【医療法人 徳洲会 千葉西総合病院】Webで病院見学

最先端医療に携わりながら、専門性を高めてスキルアップしたいと考える人も多いのではないでしょうか。徳洲会グループの中でも随一の規模を誇る「千葉西総合病院」は、周辺医療機関との連携のもと、地域へ高度医療を提供しているとのこと。教育環境も充実していて、キャリアアップに励むスタッフも多いそうなので、さっそく見学に行ってみます！

「千葉西総合病院」へのアクセスは、新京成線「常盤平駅」北口より徒歩8分。松戸市は都心から約20km圏にあり、住みたい街ランキングで上位となるなど、人気のエリアです。駅からの道は、春に見事な桜並木となる、日本の道百選にも選ばれた「常盤平さくら通り」で、四季の移り変わりが楽しめる自然豊かな環境です。玄関で迎えてくれたのは、看護事務主任さん。「ようこそ！今日は当院の魅力をたっぷりご紹介しますね」。

玄関から中に入ると、待合ロビーです。天井が高く、広いですね！「当院の待合ロビーは、空港ロビーをモチーフとした造りになっているんです」と、看護事務主任さん。言われてみれば、そんな雰囲気です。「ドラマの撮影場所としても使われることが多いため、もしかしたらテレビなどで目にしたことのある人もいらっしゃるかもしれませんね」。

お次は、カテーテル室へ。近未来的な内装は、全体がグレートーンで、検査室とは思えないほどシックな印象です。「宇宙船のコックピットのようですよね。ここでは全6室ある血管造影室を完全にモニタリングできるようになっています。院長は、各国の要人が視察に訪れるほど実績ある医師なのですが、日々舞い込む多くの症例を、なるべく自分の目で見て治したいという熱意を持っているんです」。プロフェッショナルですね。

2階のリハビリテーション室へ伺うと、リハビリスタッフさんがいらっしゃいました。どんな支援を行っていますか？「急性期病院として、患者様の身体状態や家屋状況に合わせたリハビリテーションに取り組んでいます。PT・OT・STといったセラピストも多く在籍しているため、身体機能の回復や社会復帰も目指しやすい体制です」と、リハビリスタッフさん。

お次は、屋上のヘリポートへ。ドラマなどで見たことのある光景に、思わず胸が躍ります。「現在は、年間約20件の救急ヘリ搬送を受け入れています。ヘリポートからエレベーターで手術室・救急診療エリアへダイレクトに搬送することが可能なので、各国からの要人対応や、有事の際の活用も可能です。ヘリポートができる前は、近くの大型公園にヘリを降ろしてもらっていたので、よりスピーディーな対応ができるようになりました」。

4階にある心臓血管外科と循環器外科の混合病棟に行ってみると、スタッフステーションで多職種カンファレンスが行われていました。「当院ではチーム医療を重視しているため、あらゆる職種を交えたカンファレンスを定期的に開催しています。退院支援のカンファレンスも行っていて、ソーシャルワーカーが入退院の診療計画を立てるため、病棟を巡りながら各部門とカンファレンスを行っているんです」と、看護事務主任さん。

「当院では教育にも注力しています」と、集合研修の写真を見せてくれました。「看護ラダーだけでなく、医師や認定看護師・診療看護師による勉強会の開催や、eラーニングの活用、外部研修など、さまざまな角度から成長へのアプローチを行っています。また、グループで実施しているベストプラクティス研修では、全国の病院へ研修に行ける体制を確立。今の職場に籍を置きながら他の病院の環境を知ることができるので、好評です」。

「子育てママさん・パパさんも多く活躍しています」と、子育て中の看護師さん3名を紹介してくれました。皆さん、育児との両立はうまくできていますか？「はい。当院では女性はもちろん、男性看護師が育休を取得した実績も多くあります。24時間365日使える保育室もすぐ近くにあるため、子どものことも大切に育てながら、自分のキャリアも追求できる環境が整っています」と、皆さん。

話題に上がった保育室も見せていただくことに。可愛らしいカラーリングの室内で、子どものあそび場としても楽しそうですね。「子どもたちが元気でのびのびと過ごせるよう、有資格者による保育を実施しています。0歳児から対応しているので、産休・育休明けのスタッフからも働きやすいと評判なんですよ」。病院からは徒歩5分程度の距離で、駅前に位置しているため、電車通勤の人にとっても便利に使えるそうです。

つづいて、職員からの人気も高いという院内食堂へ。「大手飲食チェーンによる運営のため、おいしくてボリュームのあるランチが食べられると評判です。ランチは1食300円、ドリンクは1杯20円なんです」と、看護事務主任さん。満足感の高そうなラインナップですね。「事前に頼んでおけば、お弁当にして持って帰ることもできるんですよ」。

最後に、単身者向けの職員寮を見せてもらいました。お部屋は8畳のワンルームとのこと。寮全体に漂う高級感に驚きです！「ご案内すると、皆さん、ほぼ全員驚いていますね（笑）。オートロックなどの防犯対策もしっかりしているので、安全に過ごせると思います。設備が高級ホテル並みに整っているので、ぜひ見学してみてほしいですね」。手厚い待遇、素晴らしいです！本日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。地域へ高度医療を提供する大型総合病院、いかがでしたか？

スタイリッシュな環境のもとで、最先端医療に熱意を持って取り組める職場でした。教育研修体制も確立されていて、看護ラダーだけでなく、キャリアラダーやグループ内研修、資格取得支援など、スキルアップのためのサポートが整っていると感じました。

――働きやすさについてはいかがですか？

子育て中のママさん看護師も多く、男女を問わず育児休暇の取得復帰実績が豊富で、いつでも預けられる保育室も完備しているため、ライフステージの変化にも柔軟に対応できる職場です。希望休はほぼ100%通るなど、プライベートも充実しやすい環境ですね。

――では、ここはちょっと、というところは？

重症度の高い状態で運び込まれてくる患者様は多く、救急車の受け入れ数も多いため、症状の落ち着いた患者様に囲まれながらゆっくり働きたいという人には向いていないかもしれません。その分、たくさんのスキルや疾患を学ぶことができる職場です。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

事務職などのバックオフィススタッフを含む全職員に、BLS（心臓マッサージ）の研修を行っているとのこと。初期対応が重要な分野に精通しているからこそ、「1人でも救える人を増やす」という病院理念を反映して行っているそうです。

看護部長
インタビュー