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医療法人社団 苑田会

苑田第三病院

( 一般病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

中途入職でも、教育環境にはこだわりたいですよね。結婚や出産でライフスタイルが変わった後も、スキルアップに励みたい方は多いと思います。整形・透析・心臓カテーテルを三本柱に、地域の救急医療も担う「苑田第三病院」が取り組んでいるのは、中途入職者のキャリア開発。働きやすい環境も整え、有能な看護師の定着を図ることで、病院の実績も伸ばしているそうです。一体どんな取り組みをしているのか、早速現場を訪ねてみましょう!

■形 態 :
一般病院
■所在地 :
東京都足立区/竹ノ塚駅
■病床数 :
116床
百聞は一見にしかず見学開始!!

玄関

東武スカイツリーライン「竹ノ塚駅」周辺は、スーパーや商店街で賑わう親しみやすい下町。公園などの自然環境も多く、子育てファミリー層が多く暮らしています。駅の西口から10分ほど歩くと、大通りに面した立地に「苑田第三病院」が見えてきました。玄関で迎えてくれたのは、看護師長の小田さん。「ようこそ!今日は、成長を続ける当院の取り組みをたっぷりご紹介しますね」。

待合フロア

待合ロビーの掲示板には、新聞や雑誌に取り上げられた病院の実績がたくさん紹介されています。「開院以来、高度なオペや治療の実績が伸び続けていて、いろいろなメディアで紹介されています。3階に併設された『東京脊椎脊髄病センター』では、地域でも稀少な専門医療を提供していますし、透析のシャント関連手術や、心臓カテーテル治療においても、近隣の病院から多くの紹介を受け入れているんですよ」。

創意工夫を伺う独自の取り組み

外来

外来を覗くと、子育て中の看護師さんがたくさん活躍していました。「外来部門は、子育てをしながら長く定着しているママさん看護師ばかりなんです。診療介助だけでなく、内視鏡やカテーテル検査も担当しているので、幅広い業務を通じてスキルアップができるんですよ」と、小田さん。保育所があり、時短勤務制度や日勤常勤制度も利用できるので、産休・育休取得後に常勤として復帰する方が多いそうです。

手術室

お次は、約10年手術室で活躍する清井副主任を紹介していただきました。1日どれくらいのオペに対応しているんですか?「当院には2つの手術室とカテーテル室があり、1日2〜5件のオペに対応しています。 開院当初は脊椎オペがメインでしたが、循環器の専門医が赴任してからは心臓カテーテルの件数が伸びていますし、全国的な透析患者様の増加に伴い、シャント関連手術も増えています」と、清井さん。手術件数が増えても、ほとんどが予定手術のため、時間通りに働けるそうです。

ウェットラボトレーニング

「心臓カテーテルの治療件数の増加に伴い、専門教育を充実させるため、2016年度から『ウェットラボトレーニング』を導入しました」と、研修写真を見せてくれました。ウェットラボトレーニングって何ですか?「動物の器官を用いて、実践的な手術手技を学ぶ訓練のことです。先日は豚の心臓を用いて、解剖観察や手術のデモンストレーションを行ったんですよ」と、小田さん。医師だけでなく、看護師もたくさん参加したそうです。

透析室

お次は、透析室で臨床工学技士さんを紹介していただきました。「透析装置は6台ですが、シャント関連手術に対応しているので、重度の合併症を持つ患者様も受け入れていますし、人工透析室を持つ苑田第二病院や、地域の透析施設の患者様のシャント造設やPTA(経皮的血管形成術)も引き受けています」と、臨床工学技士さん。コンソールも最新式で、質の高い透析治療に取り組んでいるそうです。

ナースステーション

ナースステーションで、今年入職した3名の中途採用の看護師さんを紹介していただきました。職場の教育サポートはどうですか?「中途でも、新卒者と一緒に『新人オリエンテーション』に参加して、グループ病院や関連施設を見学できたのがとても良かったです。また、月1〜2回の院内研修のほかに、リフレッシュ研修や苑田会グループの合同研修にも参加する機会もあり、教育環境にはとても満足していますよ」と、皆さん。

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

病棟

病棟を歩いていると、西野看護部長にばったり遭遇。看護部では、中途入職者の教育にとても力を入れているそうですね。「はい。結婚・子育て・家族の介護など、多様な生活背景を持つ中途入職の方にも、成長できる喜びを感じて欲しいと思っています。苑田会グループには、法人合同の教育委員会が設置されていて、現在クリニカルラダーを開発中です。今後はますますレベルに合った学びができる環境が整う予定です」と、西野部長。

リハビリテーション室

つづいてリハビリテーション室で、理学療法士さんを紹介していただきました。「当院では、看護師とリハビリスタッフが密に連携を図り、術後の早い段階からリハビリに介入して、早期離床を目指しています。苑田会グループには、リハビリに特化した専門病院もあるので、リハビリスタッフに対する教育にも熱心なんですよ」と、小田さん。2016年度からリハビリ室を拡充し、今まで以上に急性期のリハビリに力をいれているそうです。

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

リネン室

病棟のリネン室には、看護助手さんが活躍していました。「要介護度の高い患者様も入院しているため、看護助手を多めに配置して、看護師が本来の業務に専念できる環境を整えています。看護助手さんにも向上心を持って活躍してもらうため、年3回は看護助手向けの勉強会を開いていますし、看護助手から看護師を目指す方への『奨学金制度』も整っています」と、小田さん。看護助手さんへの教育サポートも手厚いんですね。

スタッフステーション

最後は、多職種の皆さんが見送ってくれました。これからは、どのようなキャリアの看護師を採用していく方針ですか?「教育サポートを更に強化し、即戦力となる方だけでなく、臨床経験の浅い第二新卒や、ブランクからの復職者も積極的に採用して行きたいです。だから、キャリアに自信がない方も心配せずに応募してくださいね」と、皆さん。今後もいろいろな仲間が集まりそうですね。今日はありがとうございました。

介護21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

――お疲れさまでした。中途入職者への教育に力を入れる病院、いかがでしたか?
家庭を持ちながら働く看護師たちの頑張りで、診療実績を伸ばし続けている病院でした。日勤常勤や時短勤務などの制度が整っていましたし、「残業をしない働き方」が定着していたので、子育てや家族の介護をしながらでも、キャリアアップに励めると思います。
――どんな看護スキルが身につく職場ですか?
病棟、外来、手術室、透析室と、さまざまな活躍の場があるので、幅広く学ぶことも、専門性を極めることもでき、キャリアアップの道が選べる環境なのが魅力的です。家庭的な規模の病院ですが、併設された『東京脊椎脊髄病センター』では専門性の高い治療を行っているので、スキルアップに最適です!
――では、ここはちょっと、という点は?
西野部長としては、もっと教育する側の人材を増やしていきたいそうです。指導者が増えることで、ますますいろいろな方が活躍できる環境が整いそうですね。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします
苑田会グループには、職員旅行、運動会、望年会(忘年会)など、さまざまな職員向けのイベントが充実しているそうです。今年の職員旅行先は「熱海」で、グループ病院のスタッフと一緒に、美味しい食事と温泉を堪能しんだんだとか。

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