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医療法人社団 協友会 千葉愛友会記念病院

リハビリ科

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

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教育担当インタビュー 【リハビリ科】interview

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学びを自由に楽しめる環境
を創造していく喜び

Profile

リハビリテーション科 係長 作業療法士 まな部所属医療福祉系の専門学校で作業療法士(OT)の資格を取得後、新卒で「千葉愛友会記念病院」に入職。急性期・回復期・維持期と、各ステージに応じたリハビリを経験し、入職10年目に主任に、入職19年目に係長に就任。教育活動に関心を寄せ、「まな部」のコアメンバーとして、勉強会の企画・運営や、研修講師、新人教育などを担当。また、アクティビティインストラクターの資格取得や、がんリハビリテーション研修修了など、自身もキャリア形成に励みながら、OTチームの生涯学習支援制度の構築を進めている。

これまでの歩み

作業療法士を目指したきっかけを教えてください。

高校時代、祖父が脳梗塞を発症してしまい、元の生活を取り戻すためにリハビリに励む祖父を近くで見守る中で、将来はリハビリの専門職を目指したいと考えるようになりました。OTを選んだ理由は、もともと絵を描くことが好きで、よくペンを握っていたせいか、手の構造に興味があったから。手指のリハビリと言えば作業療法と知り、OTを志しました。

新人時代の思い出を教えてください。

私が新卒で入職した当時の当院のリハビリ科は、現在のようにスタッフ数が多くなく、新卒OTの入職は私ひとりで、当院初の男性OTだったこともあり、いろいろな先輩が気にかけてくれました。どの先輩も本当に優しくて、あたたかい人間関係に恵まれたからこそ、今日まで同じ職場で働けているのだと思います。

新人時代は先輩方の期待に応えたくて、張り切って仕事に臨んだものの、はじめて担当した患者さんの移乗介助を行った際に擦り傷を与えてしまい、ものすごく落ち込んだことがありました。でも、OTの先輩だけでなくPTの先輩まで親身になってフォローしてくれて、移乗動作のコツをイチから丁寧に指導してくれたんですよね。

印象に残っている患者様とのエピソードはありますか?

新人の頃、転倒による頚髄損傷で入院された、60代の女性患者様を担当したことがありました。その方はそれまで何不自由なく元気に生活されていただけに、治療後も手の麻痺の後遺症が残ってしまったことにショックを受けていて、私も少しでも改善できればと試行錯誤しながら向き合っていたんです。

年末年始を控えていて、「これから楽しみにしていたテレビ特番がたくさん放送されるのに、リモコンのボタンを押すこともできない」という声を聞き、「リモコンのボタン操作ができるようになること」を目標に掲げてリハビリを行いました。毎日コツコツ続けた努力が実を結び、ご自身でリモコンのボタンを押して観たかった番組を楽しめたと報告を受けた時、涙が出るほど嬉しくて感動したのを覚えています。

私は担当患者さんから、「~ができるようになりました」という言葉を聴く瞬間が一番達成感を感じます。当院では、担当セラピストを変えない「患者担当継続制度」を導入していて、患者様が急性期病棟から回復期リハビリ病棟に転棟し、訪問リハビリや外来リハビリへ移行しても、ずっと担当を継続できます。リハビリ期間の終了まで寄り添えるため、「~ができるようになりました」という声を多く聞くことができ、やりがいにつながっているんです。

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教育担当者としての取り組み

現在の取り組みについて教えてください。

科内の教育に携わる「まな部」のコアメンバーとして、科内全体の勉強会の企画・運営や、新人OTへの教育、PTの生涯学習の講師協力、STの新人教育や勉強会などを行っています。

当科の教育の大きな特徴は、勉強会の参加・開催が自由であること。強制されなくても自ら学びたい、勉強会を開きたいと考えるスタッフがたくさんいます。「まな部」は、もともと「学習係」という名称でしたが、スタッフが主体的に学びを楽しむ風土に合わせて、「まな部」に改称しました。

言葉の選び方ってとても重要で、言葉ひとつで印象が変わってしまうものです。他にも当科では、最近「管理職」という呼称を廃止しました。私も含め、役職がつく職員の大事な仕事は「仲間を支えること」であることから、「支援職」というオリジナルの呼び方を採用しています。
それまで「人を管理する」というイメージに抵抗感があって管理職になりたがらないスタッフもいたため、「支援職」という言葉を選びました。当科は新卒採用が中心で、毎年若いセラピストが入職します。時代に合わせていろいろなことを柔軟に変えていける組織っていいなと感じています。

勉強会の頻度はどのくらいですか?

当院は勉強会が活発で、毎日と言っていいほど何らかの勉強会が開催されます。リハビリ科では全体向けの勉強会を月4~5回開催しているほか、職種ごとのチーム別勉強会もありますし、各自が自由にテーマを決めて企画する勉強会もあります。また、医師・看護師・ケアマネージャー・管理栄養士などの他職種もリハビリ科向けの勉強会を開いてくれるため、本当に幅広い学びができるんです。

さらに、AMGのラダー制度に沿ったキャリア支援体制も整っていて、能力や興味に合った本部研修やeラーニングも受講OK。一人前のセラピストに成長した後も、マネジメントスキルを磨いたり、スペシャリストの道に進んだり、将来的にそれぞれが思い描いたキャリアを歩んでいくためのサポート体制もあります。

PTに限っては、当院は「認定PT臨床認定カリキュラム指定教育機関」であり、日本理学療法士協会の生涯学習制度に沿って、認定PTを目指す前段階の「登録理学療法士」の取得に必要な実地研修を職場で受講できます。今後はOTもPTと同様に生涯学習支援体制を整えていきたいと考えていて、いろいろ準備しているところなんです。

院外で学ぶ機会もありますか?

もちろんです。各人が興味のある外部研修・学会参加を支援する制度があり、経済的な負担を抑えて外部へ学びに行けます。ここ最近は「仲間と一緒に参加したい」という声が多く、ますます参加率が上がっていますよ。

教育についての詳細はコチラ

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求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

当科では、新しい仲間が職場に馴染み、安心して仕事を覚えていけるように、話しかけやすい・相談しやすい・意見しやすいなど、「~しやすい雰囲気」を大切にしています。働く環境に満足しているセラピストが多く、AMGが毎年実施する職員意識調査アンケートでも、当院は職場の雰囲気の良さが上位にランクインしているんです。

当科では、新人さんが仕事に不安を抱えるのは当然のこと、と捉えています。不安という感情は、現状を良くしよう、確認しよう、なんとかしようといった行動の原動力、さらには成長の原動力になるものですから、是非その感情を無駄にせず、エネルギーに転換してください。

当院に入院される患者さんは突然の傷病で不安を抱えている方が多いですが、そうした不安も吹き飛ばせるくらい元気で明るいスタッフに育ってほしいと、思っています。ぜひ一緒に、楽しく笑顔でリハビリに取り組んでいきましょう。

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プライベートの過ごし方

家族との時間を楽しむ休日♪

小学生の子どもがいるので、休日は家族でお出かけを楽しむことが多いです。週末休みや連休も取得しやすい職場なので、家族でおいしいものを食べたり、温泉巡りをしたり、バーベキューをしたり…、思いきり遊んでリフレッシュしています。

プライベート
《 看護職編 》赤ちゃんからお年寄りまで、生涯を通じた健康をサポートする地域密着型病院。

Webで病院見学看護職編

《 リハビリスタッフ編 》幅広いリハビリに携われる地域密着型病院。働く満足度を大切に、多様な人材の活躍を推進しています。

Webで病院見学リハビリスタッフ編

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