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八王子保健生活協同組合  城山病院

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八王子保健生活協同組合 

城山病院

( 慢性期病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

城山病院の見学の下調べ

慢性期の医療現場は看護業務がルーティン化しがちで、スキルアップを図りにくいという意見も聞きますが、実際はどうなのでしょうか。八王子保健生活協同組合が運営する「城山病院」は、慢性期病院でありながらかかりつけ患者様の緊急入院を積極的に受け入れ、リハビリや退院支援に力を注いでいるとのこと。仕事にやりがいや達成感を感じながら、家庭やプライベートも大切にしているスタッフがたくさんいるらしいので、さっそく見学に行って確かめてきます。

形 態
慢性期病院
所在地
東京都八王子市/高尾駅
病床数
159床(医療療養80、回復期39、地域包括ケア40)
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

城山病院の玄関

玄関

「城山病院」へのアクセスは、JR「高尾駅」から送迎バスで約7分。病院の周りは美しい山々に囲まれていて、近くに登山口やハイキングコースがあるほど自然豊かです。玄関では、地域包括ケア病棟で働く入職2年目の看護師さんが迎えてくれました。「ようこそ!当院周辺はホタルが生息できるほど環境が良く、出勤前に山登りをしたり、景色を堪能できるロードバイク(自転車)で出勤したりするスタッフもいるんですよ」。

玄関の次
城山病院の外来待合ロビー

外来待合ロビー

まずは、外来待合ロビーへ。こちらの建物は新しいですね。「ええ、2021年に増築した新棟で、外来部門と病棟機能の一部が入っています。当院は1979年に開設した歴史ある病院ですが、地域の皆さんに気持ちよく利用していただけるようリニューアル工事を随時行っています。母体の八王子保健生活協同組合では『地域の声』をとても大事にしていて、こちらの新棟建設時には患者様の要望を反映して玄関に屋根をつけたんですよ」。

外来待合ロビーの次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

城山病院のリハビリテーション室

リハビリテーション室

お次は、リハビリテーション室へ。「当院では高齢者救急医療・リハビリテーション医療・在宅医療を3つの柱とし、院長がリハビリ専門医であることから、回復期や地域包括ケアの病棟だけでなく療養病棟でも積極的にリハビリを行っています。一般的な療養病棟では長期療養を経て病院で最期を迎える方がほとんどかと思いますが、当院の療養病棟からは毎月のように退院される方がいらっしゃるんです」。素晴らしいですね。

リハビリテーション室の次
城山病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スタッフステーションではカンファレンスが行われていました。「地域医療に取り組む当院では、『高齢者の方が住み慣れた地域で長く暮らし続けるにはどんな支援が必要か』という視点を大切にケアにあたっています。こんなふうにスタッフ間で活発な意見交換を行い、患者様お一人おひとりが望む次のステップに進めるように取り組んでいます」と、皆さん。他職種や在宅事業部のスタッフも交えた話し合いの場も設けているそうです。

スタッフステーションの次

創意工夫を伺う独自の取り組み

城山病院の訪問診療室

訪問診療室

つづいて、訪問診療室のスタッフさんを紹介していただきました。「八王子保健協同組合では、他にも通所リハビリ・小規模多機能・サ高住などの20の在宅事業部を運営し、地域の皆さんが元気なうちから医療・介護が必要になって終末期に至るまで、切れ目のない支援体制を構築しています。そのため、在宅復帰がスムーズに進むケースが多く、回復期リハビリテーション病棟の在宅復帰率は常時90%前後です」。

訪問診療室の次
城山病院の病棟

病棟

病棟に戻ると、新人看護師さんへの指導が行われていました。「入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターの先輩が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧なOJTを行っています。技術チェックリストや振り返りシートを活用し、個々のキャリアやペースに合わせて指導しているため、卒後1年目の途中で入職した第二新卒者や、10年以上のブランクから復職したスタッフも、定着して活躍しています」と、看護師さん。

病棟の次
城山病院の病棟

病棟

つづいて、認知症看護認定看護師の資格を持つ竹内看護部長に遭遇。どんな仲間を歓迎していますか?「患者様に安心感を与えられるよう、笑顔や挨拶が得意な方がいいですね。当院の救急車受入台数は、都内の慢性期病院の中でトップクラスなので、『慢性期だからのんびり働けそう…』と思って入職されるとギャップを感じるかもしれません。今後は認定看護師の仲間も増やしていきたいので、キャリア志向の方も大歓迎です」と、看護部長。

病棟の次
城山病院の院内研修の様子

院内研修の様子

つづいて、看護部長が院内研修の写真を見せてくれました。「教育委員会では、毎月さまざまなテーマの研修を開催しています。能力に合った学びができるようクリニカルラダーも導入していますし、動画研修やeラーニングも活用し、時間や場所に縛られずに学習できる環境も整えています」と、看護部長。外部研修への参加も促し、業務貢献につながる内容であれば日勤扱いとし、研修費・交通費ともに病院が負担しているのだとか。

院内研修の様子の次
城山病院の廊下

廊下

お次は、子育て中のママさん・パパさんにお会いしました。仕事と子育ての両立は順調ですか?「はい。看護部には育児経験者が多く、子どもの急な体調不良や行事によるお休みに理解があって助かっています。また、残業も少ないですし、希望休を月5日も申請できて、有休もしっかり消化できるので、子どもとの時間を大切にできて嬉しいです」と、お二人。最近では男性看護師も積極的に育休を取得しているそうです。

廊下の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

城山病院の病棟

病棟

つづいて、EPA(経済連携協定)制度で来日したインドネシア出身の看護師さんを紹介していただきました。「多様な人材の活躍を推進する当院には、看護師やケアワーカーとして働く外国人スタッフが複数います。私の病棟にはカンボジア出身のケアワーカーが勤務しているのですが、異文化コミュニケーションが楽しく、プライベートでも仲良くしているんですよ」と、看護師さん。

病棟の次
城山病院の廊下

廊下

最後は、八王子保健生活協同組合が開催する「はちせいまつり」の写真を見せていただきました。「はちせいまつり以外にも、はちせいハートプランという健康を考えるイベントを定期開催し、地域のために健康講座を開いたり、体力測定を行ったりしています。当院の看護師は院外でも活躍する機会が多いため、地域医療に貢献している実感が持ちやすいと思います」と、看護師さん。素敵な取り組みですね。今日はありがとうございました。

廊下の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。緊急入院の受け入れやリハビリ、退院支援に力を注ぐ慢性期病院、いかがでしたか?

――お疲れさまでした。緊急入院の受け入れやリハビリ、退院支援に力を注ぐ慢性期病院、いかがでしたか?

救急病院ではありませんが、かかりつけの患者様であれば24時間体制で緊急入院を受け入れていて、救急車の受け入れ台数は都内の慢性期病院の中で随一と聞いて驚きました。母体の八王子保健生活協同組合の在宅事業部との連携体制を活かして退院支援にも力を入れていて、療養病棟からも毎月1~2名の退院があるそうですよ。

――看護部にはどんなスタッフが活躍していますか?

看護部では新卒・第二新卒者の採用も積極的に行っているため、20代から60代まで幅広い年齢・キャリアのスタッフがいて、男性看護師も各病棟に在籍しています。結婚・出産後も働きやすい環境があり、ママさん看護師もたくさん活躍していて、お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務を選んでいる方も複数いました。

――では、ここはちょっと、という点は?

看護部長も言っていた通り、のんびり働ける病院を想像して入職すると、ギャップを感じてしまうかもしれません。急性期病院とは異なる忙しさがあり、スキルアップ・キャリアアップの機会にも恵まれています。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします

山々に囲まれた病院周辺では、たびたび野生のサルやイノシシが目撃されているのだとか。都内とは思えない美しい自然の景色も楽しむことができ、立地環境を気に入っているスタッフさんも多かったですよ。

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