
《 看護職編 》 リハビリ専門病院で働く魅力と言えば、患者様とじっくり関わりながら回復の過程を見られることですよね。
上尾中央医科グループ(AMG)の「さがみリハビリテーション病院」では、働きやすさを整えてスタッフのモチベ―ションを上げ、常時約80%の在宅復帰率を維持しているとのこと。看護部では教育を充実させて、新卒者や回復期の看護が未経験の中途入職者も歓迎しているそうです。2025年12月に新築移転・増床し、より魅力的な病院になったそうなので、さっそく見学に行って確かめてきます。| 形 態 | リハビリテーション病院 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県相模原市緑区/橋本駅 |
| 病床数 | 140床 |

玄関
「さがみリハビリテーション病院」へのアクセスは、「橋本駅」南口からバスに乗り、「九沢自治会館前」バス停で下車して徒歩6分。職員用駐車場が完備されているので、マイカー通勤者も多いそうです。
玄関では、看護係長さんが迎えてくれました。「ようこそ!以前から連携している急性期病院『相模原協同病院』の隣接地に新築移転し、同病院を退院した患者様をよりスムーズに受け入れられる体制が整ったんですよ」。
| POINT | バス通勤もマイカー通勤も可能 |
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外来待合スペース
さっそく玄関を入り、外来待合スペースへ。「当院は傾斜地に建っていて、玄関・受付・外来があるこちらのフロアは、実は2階です。下のフロアが1階で、職員用フロア・厨房・訪問看護ステーションなどがあるんですよ」。
「外来は最大6診体制で、受診までの時間を快適に過ごしていただけるように、座り心地の良い椅子を備えています。また、外来待合とは別にラウンジも設けていて、今後は院内行事をラウンジで開催したいと考えています」。
| POINT | きれいで快適な院内環境 |
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リハビリ室
最上階の4階には、広いリハビリ室がありました。「リハビリ科にはPT・OT・ST合わせて100名近くが在籍し、入院患者様へのリハビリに加えて、外来リハビリや訪問リハビリにも対応しています」。
「新築移転と同時に多様なマシンを導入したほか、ドライブシミュレータや一般家庭の浴室・キッチンを再現した実践的な訓練スペースも設け、屋外リハビリや園芸活動ができるテラスもつくりました」。
| POINT | 充実したリハビリ環境 |
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外来待合スペース
お次は、看護部長にお会いしました。「当院は2003年に市内初の回復期リハ病棟を開設以来、地域No.1のリハビリ病院を目指して多職種が連携し、常時80%以上の在宅復帰率を実現しています」。
「新築移転によって機能的で美しい院内環境が整い、業務効率向上につながる設備や職員用の休憩室・食堂・保育室も充実したので、スタッフのモチベーションや看護の質も上がっています」と、看護部長。
| POINT | 新築移転でより魅力的な職場に |
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カンファレンス室
病棟のカンファレンス室では、多職種カンファレンスが行われていました。「チーム医療を推進する当院では、入院早期から『在宅復帰』を想定した支援を多職種で検討しています」。
「回復期の看護師には、患者様が個別リハビリで獲得した『できるADL』を日常的に『しているADL』へつなげる役割が求められているので、さまざまな職種から生活リハビリに関するアドバイスをもらっています」と、看護係長。
| POINT | 職種を越えたチームワーク |
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病室
病室を覗くと、新人看護師さんへのOJTが行われていました。「看護部では『新人さんを部署全体で育てていこう』という方針を掲げ、メンタルケアをチューター(相談役の先輩)が担い、技術指導はみんなで交替で行っています」。
「当院は緊急入院・手術に対応していないため、患者様に丁寧なケアを提供できるだけでなく、新人さんにも時間をかけた指導を行うことができています」と、看護係長。
| POINT | きめ細かいOJT |
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スタッフステーション
スタッフステーションに行くと、看護部の教育担当者の方にお会いできました。「教育委員会ではAMGのラダーシステムを活用し、専門職としての継続的な成長を支えています」。
AMGには資格取得支援制度もあるので、当院には5名の回復期リハビリテーション病棟協会認定看護師が在籍し(2026年1月)、専門性を持って患者様に向き合うだけでなく、多職種チームのマネジメントやスタッフ教育にも携わっているんですよ」。
| POINT | 教育やキャリア支援が充実 |
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訪問看護ステーション
お次は、1階に併設する訪問看護ステーション「ルピナス」へ。「在宅サービスの充実も当院の強みで、病棟看護師と訪問看護師が連携し、退院後も継続性のある支援で在宅療養を支えています」。
「在宅医療を学ぶために、病棟から訪問看護ステーションに異動したスタッフも数名います」。訪問看護ステーションは24時間対応なので、在宅看取りの希望にも柔軟に寄り添えているそうです。
| POINT | 訪問看護に興味がある方も歓迎 |
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職員食堂
つづいて、おしゃれなカフェ風の職員食堂へ。「当院では職員食堂を『コミュニティラウンジ』と呼び、昼休みにはさまざまな職種がおしゃべりを楽しみながら休憩しています」。
「厨房があるので出来立ての手作りランチを食べることもできますし、院内の無人コンビニで食品や飲料を購入することも可能です」。福利厚生が充実していますね。
| POINT | 手作りランチが人気の職員食堂 |
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院内保育室
お次は、園庭付きの院内保育室へ。子育て中のスタッフは多いですか?「はい。子育て世代が多い職場なので、お子さんの急な体調不良による勤務変更にも『お互いさま』と支え合っています」。
「子育てを大切にできるように、各部署で残業時間の削減に取り組み、お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もできるようにしています」と、看護係長。
| POINT | 園庭付きの院内保育室 |
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病棟
最後は、看護部の皆さんが集まってくれました。とても和気あいあいとした雰囲気ですね。「ええ。看護師同士はもちろん、他職種とも同じチームの仲間として協働していて、とても仲が良いです」。
「職種に関係なく良好な人間関係が築かれているからこそ、質の高いチーム医療の実践につながっているんです」と、皆さん。なるほど!今日はありがとうございました。
| POINT | 人間関係が良好 |
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帰り道

- ――お疲れさまでした。高い在宅復帰率を維持する回復期リハビリ専門病院、いかがでしたか?
- 患者様の在宅復帰のために多職種が一丸となって取り組んでいて、とても活気のある病院でした。2025年12月に新築移転したばかりなので、院内はとてもきれいで、保育室や食堂がある職員用フロアも素敵な空間です。
- ――回復期の看護の特徴はどんなところですか?
- 患者様の「自立を促す関わり」が大きな特徴だと感じました。患者様自身が立ち上がったり、歩いたり、トイレに行ったりする様子をそばで見守り、手を貸し過ぎてもダメですが転倒しないように配慮しなければいけないので、急性期とは違った視点が必要ですね。
- ――では、ここはちょっと、という点は?
- 駅から少し離れている点でしょうか。ただ、バスの本数が充実していますし、マイカー通勤も可能です。また、独身の方には通勤しやすい立地に職員寮を用意しているそうですよ。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします
- 外来フロアのラウンジを活用し、次年度からクリスマスコンサートや看護の日などのイベントを開始予定とのこと。地域密着型病院として、住民の方との交流を大切にしていきたいそうです。
リハビリテーション看護に興味があり、他職種とチームを組んで働きたい方
患者様とじっくり向き合える職場で、結婚・出産後も長く働きたい方








