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医療法人社団 聖仁会 我孫子聖仁会病院

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

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メイン写真
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自分のための学び
を大切にしてほしい。

Profile

看護師 透析センター師長 看護部教育委員会委員長 看護大学に進学して看護師・保健師の資格を取得後、新卒でがん専門病院に2年半勤務。その後、日勤のみで働ける環境を求めて、透析センターを持つ「我孫子聖仁会病院」に入職。未経験から透析看護の専門性を身に付けるために、外部研修・学会に積極的に参加し、私生活では結婚・出産を経験して仕事と子育てを両立。2024年度に透析センターの看護師長に就任し、2025年度より看護部教育委員会の委員長を務め、医療安全管理者の資格取得を目標にしている。

これまでの歩み

新人時代の思い出を教えてください。

看護大学で4年間学ぶ中で、がん看護に興味を持ち、新卒でがん専門病院の内科病棟に勤務しました。

終末期の患者様の看取りに関わる機会が多く、がんによって命の時間が限られている方の人生観や価値観に触れる中で、たくさんの貴重な学びを得ました。患者様の尊厳を守ることや、想いに寄り添った丁寧な看護実践など、今も忘れないようにしています。

卒後3年目にこちらの病院に入職されたそうですね。

はい。がん看護はとてもやりがいのある領域で、看護師として大きく成長できたのですが、忙しい職場環境で心身への負担が大きく、2年半で退職しました。次の職場は、生活リズムが崩れにくい日勤のみの場所を探そうと、当院の透析センターの求人を見つけて応募したんです。

透析看護は未経験でしたが、学べば学ぶほど奥が深く、当時在籍していた透析看護認定看護師の先輩から指導を受けられたことも、透析看護を好きになったことに大きく影響しています。透析に関する外部研修・学会にも積極的に参加し、知識が増えるたびに面白さが増していき、次の目標ができました。

また、透析室勤務は日曜日がお休みで夜勤がないため、結婚・出産後も仕事を続けやすく、子育てをしながらキャリアを磨き、2024年より透析センターの看護師長を務めています。

いつ頃から教育に携わるようになりましたか?

プリセプターなどの現場教育には長く関わってきましたが、教育委員会に所属したのは2025年度からです。当院は2025年度に新看護部長が就任したので、看護部長と一緒に、これまでの課題や近年の入職者の傾向を踏まえて、教育の在り方を見直しています。

当院の看護部は中途採用がメインで、即戦力となる方だけでなく、卒後年数の浅い第二新卒の採用にも力を注いでいます。ここ数年の間に、卒後1年目の途中で入職される方も増え、新卒同様の手厚い教育支援が求められるので、2025年度から新たにフォローアップ面談制度を導入しました。中途入職であっても、入職1カ月後・3カ月後・6カ月後・1年後に上司と個別面談を実施し、近況報告や目標管理の時間をつくっているんです。

第二新卒として入職される方の中には、以前の職場環境に馴染めずに退職された方が多いため、離職防止につながるモチベーション管理やメンタルヘルス支援まで教育委員会が担い、入職後1年間は手厚くフォローしています。

テーマ1

教育担当者としての取り組み

看護部教育委員会の取り組みについて教えてください。

看護部教育委員会では、「スタッフ一人ひとりに合わせた目標設定と研修開催」を目指して、ラダーシステムを活用してスキルアップを支えています。

また、すべてのスタッフに平等に学習の機会を提供するため、院内研修は原則勤務時間内の開催として、スマホやパソコンから学べるeラーニングも導入し、いつでも好きな時間・場所で学べるようにしています。

看護教育の特徴があれば教えてください。

当院には2つの特養が併設されていて、ご入居者の救急対応・入院治療が増えているため、認知症ケアや老年看護の学びを重視しています。また、2024年10月からは緩和ケア病棟が再開したので、ターミナル看護を深めていける環境も整えていきたいですね。

それから、地域密着型病院として、災害発生時に病院機能を守る防災対策にも取り組み、定期的な訓練を通じて、災害発生時の看護活動について学ぶ機会も設けています。

外部研修に参加しやすい体制は整っていますか?

はい。ケアの質の向上のために、看護部長も外部研修への参加率を高めていきたいと考えていて、業務貢献につながる外部研修・学会は勤務扱いとし、費用も病院が負担しています。

キャリア支援として、認定看護師などのスペシャリストを目指す際の資格取得支援制度も用意していますし、准看護師・看護助手から看護師を目指す方への奨学金制度も活用されています。

教育についての詳細はコチラ

テーマ2

求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

当院では多様な人材の活躍を推進し、各人の個性や持ち味が活きる職場を目指しています。現在働く看護師は、20代の若手から30代・40代の子育て世代、ベテランとしての50代、定年前後のプラチナナースまで、年齢・キャリアはさまざまで、看護師の大事なパートナーである看護助手の採用・教育にも力を注いでいます。

看護師は学び続けることが求められる職業ですが、自分のための学びを大切にしてほしいと思います。その学びは、結果的に患者様や職場のためになるものなので、なりたい看護師像をイメージしながら、自分の成長のために学びを楽しんでください。

テーマ3

プライベートの過ごし方

スポーツ観戦でリフレッシュ★

小学生の子どもがいるので、休日も家事と育児に追われる忙しい毎日を送っていますが、そんな中でも唯一大切にしているのが、大好きなスポーツ観戦の時間です。自分へのご褒美としてなんとか時間を捻出し、ラグビーやサッカーなどを会場へ行って観戦しています。

プライベート