
《 看護師編 》
結婚・出産でライフスタイルが変わっても、看護師としてスキルアップに励みたい方は多いはず。地域医療の充実のために進化を続ける「苑田第三病院」では、幅広い看護経験を積める場を用意し、キャリア目標やライフスタイルに合わせた働き方を応援しているのだとか。専門性の高い医療・リハビリの提供にも力を注いでいるそうなので、やりがいにも注目しながら早速見学に行って、働く魅力を見てきます!
- 形 態
- 一般病院
- 所在地
- 東京都足立区/竹ノ塚駅
- 病床数
- 117床

玄関
東武スカイツリーライン「竹ノ塚駅」周辺は、商店街や、高架下に新しくオープンした商業施設が並び、賑やかな雰囲気です。「苑田第三病院」があるのは、駅の西口から徒歩10分ほどの大通りに面した立地。玄関では、地域包括医療病棟と回復期リハビリ病棟の看護師長お2人が迎えてくれました。「ようこそ!当院は2025年4月から急性期病棟を地域包括医療病棟に変換しました。今日は当院の魅力をたっぷりと紹介しますね」。

待合ロビーの掲示板
待合ロビーには、新聞や雑誌に掲載された病院の実績が掲示されていました。「当院は開院以来、低侵襲かつ高度な手術・治療の実績が伸び続けていて、さまざまなメディアで紹介されています。3階に併設された『東京脊椎脊髄病センター』では、地域でも珍しい専門医療を提供していて、全国各地から手術目的で来院される患者様が後を絶たないんです」。早期社会復帰を実現する最新手術(MIS)の実績は地域随一とのこと。

外来部門
外来部門へ伺うと、ママさん看護師さんたちが集まってくれました。仕事と子育ての両立は順調ですか?「はい。近くに苑田会グループ合同の保育室があり、日勤常勤・時短勤務・パート勤務も選択できるので、どの部署にもママさん・パパさんがたくさん活躍しています。残業が少なく、子どもと過ごす時間を大切にできる職場なので、産休・育休取得後も常勤として復帰する看護師が多いんですよ」と、みなさん。

手術室
お次は、手術室の入口へ。手術件数はどのくらいですか?「年間400件以上実施しています(2025年7月)。 特に脊椎手術の実績が豊富で、MIS(最小侵襲手術)にも積極的に取り組んでいます。傷が小さく済むことで患者様に負担が少ないため、術後早期に離床でき、早期退院が可能になります。脊椎の疾患の看護を学びたいと入職を希望する看護師さんも多いです」と、看護師長。

回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟へ伺うと、スタッフのみなさんが迎えてくれました。働きやすさはどうですか?「年間休日は120日(+有休)で、月に10日公休があり、連休も取得できるので、家庭やプライベートを大切にしながら働くことができます。また、当院は予定入院・予定手術がほとんどなので残業が少なめで、回復期リハビリ病棟はほぼ残業がなく、地域包括医療病棟でも月平均10~15時間です」と、みなさん。

スタッフステーション
スタッフステーションでは、新人看護師さんが先輩の指導を受けています。「入職後は、新卒者も中途入職者も、業務に慣れるまでプリセプターの先輩が付いてマンツーマンのOJTを行っています。また、苑田会グループ共通のクリニカルラダーに沿って、レベルに合わせた目標を設定して定期的な評価・面談が実施されるほか、教育委員会主催の勉強会が、各病棟でさまざまなテーマで定期的に開催されています」。

スタッフステーション
多職種による退院支援カンファレンスが開催されていました。職種を超えた意見交換が活発ですね。「そうなんです。回復期の病棟では万全なチーム医療の体制を築き、多職種チームで在宅復帰支援や退院調整に介入しています。苑田第一病院をはじめ地域の急性期病院とも密に連携しながら、術後のリハビリ目的の患者様を積極的に受け入れているんですよ」と、みなさん。

病室
病室に伺うと、看護助手さんがシーツ交換を行っていました。「回復期リハビリテーション病棟には、脳血管疾患の患者様などが多いので、日常生活の支援を行う看護助手の増員を予定しています。看護助手は、無資格・未経験の方も大歓迎で、苑田会グループには『奨学金制度』があるので、働きながら看護師の資格取得を目指すこともできます」と、看護師長。

リハビリテーション室
お次は、広くて開放的なリハビリテーション室へ。「当院の大きな特徴は、救急の受け入れから急性期の治療・手術、回復期のリハビリや在宅サポートに至るまで、一貫した医療サービスを提供していること。さまざまな機能を持つ病院なので、看護師の活躍の場も幅広く、幅広い経験を積んでスキルアップを目指したい方には最適な職場だと思います」。興味のある部署への異動希望も出せるそうです。

新人研修の写真
「こちらは、苑田会グループが主催する新人研修の様子です」と、写真を見せてくれました。グループ全体の新人研修があるんですね。「はい。新卒者には、入職直後に行う『集中研修』や、入職1カ月・3カ月・6カ月・1年の節目に行う『振り返り研修』などがあり、グループ合同で行っています。卒後2年目以降も、リフレッシュ研修・リーダーシップ研修・管理者研修などを用意し、継続的な成長をサポートしています」。

こどもランド花はた
最後は、苑田会グループ合同の保育室「こどもランド花はた」へ。病院から車で15分程のサ高住「リハビリテーション花はた」に併設されています。「保育室は24時間対応なので、夜勤時に利用できるだけでなく、勉強会の時には延長保育をお願いできます。生後2カ月から対応してもらえるので、産休・育休取得後の職場復帰もしやすいですよ」。魅力的な子育てサポートですね!今日はありがとうございました。
帰り道

- ――お疲れさまでした。ライフスタイルが変わっても働き続けられる病院、いかがでしたか?
- 年間休日120日(+有休)で、有休も取得しやすいなど、働きやすさが整っていますし、お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務が選べて、グループ合同の保育室も用意されているなど、子育て支援も充実しているので、結婚・妊娠・出産後も無理なく働き続けられそうだと感じました。
- ――どのような看護スキルが身につく職場ですか?
- 外来(救急外来含む)・地域包括医療病棟・回復期リハビリテーション病棟・手術室と、活躍の場がたくさんあるので、幅広く学ぶことも専門性を磨くこともできる職場です。また、脊椎を強みとしている病院で、全国から脊椎疾患の患者様が来院されるので、脊椎に関する看護の知識も深められます。
- ――では、ここはちょっと、という点は?
- 現場は常に進化を続けているので、変化が苦手な方は少し戸惑う場面もあるかもしれません。しかし業務効率化のために電子カルテを導入したり、継続して学べるようにクリニカルラダーを取り入れたりと、スタッフさんの働きやすさを重視した上での変化なので、良い変化だと感じました。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします
- 子育て支援が充実しているので、時短勤務を使って働きながら、お子さんが小学校に入学してから常勤に変更して長く働き続けるママさんたちが多くいました。パパさんの育休取得率も年々上がっているそうです。
結婚・出産後も看護師としてスキルアップを目指したい方
幅広い看護経験を積みたい新卒・第二新卒の方






