをしてくれる先輩や上司がたくさんいます。私たちと一緒に、夢や目標に向かって挑戦していきましょう!

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プライベートの過ごし方

家族で趣味を楽しむ休日★

小さな子どもが2人いるので、休日は昼寝と勉強だけで終わらないように、積極的に家事や育児もしています。趣味は、登山・スキー・スノーボード・ラグビー観戦・演劇鑑賞などたくさんあり、最近は子どもと登山に行くのが楽しみです♪

プライベート