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稲波脊椎・関節病院 Webで病院見学

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稲波脊椎・関節病院

( 一般病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

稲波脊椎・関節病院の見学の下調べ

スキルアップを目指す方にとって、専門領域に特化した看護を経験できる職場は魅力ですよね。東京都品川区にある「稲波脊椎・関節病院」は、脊椎疾患の内視鏡下手術で全国トップクラスの実績を持ち、整形外科看護をより深めていきたい方・未経験から学びたい方を歓迎しているとのこと。残業が少なく、働きやすさも整っているらしいので、さっそく見学に行ってチェックしてきます。

形 態
一般病院
所在地
東京都品川区/品川シーサイド駅
病床数
60床
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

稲波脊椎・関節病院の玄関

玄関

「稲波脊椎・関節病院」へのアクセスは、「品川シーサイド駅」から徒歩約7分。「天王洲アイル駅」や「青物横丁駅」からも徒歩圏内の便利な立地にあり、バス停も近くにあるため、「品川駅」「目黒駅」からバスで通勤するスタッフさんも多いそうです。玄関で迎えてくれたのは、IT・広報部の広報担当者さん。今日はよろしくお願いします。

玄関の次
稲波脊椎・関節病院の外来フロア

外来フロア

まずは、外来フロアを案内していただきました。「当院は手術目的の患者さんが中心で、早期社会復帰を実現する低侵襲治療に力を注いでいるため、外来受診の段階からしっかり関わることを心がけています。外来には1日120名前後の来院があり、病棟看護師と連携して、手術を受けた患者さんへの退院後のフォローもきめ細かく行っているんですよ」と、看護師さん。

外来フロアの次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

稲波脊椎・関節病院の会議室

会議室

会議室にて、ホームページで手術実績を見せていただきました。「当院は脊椎疾患の低侵襲治療に特化した『岩井グループ』の一員で、全国の脊椎内視鏡下手術のうち約15%の症例を手がけています(参考文献:日本整形外科學會雑誌 第97号 第1号)。当グループは江戸川区の『岩井整形外科病院』からスタートし、患者さんを受け入れるキャパシティを広げるため、空路・鉄路ともに交通アクセスの良い品川区に当院を開院したんですよ」。

会議室の次
稲波脊椎・関節病院の特別室

特別室

病棟は60床で、アメニティを充実させた特別室も完備されていました。高級感のあるインテリアで統一されていて、まるでホテルのようです。「全国各地に加えて海外からも患者さんが訪れるため、ゆったりとくつろげる空間づくりにも力を注いでいます。こちらの特別室は、海外の患者さんからも大変好評なんですよ」と、広報担当者さん

特別室の次
稲波脊椎・関節病院の手術室

手術室

つづいて、手術室へ。「手術室は3室体制で、全室がほぼ毎日稼働し、多い日では1日10件以上の手術を行っています。当院ではスポーツ外傷・障害における関節疾患の手術にも対応していて、手術の割合は脊椎疾患が約8割、関節疾患が約2割です。関節疾患の患者さんの中には10代のジュニアアスリートの方もいて、競技復帰のためのサポートにも取り組んでいます」。

手術室の次
稲波脊椎・関節病院のリハビリテーション室

リハビリテーション室

リハビリテーション室に伺うと、理学療法士さんにお会いできました。「当院では年間1444件以上の脊椎内視鏡手術が行われているため、リハビリテーション科でも脊椎術前術後リハビリに重点を置いています。看護師もリハビリに関する知識を身に付けるため、理学療法士による専門講義を受講する機会も用意されているんですよ」と、広報担当さん。

リハビリテーション室の次
稲波脊椎・関節病院のスタッフステーション

スタッフステーション

病棟のスタッフステーションに行くと、新入職看護師さんが指導を受けていました。「看護部は中途採用が中心で、整形外科の経験者だけでなく未経験者も歓迎しているため、研修制度やOJT体制を充実させています。入職後は、こんなふうにプリセプターの先輩が付き、キャリアに合わせたOJTを行っているので安心してくださいね」。

スタッフステーションの次
稲波脊椎・関節病院の院内研修の様子

院内研修の様子

「こちらは、先日開催した院内研修の様子です」と、写真を見せてくれました。「定期的に開催している院内研修は、医師やグループ病院のスペシャリストが講師となる機会も多く、スキルアップにつながっています。最近では、アスリートのドーピング防止のための薬剤に関する勉強会や、感染管理認定看護師によるSSI(手術部位感染)の講義などを受講しました」と、広報担当さん。

院内研修の様子の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

稲波脊椎・関節病院の外来

外来

お次は、永久保看護部長にお会いしました。スタッフのために取り組んでいることはありますか?「看護は大変なことが多いですが、その中にも楽しいと思えることを見つけて笑顔で働いていけるように、キャリアも私生活もどちらも応援してきたいと思っています」と、看護部長。

外来の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

稲波脊椎・関節病院の病室

病室

病室を覗くと、看護師さんがタブレット端末を持って患者さんと向き合っていました。「岩井グループはSDGsに積極的に取り組んでいて、医療活動や教育活動に加えて、環境活動としてエコキャップ運動やペーパーレス化などに取り組んでいます。現場には電子カルテはもちろん、タブレット端末も多く導入し、手術内容の説明や術後アンケートなどに活用しているんです」。

病室の次
稲波脊椎・関節病院のスタッフステーション

スタッフステーション

最後は、看護部の皆さんが集まってくれました。働きやすさはどうですか?「入退院や手術が多く勤務中は忙しいのですが、予定入院・予定手術が中心で残業はあまり発生しません。また、希望休がほぼ100%通るためプライベートの予定を立てやすく、『休む時はしっかり休み、仕事は集中する』というメリハリを大切にできています」と、皆さん。魅力的な職場ですね。今日はありがとうございました。

スタッフステーションの次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。脊椎内視鏡下手術を強みとする病院、いかがでしたか。

――お疲れさまでした。脊椎内視鏡下手術を強みとする病院、いかがでしたか。

脊椎内視鏡下手術で全国トップクラスの実績があり、執刀医たちの技術力の高さから、新幹線や飛行機を利用して遠方の都道府県や海外からも患者さんが訪れるそうです。早期社会復帰を実現する低侵襲治療を推進しているため、在院日数は1週間以内の方がほとんどで、とてもスピード感のある現場でした。

――どんなスタッフが活躍していますか?

看護部には、20代後半~30代前半の中堅層が多いそうです。女性が結婚・出産を経ても働ける環境が整っていますし、手術室には男性看護師も複数活躍していて、多様な人材を受け入れている職場という印象を受けました。

――では、ここはちょっと、というところは?

スピード感が求められる職場なので、ゆったりマイペースに働きたい方には向いていないかもしれません。看護部では短い入院期間の中で、いかに早く患者さんのニーズを捉えて適切なケアを提供できるかを重視しているそうです。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

多方面からアクセスに便利な立地にあるため、都内だけでなく、神奈川・千葉・埼玉・群馬など、他県から通勤するスタッフさんも多いそうです。残業がほとんど発生しない職場なので、通勤に多少時間がかかってもストレスにならないんだとか。

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