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医療法人社団 大日会 小金井太陽病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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豊かな感性を育み、
創造性にあふれる看護を。

Profile

副院長 診療技術部長 看護部長/伊藤 八代子高校卒業後、看護の道を志して九州から上京。看護師の資格を取得後、都内の2つの医療機関でキャリアを磨き、仕事と子育てを両立しながら管理職も経験。2009年に小金井太陽病院に看護師長として入職し、療養病棟→回復期リハビリテーション病棟→一般病棟のマネジメントに従事。2012年に看護部長に就任し、認定看護管理者資格を取得。現在は副院長と診療技術部長も兼務し、より魅力的な看護部づくり・病院づくりに邁進している。

これまでの歩み

新人時代の思い出を教えてください。

新人時代はとにかく目の前の仕事に全力投球!という感じで、泣いたり笑ったりしながら看護師人生がスタートしたように思います。改めて振り返ってみると、嬉しかったことも辛かったことも、本当にいろいろなことがあったけれど、心から看護師を辞めようと思ったことは一度もありません。

ただ、看護師という仕事は、単純に「好きだから」だけでは続かないと思っています。私の場合、一緒に働く仲間に恵まれたから、今日まで看護師を続けることができていますね。

こちらの病院に出会ったきっかけはなんでしたか?

中央線の車窓から見える当院の看板が目に留まったことがきっかけです。当時は長年勤めた職場を経営破綻で失い、ひどく落ち込んでいたのですが、その職場の部下たちに「元気のない師長は師長らしくありません!転職活動を頑張ってください!」と激励されて、職場探しをしていたタイミングでした。

自宅から近かったので面接に訪れたところ、トントン拍子に話が進み、療養病棟の師長として採用していただけました。

看護部長に就任するまで、院内各部署の管理業務に携わったそうですね。

ええ。療養病棟の看護師長を経験後は、回復期リハビリテーション病棟の立ち上げを行ったり、一般病棟の看護配置基準を改善したり、当院にとって重要なプロジェクトを達成した後、看護部長に就任しました。

看護部長職は初めてだったので力不足を感じることも多く、自信を付けるために認定看護管理者資格を取得したんです。だから現在は、将来の世代交代も見据えながら、看護部の管理職たちに認定看護管理者教育課程のファーストレベルやセカンドレベルの受講を勧めています。

職場に新しい風を入れるため、2024年度には2名の看護師長を迎えたので、今後の活躍にとても期待しています。時代はどんどん変化していますから、若い方の意見にも耳を傾けていかなければ組織は衰退していくばかり。もうすぐ、Z世代に続く新世代のα世代が就業する時代を迎えるわけですから、「老いては子に従え」ということわざを頭の片隅に置いて仕事をしています(笑)。

テーマ1

現在の挑戦

看護部長として大切にしている取り組みを教えてください。

毎朝、外来診療のスタートから30分ほど受付前に立ち、地域の患者様とお話することを大切にしています。それが私にとって最高のデトックス時間で、デスクワークから離れて初心に戻り、患者様から元気をいただいているんです。

先日は80代の患者様から、「あなたは長く働いているわよね。いつも同じ顔に会えると嬉しいから、これからも頑張ってね」と声をかけられ、とても嬉しくなりました。地域の患者様にとって、かかりつけの病院に馴染みの看護師がいるのは安心感につながっているようで、看護部の管理職たちにも報告しました。

看護師に求められるスキルについて教えてください

最も欠かせないスキルは、相手を思いやる姿勢です。また、看護とは自由で、創造性が求められるクリエイティブな仕事なので、豊かな感性も求められます。

だから当院のスタッフには、日々感性を磨き、どうすれば患者様を笑顔にできるか、どうすれば患者様の役に立てるか、柔らかい頭で考えてほしいですね。スタッフの新しいアイディアは大歓迎です。その実現を支えることも私の大事な仕事ですから、患者様と対話を重ねる中で要望をくみ取り、創造性を発揮して新しい看護ケアを提案してくれたらと思います。

最近導入した取り組みはありますか?

業務改善や接遇マナー、5S活動など、病院全体で半年ごとにテーマを決め、その強化キャンペーンを実施しています。例えば接遇マナーの強化キャンペーンでは、品格のある言葉・行動が見られたスタッフを医師たちに「いいねシール」で評価してもらい、シールをたくさん獲得したスタッフを表彰しました。何ごとも楽しみながら職場全体で取り組みたいので、医師やコメディカルも巻き込んで継続しています。

当院は大きな病院ではないけれど、そのぶん部署の垣根がなく他職種とも近い距離で仕事ができるのが良いところ。看護部長である私のことも身近に感じ、何かあれば頼ってほしいので、部長室の扉は常にオープンにして、声をかけてもらいやすい環境にしています。

テーマ2

職員への思い

スタッフのために取り組んでいることはありますか。

一人ひとりの頑張りを見て、感謝を伝えるようにしています。先日も、何気なく入ったリネン室がとてもきれいに整頓されていて、そこにいた看護補助者に「いつもありがとう」と伝えたら、「そう言って貰えると励みになります」と返ってきました。ちゃんと言葉にして良かったなと思ったし、もっとポジティブな声かけを大切にしていかなければ!と気付かされた出来事でした。

どんなスタッフを歓迎していますか。

「人」が好きな方がいいですね。看護は自由で感性の豊かさが活かされる仕事なので、趣味やプライベートを充実させている方も大歓迎。感性が豊かな方は想像力が豊かで、相手の心情を察知する能力に長けていると感じるので、私生活でも五感をフル活用している方が理想です。

あとは、地域で活躍する看護師を育てていくことも地域密着型病院の役割の一つなので、看護の魅力を語れる方も歓迎しています。看護師育成において、看護の魅力を伝えることってとても重要なんですよね。先日、中学時代に当院で職場体験をして、当院の看護師の働く姿勢に感銘を受けて看護の道を目指しているという大学生に出会い、とても嬉しくなりました。これからも、将来の可能性に満ちた子どもたちに看護の魅力を伝えていけるような職場であり続けたいです。

求職者にメッセージをお願いします。

生涯学び続ける姿勢が求められる看護師にとって、ともに学び、ともに成長を続ける仲間の存在はかけがえのない宝物です。当院には20代から60代まで幅広い年齢・キャリアの看護師が在籍し、同じチームの仲間として支え合っています。先輩・後輩関係なくコミュニケーションが活発で、忙しい状況でも声をかけ合って協力できる看護部ができています。ぜひ、私たちのチームに加わって一緒に成長していきましょう。

テーマ3

プライベートの過ごし方

絵画や自然に癒される休日☆

絵画鑑賞が趣味なので、休日はのんびり美術館巡りを楽しんでいます。あとは、自然の中に身を置いて、無心で過ごす時間も好きです。よく行くのは葛西臨海公園や湘南の海で、一人で波を見つめていると心の疲れがスッとなくなります。

プライベート