医療法人 徳洲会

羽生総合病院

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看護部長インタビュー

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羽生総合病院

看護部長インタビュー

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看護部長の、看護や職場についての想いが聞けるコンテンツです。

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希望するキャリアと働き方を
自ら選び、実現できる看護師に

Profile

看護部長/青木三栄子
「羽生総合病院」開院の1983年に看護補助者として入職。働きながら看護学校に通い看護師資格を取得し、1988年より同院の看護師として勤務をスタート。副主任→主任→師長と進む中で、院内の複数部署のマネジメントや関連施設の立ち上げに携わり、2005年に副看護部長に就任し、認定看護管理者資格を取得。2016年にはグループの他院へ転勤して副看護部長に就任。2017年に再び「羽生総合病院」へ転勤となり、2019年より看護部長に就任。現在に至る。

これまでの歩み

羽生総合病院がオープンした年から勤務されているそうですね

幼い頃から人のお世話が好きだったので、将来は保育士の資格でも取ろうかなぁと、ぼんやり考えていた学生時代、タイミング良く自宅の近くに当院のオープンが決まり、「看護師もいいかもしれない」と、導かれるように入職に至りました。

当時は無資格でしたから、看護補助者として入職し、働きながら4年間看護学校に通って看護師の資格を取りました。

どんな新人看護師時代でしたか?

元気で明るい新人ナースで、どちらかというと遊ぶことが好きで、あまり勉強熱心ではなかったです(笑)。地域性なのか、当院の看護師は面倒見の良いタイプが多く、それは今も昔も変わらずで、温かい先輩方にとても可愛がってもらえたため、新人時代に辛かった記憶はほとんどありません。仕事で壁にぶつかって悩むようになったのは、役職に就いてからですね。

仕事で壁にぶつかった時、どんなふうに克服してきましたか?

仕事の壁を乗り越えるには、小さな成功体験を積みながら自分に自信を付けていくことが重要だと感じています。初めて副主任を任された時はとても大変だったけれど、小さなことでも「できた」という達成感が得られると前向きな気持ちになれて、もっと管理業務を学びたいという気持ちに繋がりました。

その後は、認定看護管理者教育課程のファーストレベル→セカンドレベル→サードレベルを受講し、当院の副看護部長に就任した際に認定看護管理者資格を取得しました。

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現在の挑戦

貴院は2018年の新築移転を機に、大きく進化を遂げましたね。

はい。当院は地域の方々の念願が叶って誕生した総合病院なので、公的医療機関のような立ち位置で、地域に求められる医療を提供してきました。地域の高齢化の進行に対応して、介護や在宅支援を担う関連施設と連携しながら「地域で治し、支えていく体制づくり」を進めています。

それに加えて、新築移転後は、救急医療・がん医療・健診を三本柱として、救急応需率を地域トップクラスに高め、高性能機器を用いたがん検診、がんの三大治療(手術・抗がん剤・放射線)、緩和ケアに対応できる環境を整えました。また、地域の災害拠点病院として、救急部門の充実やヘリポートの設置、災害に備えた運営体制の整備にも取り組んでいます。

貴院の看護師の業務の特徴について教えてください。

当院では働き方改革の一環として、職種間の「タスクシフト・タスクシェア」を推進しています。医師から看護師への「タスクシフト・タスクシェア」は、医師の業務の一部を看護師などに任せることなので、当院の看護師は、診療を行う医師に近い視点を養うことができています。

また、看護師から他職種へのタスクシフト・タスクシェアも進めています。そうした体制の中で、例えば看護補助者は独自の部署を確立して介護職としての専門性を発揮し、医事課スタッフもチーム医療の一員としての意識を高く持ってコロナ禍の感染防止策に携わるなど、さまざまな専門職が能力を上げ、業務範囲を拡大して活躍しています。

教育面について教えてください。

看護部が、進化を続ける病院とともに成長していけるよう、教育にはとても力を注いでいます。入職時教育やラダーに沿った継続教育はもちろん、キャリア形成のための研修参加や資格取得の支援体制も手厚く整えているので、認定看護師や特定行為研修修了者などのスペシャリストがたくさん活躍していて、来年度、再来年度にかけても受験予定のスタッフが多く控えています。

また、独自の研修プログラムも豊富で、蘇生トレーニングを行う「ICLS研修」、抗がん剤などの化学療法について学ぶ「IV研修」、国内外で災害医療救援活動を担う「TMAT隊員の育成コース」、徳洲会のグループ病院で働きながら学ぶ「ベストプラクティス研修」など、個々の興味に応じて選択できます。

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職員への思い

看護部長として、スタッフのために心がけていることはありますか。

自分らしさを大切に、のびのびと働いてほしいという想いから、主体性や自主性を尊重した関わりを心がけています。例えば、キャリア開発や働き方に関して、「こうあるべき」と押し付けることはせず、「自分で考え、自分で決める」が当たり前にできる職場を目指しています。

ただ、看護部長として大きな方針だけは示したいと考えていて、例えば「主任昇格後は、認定看護管理者教育課程のファーストレベルだけは受講してください」と伝えています。その後さらに上を目指すか別の道に進むかは自ら決めてほしいと思っています。

2024年度には、新棟開設を予定しているそうですね。

そうなんです。新棟は2024年4月開設予定で、1Fには保育室と病児保育室を併設、2F・3Fに80床の入院設備を備える予定です。病棟構成は、回復期リハビリテーション病棟40床、地域包括ケア病棟16床、HCU24床を予定し、急性期から回復期のリハビリ、在宅復帰支援・在宅療養支援まで一貫して対応できる病院を目指します。

貴院への入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

看護部には、新人・中堅・ベテランスタッフがバランス良く在籍していて、年齢・性別・キャリアもさまざまです。ワークライフバランスに十分配慮し、誰もが働きやすい環境づくりに取り組んでいるため、長く定着するスタッフや、子育て世代も多いのが特徴です。

プライベートを大事にしたい方や、これから結婚・出産を考えている方なども、安心して入職できる職場です。

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プライベートの過ごし方

季節の野菜を育てています

休日の楽しみと言えば、自宅の畑で野菜を育てること。豊かな大地に恵まれた羽生市は農業に向いていて、白菜、キャベツ、大根、カブなど、季節ごとにいろいろな野菜をつくっています。収穫した野菜は、職場の仲間にお裾分けしているんですよ。

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