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医療法人 神奈川せいわ会 相武台リハビリテーション病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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初心をずっと忘れずに、
謙虚な姿勢で看護をしてほしい。

Profile

看護部長/浅野茂子高校卒業後、看護師を目指して神奈川に転居し、一般病院の看護助手として働きながら准看護学校・看護学校に進学。看護師の資格取得後は、さまざまな部署を経験して急性期~慢性期の看護に携わり、結婚と同時に看護係長に就任。その後は3人の子どもの子育てと仕事を両立。子育て中も管理職としてのキャリアを磨き、看護部長職を5年ほど経験して退職。2020年に相武台リハビリテーション病院の看護部長に赴任し、現在に至る。

これまでの歩み

働きながら看護師の資格を取得されたそうですね。

そうなんです。手に職を付けるために看護の道を志し、生まれ育った故郷を離れて、働きながら看護師を目指して学校にも通う身として、神奈川県の一般病院に就職しました。准看護学校と看護学校でトータル5年ほど仕事と学業を両立し、念願の看護師の資格を取得後は、その病院で30年以上勤務して看護部長職も経験したんですよ。

どんな新人時代を過ごしてきましたか?

新人時代は毎日が忙しく、よく働いていたなぁと思います。大変だったことや辛かったこともあったはずですが、今となってはすべて良い思い出になっていますね。

私はずっと働く仲間に恵まれてきて、新人の頃は地域医療に情熱を注ぐ院長のことを心から尊敬していました。その院長は誰に対しても優しくて穏やかで、患者様からも職員からも人気があり、私は「ずっと院長についていく!」と心に決めていたんです。
今でもよく覚えているのは、院長は自分が休みの日にも病院のことを気にかけ、「何か困っていることはないですか?」と、必ず電話をくれること。私はその電話を受けるたびに安心できて、こんな医師のもとで働けて幸せだなと感じてきました。

また、院長は事あるごとに「地域で一番の病院をつくろう!」とスタッフたちに言っていて、その言葉にみんなが賛同して同じ方向を向いていました。優れたリーダーシップを発揮する管理者の鏡のような方で、大きな影響を受けた人物の一人です。

管理職を務めながら子育てを経験されたそうですね。

はい。卒後数年で看護主任を任され、結婚を決めた29歳で看護係長に昇進しました。まもなく子宝に恵まれたものの、産休・育休制度など整っていない時代でしたから、妊娠中はギリギリまで働いて産後8週で職場復帰したんです。

私は子どもが3人いるのですが、第1子と第2子は年子で、第2子と第3子は2歳差と、あまり年齢が離れていないので大変でした。職場に保育室があったので、子どもたちは首が据わらないうちから保育室のお世話になり、毎日一緒に通勤した思い出があります。子どもが小さい頃はとにかく自分の時間がなくて、スキルアップを目指して勉強に励む同僚を羨ましく感じたこともありましたね。

時代は変わり、今では1年の産休・育休取得が当たり前になりましたし、当院では24時間対応の保育室を設け、小学校就学までは時短勤務を選べるようにしています。当院のママさんたちには、そんな恵まれた子育て支援をフル活用し、自分が納得できるキャリアを選択してほしいと願っています。

テーマ1

現在の挑戦

大切にしている看護方針について教えてください。

患者様と向き合う際は、「もしも自分の大切な家族・恋人・友人だったらどうしてほしいか、どうしてあげたいか」を必ず考えるようにしています。当院は、急性期の治療を終えた患者様を受け入れるケアミックス型病院なので、病棟に慌ただしさがなく、理想の看護を実現しやすい環境です。

2024年11月に病院名を改称したそうですね。

ええ。病院名を「相武台病院」から「相武台リハビリテーション病院」に改め、病棟編成も診療体制もリニューアルして新しく生まれ変わりました。

最も大きな変化は、新たに回復期リハビリテーション病棟を2つ立ち上げたこと。2025年4月からは、回復期リハビリテーション病床80床・医療療養病床119床・介護医療院44床の構成となり、地域の急性期病院で治療を終えた高齢患者様を受け入れ、リハビリや在宅復帰支援、長期療養支援、ターミナルケアなどに取り組んでいます。

回復期の病棟開設を機に、365日体制でリハビリを提供するようになったので、リハビリテーション科はセラピストの数を大幅に増員し、看護部との連携を一層強化しています。回復期リハビリテーション病棟内にはセラピストが常駐し、看護師にリハビリの進捗やADLの状態などを日々共有しているんです。

看護部ではどんな人材を求めていますか?

気持ちの良い挨拶ができて、笑顔が素敵な人と一緒に働きたいです。私は人間性重視の採用方針なので、年齢や経験年数などは問いません。卒後1年目の途中で以前の病院を退職してしまった第二新卒者や、育児などで長いブランクのある方、定年退職前後のプラチナナースなども歓迎し、幅広い世代が活躍する看護部を目指しています。

現在の看護部にはベテランナースが多いのですが、回復期の病棟を立ち上げて20代のセラピストが続々と入職してくると、ベテランナースたちが初心を思い出し、身だしなみを意識するようになりました。現場にも一層活気が出て、若手のエネルギーが充満し、すごく良い変化だと思っています。

テーマ2

職員への思い

スタッフのために取り組んでいることはありますか。

私自身が仕事と子育ての両立に苦労したので、子育て中のスタッフの働きやすさにも寄り添っていきたいと思っています。看護部には育児経験者が多いですから、お子さんの急な体調不良によるお休みに理解がありますし、お子さんの行事にはなるべく参加できるよう配慮しているので安心してください。

また、どの部署でも所属長たちが休みの希望を反映したシフト管理をしているので、独身の方もプライベートを大切にしながら働ける環境です。当院から徒歩5分の場所にはリーズナブルな家賃の独身寮を用意し、遠方からの入職も歓迎しています。

2024年11月より、全国に拠点を持つ「生和会グループ」の一員となったことで、経営基盤が安定し、給与がベースアップして待遇・福利厚生面も充実しました。仕事で必要な物品なども購入しやすくなりましたし、賞与の支給額も増やすことができたので、スタッフたちのモチベーションアップにつながっています。

2026年秋以降に、新築移転するそうですね。

そうなんです。隣接地に2026年秋以降に新築移転予定です。歴史ある病院なので、今はハード面の老朽化が気になる部分もありますが、もうすぐきれいで新しい職場に生まれ変わります。私は新しいチャレンジが大好きなので、とてもワクワクしているんです。

求職者へのメッセージをお願いします。

一緒に働く仲間には、常に初心を忘れずに、謙虚な姿勢で患者様と向き合ってほしいと願っています。

看護師として長く働いていると、慣れや業務量の多さから、つい初心を忘れがちです。でも、初心を忘れずにいる上司のもとで働く限りは、きっと「自分もそうしなくては」と考えるはず。私と一緒に働くすべての仲間が、看護の素晴らしさや、看護の道を選んだ喜びを感じられるよう、お手本を示していきたいです。一緒に看護を楽しみましょう!

テーマ3

プライベートの過ごし方

気の合う仲間とボウリングの練習♪

3人の子どもたちは成人したので、最近は自分の趣味を楽しむようになり、3年ほど前から友人とボウリングチームを結成しています。なんでも形から入るタイプなので、マイボウルを買い、真面目に練習に参加しているのですが、あまり上達しないのが悩みです(笑)。

プライベート