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医療法人社団 協友会 東川口病院

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

医療法人社団 協友会 東川口病院

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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大切にしているのは、
「個育て」と「居場所づくり」。

Profile

看護科長 看護部教育部会 部会長 AMG(上尾中央医科グループ)の看護学校を卒業後、新卒で「東川口病院」に入職。卒後3年目からプリセプターとして新人教育に携わり、卒後5年目に主任となり、看護部教育部会に所属。結婚・出産後もキャリアを継続し、2016年に係長、2021年に科長に就任し、現在は看護部教育部会の部会長を務め、病院全体の教育委員会にも所属している。

これまでの歩み

新卒からこちらの病院で働いているそうですね。

はい、トータル15年ほど勤務しています。ずっと同じ職場でいいのだろうか、他の病院も経験してみようか…と考えたこともあります。でも当院には看護師に幅広い活躍フィールドがあって、部署異動や役職の変更などで仕事の環境・役割に変化が生じるたびに、自分はまだこの病院で学ぶべきことがある!と感じてきたんですよね。

はじめて働いた部署は整形外科病棟で、3年ほど在籍する中で一通りのことを覚えて、経験のある看護師になれたつもりでいました。でも、次に内科病棟に異動してみると分からないことだらけで、自分の未熟さに愕然としたんです。新人の頃から要領は良いほうで、時間管理は得意でしたが、深くアセスメントすることが苦手で、もっと患者様の役に立ちたくて勉強を続けてきました。

新人時代の思い出を教えてください。

部署に配属された初日、手術患者様の帰室時に何もできずに立っていると、教育担当の先輩から「立っているだけなら邪魔なんだけど!」と、非常に厳しい言葉をいただきました(笑)。もう自分が情けなくなって、明日からモニターだけは装着するぞ!と心に決めたことをよく覚えています。毎日、「昨日よりは今日、今日よりは明日」の精神で、一つひとつできることを増やしていったという感じです。

それに、先輩方の厳しさは愛情の裏返しで、成長するたびに褒めてくれたので、もっと頑張りたい!と前向きになれたし、学ぶことが楽しかったです。先輩方にはたくさん怒られたけれど、それ以上にたくさん励ましていただき、いまだにお世話になっている方もいます。

教育に携わるようになったのはいつからですか?

はじめて教育する役割を与えられたのは卒後3年目に経験したプリセプターで、看護部教育部会に所属したのは卒後5年目に主任になってからです。

自分は厳しい先輩のもとで鍛えられたのですが、指導する立場になってみると、相手が傷つくのではないか、萎縮してしまうのではないか…と、いろいろ考えてしまって…態度や言葉を選んでいますね。そういう性格は今も変わっていなくて、今の新人さんが受け入れやすい指導の在り方ってどんなだろう?どんな言葉を選べば響くだろう?と、日々試行錯誤しています。

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教育担当者としての取り組み

現在の取り組みについて教えてください。

看護部の教育部会の部長として活動しながら、病院全体の教育委員会にも所属して連携しています。

私の大きな役割は、看護部の教育を時代に合わせてどのようなものにしていくか、看護部長も交えて話し合いを重ね、教育指針を明確化させることです。そして、その指針を現場で教育に携わるスタッフに伝えること。伝える際には私から直接ではなく、部会のメンバーや各部署の主任を介して伝えるようにしています。

その後は、うまく実践できているか、困っていることはないかなどを確認し、必要に応じてアドバイスをしたり、システムを整えたりすることも私の大事な仕事だと思っています。

教育体制の特徴について教えてください。

当院の看護教育は、ベースにAMGのキャリアラダーシステムがあります。新卒者に対しては、厚労省推奨の研修ガイドラインを参考に新人看護職員研修を組み立て、その中で各人のペースに合わせて成長を支える「個育て」をしていることが特徴です。

達成してほしい目標は設定していますが、そこに向かうプロセスは人それぞれでいい! 人と人が関われば色々な化学反応が起きますから、一人ひとりに合わせた育て方を指導者とともに模索しています。
OJTの計画は各部署の実地指導者が立案し、実際の指導は卒後3~5年目の看護師を中心に、部署全体で行っています。当院では数年前からプリセプター制度のように指導者を固定することをやめ、さまざまな先輩からOJTを受けられる環境を用意しています。

新人さんは、「ストレスを抱えずに職場に居られるようになること」が第一歩です。それができればスピードに個人差はあってもみんな成長すると信じていますし、実感しています。

教育に携わる上で心がけていることはありますか。

長い目で成長を見守るようにしていますね。最近の新人さんは、仕事で悩んだり落ち込んだりした際、リフレッシュができるように休息期間を与えると、「また頑張ります!」と復活してくれる子が多い印象です。少し前の世代は、仕事で壁にぶつかって休むと、そのまま職場に来なくなってしまう…なんてことがありましたが、つまずいても立ち上がってくれるのは逞しいなぁと感じていますね。

つまずきは成長のチャンスでもありますから、落ち込んだとしても気持ちを切り替えて再び前を向く経験を繰り返してほしいです。当院は年間休日が充実していて、連休や有休も希望通りに取れるので、みんなストレスを溜め込む前に上手に息抜きをしていて、1年目の離職者はほとんどいないです。

教育についての詳細はコチラ

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求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

新しい仲間が職場に定着するには、「居場所をつくること」が何よりも大切だと思っています。それは新卒者も中途入職者も同じで、どんなにやる気がある方でも、職場の中に自分の居場所を見つけることができなければ、本来の能力を発揮できませんよね。

だから私たちは、新入職員の方が一日も早く職場に馴染み、居心地の良さを感じてもらえるように、コミュニケーションをたくさん取っていきたいと思っています。看護部一同、一緒に楽しく働ける日を心から楽しみにしています!

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プライベートの過ごし方

子どもたちと過ごす休日♪

私には2人の息子がいて、子どもが生まれてからは子ども中心の生活なので、自分の時間はあまり取れていません。昔から映画が好きで、料理をしながらサブスクで映画を観るのが唯一の趣味時間かも⁉ 最近は、中学生になった長男が一緒に映画を観てくれるようになりました。小学生の次男はサッカー少年で、よく試合の応援に行っています。

プライベート