

医療法人財団 青葉会
青葉病院
( ケアミックス型病院 )


通勤しやすさ・残業の少なさ・子育てとの両立のしやすさは、働く上でどれも大事にしたいポイントですよね。駅近の立地が魅力の「青葉病院」は、毎日ほぼ定時に退勤できる職場を実現し、子育てサポートの充実にも取り組んでいるとのこと。首都圏で多くの病院・介護施設を展開する「大坪会グループ」の一員で、働く上での安定感も抜群らしいので、さっそく見学に行って確かめてきます!
- 形 態
- ケアミックス型病院
- 所在地
- 東京都世田谷区/三軒茶屋駅
- 病床数
- 117床(一般73床、介護療養44床)

玄関
「青葉病院」があるのは、東急田園都市線「三軒茶屋駅」北口Bを出てすぐ。駅から徒歩0分と言ってもいいくらいの場所で、雨の日の通勤もストレスになりません。玄関では、一般病棟で働く看護師さん(写真左)と介護療養病棟で働く看護師さん(写真右)が元気に迎えてくれました。「駅近の立地は大きな魅力で、都内だけでなく、神奈川や埼玉方面から通うスタッフも多いです」。


職員寮の様子
「大坪会グループの三軒茶屋地区には、グループ合同の職員寮が十数カ所あり、職場からも駅からも近く、家賃もリーズナブルで大人気です」と、写真を見せてくれました。すごくきれいな寮ですね。近隣にはどんなグループ病院がありますか?「三軒茶屋病院・三軒茶屋第一病院・東都三軒茶屋リハビリテーション病院があり、合同の保育室も完備して子育てとの両立を応援しています」。※寮の写真は一例で、実際とは異なる場合もあります。


外来診療室
外来に伺うと、診療を終えた長谷院長にお会いできました。「長谷院長は、近隣の高度急性期病院の病院長として活躍してきたため、地域のさまざまな医療機関とのネットワークがあり、当院赴任後も病診連携を大切にしています。また、時代に合わせた新しい取り組みにも積極的で、近年では自然災害などの非常時にも病院機能を維持するための『BCP(事業継続計画)対策』に力を注いでいるんですよ」。


屋上
屋上に行き、 BCP対策の非常用発電機を見せていただきました。ガソリン式8台・ガス式8台・蓄電池式5台と万全の体制です。「こちらは、災害対策委員会の委員長を務める薬局長で、院長や事務長と連携しながら、発災後3日間は自力でもちこたえるための物資の備蓄や防災対策に取り組んでいます。薬局長の前職は外資系金融企業という珍しい経歴で、とっても気さくで誰からも愛される当院の名物職員なんです」。


病棟
お次は、一般病棟の師長さんにシフト表を見せていただきました。お休みの希望は通りますか?「ええ、希望はほぼ100%通しています。看護部では部署を超えた助け合いを大切にしていて、入退院が多い一般病棟には、外来や介護療養病棟から応援スタッフが駆けつけてくれることもあります。ただ、救急車は受け入れていませんし、手術や緊急入院もないため、計画通りに業務が進みやすく、残業はほとんど発生していません」。


病室
病室では、ママさん看護師のお2人がケアにあたっていました。ママさん仲間は多いですか?「とても多いです。仕事と子育てを両立する大変さを身をもって経験しているため、子どもの行事や体調不良による勤務変更にも『お互いさま』と協力し合っています。子どもが小さいうちは、日勤常勤・時短勤務・パート勤務もできますし、子どもの成長に合わせた働き方の相談などもしやすい職場です」。


スタッフステーション
スタッフステーションを覗くと、病棟カンファレンスが行われていました。どんな看護スキルが求められる職場ですか?「入院患者様の大半は、近隣の急性期病院を退院した高齢者の方で、看護の基本的な知識・技術に加えて、老年期の特徴を踏まえたアセスメントや日常生活支援などが求めらます。病棟は一般病棟73床(特殊疾患病棟21床含む)と介護療養病棟44床で構成されていて、慢性期寄りのケアミックス型病院です」。


スタッフステーション
「入職後は、こんなふうにサポート役の先輩が付き、マンツーマンの丁寧なOJTを行っています」と、教えてくれました。老年看護が未経験でも大丈夫でしょうか?「大丈夫です。キャリアに応じた指導計画を立て、業務に慣れるまで先輩がフォローするので安心してください。最近は、『忙しい急性期病院の働き方に馴染めなかった』という方の入職も増えていて、イチから老年看護を学んでいるスタッフもたくさんいるんですよ」。


リハビリテーション室
つづいて、リハビリテーション室を案内していただきました。「当院では、一般病棟の患者様だけでなく、介護療養病棟の患者様へのリハビリにも力を注ぎ、ADLの維持・向上によって入院中のQOLを少しでも高めていけるように努めています。長期入院中の患者様にとっては、病室を出てリハビリテーション室に来るだけで気分転換になりますし、リハビリスタッフとの会話も楽しんでいるようです」。


廊下
事務長にお会いして、大坪会グループ三軒茶屋地区の看護職募集案内を見せていただきました。グループ病院とはどんな形で連携していますか?「合同の新人研修や管理職会議を行ったり、忙しいグループ病院に応援勤務に行ったりと、距離の近さを活かして支え合っています。2021年12月より合同の看護局も設立し、新型コロナ関連のストレスを抱えるスタッフへのメンタルサポートなども行っていく方針です」と、事務長。


廊下
最後は多職種の皆さんが集まってくれました。和気あいあいとした雰囲気で、職種の壁を感じませんね。「ええ、他職種との仲の良さも当院の自慢で、日頃から職種間のコミュニケーションが活発なため、質の高いチーム医療が実現しています。面倒見の良い先輩ばかりなので、新人さんも馴染みやすいと思います」。皆さんの笑顔から、人間関係の良さが伝わってきます。今日はありがとうございました。

帰り道

――お疲れさまでした。通勤しやすく、残業も少なく、子育てとの両立もしやすい病院、いかがでしたか?
- 「三軒茶屋駅」北口Bを出てすぐの立地は本当に魅力的で、スタッフの皆さんから大好評でした。救急車を受け入れておらず、基本的に予約入院のため、計画通りに業務が進み、毎日ほぼ定時に退勤できているんだとか。休みの希望も通りやすく、保育室などの子育てサポートも整っているため、子育て中のママさんもたくさん活躍していましたよ!
――看護部ではどんな採用を行っていますか?
- 中途採用が中心だそうです。ただ、大坪会グループには新人教育体制が整っているため、臨床経験2~3年の第2新卒者の採用実績はあるとのこと。最近は、「じっくり向き合った看護を提供したい」という20代の方や、「子育てと両立したい」という30代の方の入職が増えているそうですよ。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 急性期の現場でバリバリ働きたいという方には向いていない職場だと思います。一般病棟もありますが、脳卒中の重い後遺症を抱えている方や指定難病・特定疾患の方など、急性期を脱しても治療が必要な患者様が中心でした。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 名物職員の薬局長はとてもエネルギッシュな方で、いるだけで周りの雰囲気が明るくなるムードメーカー的存在でした。災害対策委員会の委員長として、BCP対策にも力を注ぎ、患者様用はもちろん、職員用の食料・飲料水もしっかり確保しているそうです。
駅チカのケアミックス型病院でじっくり向き合った看護を提供したい方
家庭やプライベートを大切にできる職場で長く働きたい方