医療法人 徳洲会

千葉西総合病院

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看護部長インタビュー

看護部長の魅力がわかるコンテンツです。supported by 医療21

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看護部長インタビュー

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看護部長の、看護や職場についての想いが聞けるコンテンツです。

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豊富な症例を担当することで、
専門職として成長できます。

Profile

看護部長/南出千恵
保健師を目指すファーストステップとして看護師資格を取得して、看護師の職に。新卒当時に出会ったプリセプターの指導に感銘を受け、そのまま看護師の道を進むことに。結婚を機に退職。1996年に徳洲会へ入職、湘南鎌倉総合病院で救急を中心に担当。2019年に看護責任者として葉山ハートセンターへ異動、2023年に当院へ看護部長として赴任。

これまでの歩み

新卒時代の出会いで、看護師の道を進むと決めたそうですね。

はい。当初は保健師を目指していて、そのファーストステップとして看護師として職に就いたのですが、当時のプリセプターが本当に人としてできた方で、一緒に働くのがとにかく楽しかったんです。何度も後ろにつかせてもらいながら、「最初のうちは見ていればいいよ、そのうち覚えるからね」と優しく声掛けしてくれていたのを覚えています。学校で習っていた頃よりも、ずっとやりがいが感じられました。

その頃の経験から、看護師1年目における周囲のフォロー体制というものが、その後のキャリア形成においてどれだけ重要かを実感しました。今でも新人教育を考える際には、どのようにすれば新人の成長を一緒に喜べるような環境にできるかを重視しながら組むようにしています。

どんな新人時代でしたか?

とにかく何にでも興味が沸いて、気になったことにはすぐに首を突っ込みたくなる、好奇心旺盛なタイプでした。観たい・聞きたい・やってみたいという意欲にあふれた新人だったので、わからないことが出てくるとすぐに教育係の先輩に尋ねていました。プリセプターが私と少し年齢が離れたベテラン看護師だったこともあり、大らかな気持ちで育ててもらったと思います。

いつでも質問ができる環境だったというのが、私自身の成長につながったのだと感謝しています。どんなことでも時間を取ってマンツーマンで教えてくださる先輩の存在は、なかなか得難いものであり、ありがたかったです。

徳洲会グループ内で、電子カルテ導入の支援メンバーをされていたそうですね。

私が徳洲会グループで一番初めに勤めた湘南鎌倉病院が、グループ内で最も早く電子カルテを導入した病院だったんです。それを全国展開していこうとする上で、全国にあるあらゆる病院に出向きながら、いかにプロセスを標準化していくかを試行錯誤していきました。

病院ごとに特性や状況が異なるため、ヒアリングを行いながら、調整して折り合いをつけていくのが難しかったですね。グループ全体に浸透させるのに、5年ほどかかりました。大変ではありましたが、良い経験ができました。看護の領域を超えてこうした経験が積めるのも、グループの基盤あってこそだと思います。

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看護についての考え方

こちらの病院に赴任して、どんなイメージを抱きましたか?

赴任後にひと通り組織の流れを経験して、他の徳洲会の病院同様、「自分に嘘をつかなくていい病院」という印象を受けました。

当院を含めて、徳洲会グループでは基本的に救急を断ることはありません。苦しんでいる人を誰でも迎え入れることができることが、看護師として嬉しいですね。理念に基づいた行動をちゃんと取れる、嘘をつかずに働ける病院であることを誇りに思っています。

看護部として大切にしている方針を教えてください。

急性期に特化している病院ということもあり、当院では1日の新入院患者数も多く、しかも平均在院日数は10日を切る状況です。そんな中でも、「何かあればまた千葉西総合病院にかかりたい」と患者様に思っていただける看護が提供できるよう、患者様の声に耳を傾けながら、少しでも寄り添えるよう配慮しています。

看護部長として、スタッフに相談事や困り事があるときに、その場ですぐキャッチできる柔軟性を持ち続けたいです。忙しいと何かと先延ばしにしがちになりますが、業務に追われているときでも、短い時間でもいいのでその時に手を止めて相手の言葉を聴く姿勢を大切にしたいです。

スタッフに臨床の場で心がけてほしいことはありますか?

特に当院では、循環器を中心に、心血管系の疾患を持った患者様も多くいらっしゃいます。だからこそ、どの部署であったとしても「循環器が得意です」と胸を張って答えられる看護師を育てたいと考えています。また、目の前の患者様と向き合うことで昨日とは違う気づきを見つけられる、そんな看護師になってほしいですね。

トップダウンではなく、「こうじゃないか」「ああじゃないか」と意見を交わしながら、皆でチームを作り上げていきたいです。可能性の枠を少しずつ押し広げながら、さまざまなことにチャレンジする集まりにしていきたいですね。

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職員への思い

看護部ではどんなスタッフが活躍していますか?

結婚や子どもの誕生などのライフイベントの変化に柔軟に対応できる職場なので、勤続年数の長いスタッフも多く在籍しています。救急ニーズに積極的に応えているため、業務自体は日々それなりに忙しいですが、働く時間はフレキシブルに調整できるようにしていて、各個人のライフスタイルに合わせた働き方が叶えられていると思います。

教育体制も手厚く、中途入職者向けの教育ラダーなども整っているので、さらなる成長を目指して入職される方もいます。中途入職者を1年生として扱い、今までの病院との違いを理解した上で働けるよう配慮しているので、これまで以上の活躍を実現しているスタッフも多いですね。

どんな人が合う職場でしょうか?

成長意欲の高い人だと思います。担当できる疾患数・患者数が多いので、学会認定等を取りたい方にも向いています。自分が学びたいことを追求できるため、スキルアップしたい人にとって最適です。病院として教育支援を惜しまない方針なので、将来的に認定看護師として活躍したい等の想いがある方なら、やりがいのある職場だと思います。

とはいえ、「こういう人でないといけない」という枠は設けないようにしています。まずは何がしたいのか、どんなことを目標としているのかを詳しく伺った上で、それらの希望を叶えられる環境が当院にあるかを、一緒に考えたいです。

こちらへの入職を考えている方にメッセージをお願いします。

人には適材適所があると思うのですが、実際に働いてみないことにはわからないことも多いはずです。もしも今までいた職場が合わなかったとしたら、ご自身が合うところに出会えるまで、何度でも探し続ければいいのです。全国には当院を含め、何千という病院が存在しています。大事なのは、まずはチャレンジしてみることだと思います。

当院にはさまざまな科がありますし、働き方があります。ご自身のキャリア形成のために、ぜひ上手に活用してほしいです。

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プライベートの過ごし方

メリハリを大切に楽しむ休日

今は単身赴任中なので、休日はなるべく家に帰るようにしています。帰らない週末は美術館や博物館へ行ったり、公園へ行ったりと、積極的に日々を楽しんでいます。

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