
患者様とじっくり向き合えるのは療養型病院ならではの魅力ですよね。足立区保木間にある療養型病院「足立北病院」では、看護師の負担軽減のために看護助手の採用・育成に力を注いでいるとのこと。看護助手の身体介助業務も、安全に配慮して2名体制で行っているそうです。ワークライフバランスを大切にできて、心身ともに無理なく働ける環境も整っているらしいので、さっそく見学に行って確かめてきます。
| 形 態 | 慢性期病院 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都足立区/谷塚駅 |
| 病床数 | 112床 |
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

玄関
「足立北病院」へのアクセスは、東武スカイツリーライン「谷塚駅」から徒歩11分。閑静な住宅街にあり、病院とは思えないおしゃれな外観が目を引きます。玄関では、事務長が迎えてくれました。「ようこそ!当院の建築にはフランス人設計士が携わっていて、外観だけでなく内装もとても洗練されたデザインです。今日は自慢の職場をたっぷりとご紹介しますね」。

待合ロビー
さっそく玄関を入り、外来の待合ロビーへ。おっしゃっていた通り、内装も素敵でホテルのような雰囲気ですね。「ありがとうございます。当院の歴史は長いのですが、2015年に新築移転し、最新設備を持つ療養型病院に生まれ変わりました。入院患者様は地域の急性期病院から転院された長期療養目的の方が中心で、緊急入院の受け入れは行っていないため、院内はゆったりと穏やかな時間が流れています」。

スタッフステーション
スタッフステーションに伺うと、病棟カンファレンスが行われていました。「病棟は2階と3階にあり、各病棟には看護師とほぼ同数の看護助手を配置して、手厚い人員体制を実現しています。すべて療養病床なので要介護度の高い患者様が多いですが、身体介助は必ず2名体制で行い、介助する側・される側の安全に十分配慮しているんです」。2名体制の介助は、入職して間もないスタッフの安心にもつながっているとのこと。

病室
病室では、リハビリスタッフさんによるリラクゼーションが行われていました。「離床が難しい患者様にはベッドサイドでリハビリを提供していて、血液循環やリンパの流れを促進する関節可動域訓練で褥瘡の予防・改善に努めています。また、東京都ナースプラザの認定看護師派遣制度を活用して、皮膚・排泄ケア認定看護師を招いて専門講義の開催やコンサルテーションの介入などを依頼するなど、褥瘡対策に力を注いでいます」。

廊下
つづいて、菊池総看護師長にお会いしました。スタッフのために取り組んでいることはありますか?「職員満足の向上がケアの質を上げ、患者様の満足につながると考えているので、ワークライフバランスを大切にできる職場づくりを進めています。心身の健康は仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えますから、しっかり休んでリフレッシュできるように、残業ほぼゼロを実現し、休みの希望にもほぼ100%応えていますよ」と、総看護師長。

研修風景
「こちらは院内研修の写真です」と、紹介してくれました。スタッフ教育に熱心に取り組まれているのですね。「そうなんです。医療安全や感染管理などの法定研修だけでなく、院長や職員が講師となって、現場のニーズや患者様の状況に合わせた学びの機会をつくっています。また、2025年度は『身体抑制の最小化』に向けた取り組みを強化し、抑制委員会による勉強会も充実させているんですよ」。

廊下
つづいて、特定技能制度によって来日した外国人スタッフさんを紹介していただきました。「多様な人材の活躍を推進する当院では、介護の仕事に興味のある外国人スタッフの入職も歓迎しています。現在、フィリピンとインドネシア出身の特定技能実習生が6名勤務していて(2025年12月)、皆さん仕事へのモチベーションや成長意欲が高いので、日本人スタッフも良い刺激を受けています」と、事務長。

イベントの様子
「100歳の誕生日を迎えた患者様のお祝いをしたときの写真です」と、見せてくれました。「QOLを重視した医療・介護サービスを提供する当院では、入院生活に少しでも楽しみを持っていただけるように、お一人おひとりに何をしてさしあげられるか、常に気を配っています。ご家族からも好評なので、今後はもっとイベントの機会を増やしていきたいと考えているんです」。療養型病院ならではの取り組みですね。

デイルーム
つづいて、大きな窓のあるデイルームへ。自然光がたっぷり差し込んで、とても明るい空間ですね。「そうなんです。患者様やご家族の面会・歓談用スペースとしてだけでなく、スタッフのミーティングや憩いの場としても活用しています。大きな窓からは敷地内の庭園を眺めることができて、庭園には四季折々の草木を植えているんですよ。2024年には、庭園の隣にご家族・職員・近隣住民の方が利用できるコインパーキングを設置しました」。

デイルーム
デイルームの一角で、看護助手さんがeラーニングを受講していました。「eラーニングなら、時間や場所にとらわれず、自分が興味のあるテーマを選んで学習できます。看護助手さんの中には、無資格・未経験で入職し、働きながら介護の資格を目指す方も多いので、eラーニングで自己学習をサポートし、手厚い資格取得支援制度(受験費用の補助・特別休暇の付与・合格祝い金)も用意しています」。

職員食堂
最後は、スタッフの皆さんに人気の職員食堂へ。「日勤時は美味しい日替わりランチを1食300円で食べることができて、夜勤時は夕食・朝食が無料で提供されます。また、職員用休憩室にはお菓子の自動販売機を設置していて、気軽に小腹を満たせる便利さがとても好評です」と、事務長。福利厚生が充実していますね!今日はありがとうございました。
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。
帰り道

- ――お疲れさまでした。心身ともに無理なく働ける療養型病院、いかがでしたか。
- スタッフの配置が手厚くて2名体制での介助が定着しているので、心身ともに負担が少なく、ケアの質の向上や新入職員の安心にもつながっていました。また、清潔な環境づくりにも力を注いでいるため、院内は整理整頓が行き届いていて病院特有の匂いもなく、気持ち良く仕事ができる環境です。
- ――どんなスタッフが活躍していますか?
- スタッフの年齢層は20~60代と幅広く、特に多いのは子育てが一段落した40代・50代で、家族の介護と仕事を両立している方もいるそうです。多様な人材の活躍を推進しているので、新卒看護師・定年退職前後のプラチナナース・外国人スタッフなども勤務していますし、保育補助・学童保育補助制度などの子育て支援を充実させて、小さなお子さんを持つ方も歓迎しています。
- ――では、ここはちょっと、という点は?
- 急性期の現場でバリバリ働きたい、という方には向いていないかもしれません。でも、慢性期の看護に興味がある方や、家庭やプライベートを大事にしたいという方にはピッタリな職場だと思います。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 病院公式Instagramがあり、さまざまな情報発信に取り組んでいます。イベントや院内研修の様子など、求職者にとっても魅力的な情報が満載なので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
患者様とじっくり向き合える療養型病院で、長く働きたい方
残業がなく、希望休もしっかり取れる職場を求めている方






