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医療法人社団 苑田会 竹の塚脳神経リハビリテーション病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

医療法人社団 苑田会 竹の塚脳神経リハビリテーション病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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スタッフとの縁を大切に、
長く働き続けられる環境づくりを。

Profile

看護部長代行/小野寺富子幼少期から病院に行く機会が多く、漠然と看護師という職業に興味を持つ。高校生になり将来を考えたときに「自立した職業に就きたい」と思い、看護師を目指す。看護学校を卒業後、大学病院の整形外科に新卒で入職。その後、ケアマネージャーの資格を取得してのケアマネとして勤務や、回復期リハビリテーション病院での勤務など、幅広い経験を積む。2012年に「竹の塚脳神経リハビリテーション病院」に入職。主任や師長職を経て、2025年に看護部長代行に就任し、現在に至る。

これまでの歩み

新人時代について教えてください。

新卒で就職したのは大学病院で、「最初はあまり重症度の高くないところからスタートした方が良いかな」と思い、整形外科を希望しました。実際に入ってみると、大学病院の整形外科は、骨折の患者様よりもがんの患者様が多く、化学療法をしている方・がん末期の方などの重症度が高い方ばかりで、入職前の想像とは違っていました。

新人時代は、常に時間に追われていて、残業が多くて大変だった記憶が強いです。そのような忙しい中でも、中学生のがん末期の患者様に桜を見せてあげたくて、スタッフ皆で協力して病院の近くにある桜を見せに、ストレッチャーに乗せて連れていったことがあります。最期に桜を見てもらえて良かったなぁと、印象に残っていますね。

ケアマネージャーとして働いたこともあるそうですね。

ええ。「看護師以外の仕事をしてみたい」と思っていろいろ探していたのですが、何か資格がないと働くことが難しかったので、ケアマネの資格を取得しました。その後ケアマネとして働いていましたが、やはり元は看護師なので、一緒に資格を取った仲間と比べると、生活よりも病気などの医療的な部分を重要視して支援していたように思います。看護師の資格を活かしながら、約3年半ケアマネとして働きました。

ケアマネの経験は、再び看護師として回復期病院で働く中で活かせていて、在宅の様子を書類や写真で見る際に、この環境だと何が必要なのか、ご家族のマンパワーはどうかなど、ご自宅の環境が具体的にイメージできるようになりました。

看護師としての転機はありましたか?

母を自宅で、父を病院で看取ったことです。自宅と病院どちらの場所でも看取ったことで、病院の場合はご家族は働きながら忙しい中面会に来ているということ、自宅の場合は心の準備や金銭面の心配があることなど、「ご家族もさまざまな事情と思いを抱えている」ということを身を持って知りました。そこからは患者様だけでなくご家族のこともより考えるようになったので、その経験が看護師人生の中でかなり大きかったと感じています。

テーマ1

看護について

こちらの看護の特徴を教えてください。

当院は入院設備180床の回復期リハビリテーションの専門病院で、患者様の疾患は脳血管疾患が約6割、廃用症候群と運動器疾患が4割で、現在は廃用症候群の方が比較的増えてきています。

脳血管疾患=重症度が高いというイメージを持たれることが多いのですが、そこまでではないです。また、そのイメージもあって「脳神経看護が未経験だと働けないかな」と不安になられる方もいますが、決してそんなことはありません。勉強会が定期的に行われるので、働きながら少しずつ学んでいくことができます。

教育が充実していますよね。

ええ。中途入職者にもプリセプターを付けて、OJTを行っています。できなかったことや、わからなそうなことがあれば、先輩の方から声を掛けてサポートするようにしていて、指導期間は各人の希望や経験に合わせて決めています。プリセプターとの相性もあると思うので、サブの指導担当をつけることもありますし、病棟全体でも育てるようにしています。

せっかく入職してもらったスタッフとの縁は大事にしたいと考えているので、教育を充実させたり、悩みや不安があれば溜め込まずに相談できる体制をつくったりして、新人さんが安心して長く働けるように環境を整えています。

働く魅力を教えてください。

脳神経のリハビリは良くなっていく過程がわかりやすく、今までできなかったことがリハビリを通してできるようになっていく姿を見られるので、その部分はとてもやりがいを感じられると思います。

また、当院は皆で協力して働いているので、誰か1人が多く残業をするということはありません。急なお休みがあった際にはフロアの垣根を超えてフォローをするという、スタッフ間の協力体制がしっかりしていることも魅力ですね。

テーマ2

職員への思い

看護部長代行として心掛けていることを教えてください。

長く働き続けられる環境をつくることです。例えば、当院には20~30代の若手スタッフが比較的多く、妊娠・出産を経験する方もいるので、つわりなどで具合が悪くて早退をする際には帰りやすい雰囲気をつくるようにしていますし、産休・育休から復帰しやすい環境づくりも進めています。

あとは、誰に対しても公平に接するということも大切にしています。

どのような仲間を歓迎していますか?

第二新卒の方・子育て中の方・ブランクがある方・回復期看護未経験の方・脳神経看護未経験の方など、幅広く歓迎しています。医療行為はそこまで多くないですし、先輩が丁寧にフォローするので、看護技術に自信がない方でも大丈夫ですよ。

技術面は入職してからどうにでもなると思っているので、患者様やスタッフに対して思いやりを持ち、「この人に何かしてあげたいな」という気持ちで人に接することができる方に来てほしいです。

求職者の方へメッセージをお願いします。

脳神経看護や回復期看護がまったくわからなくても大丈夫。まずは元気に来てもらえればそれだけで十分です!働きながらゆっくり学んでいきましょう。

テーマ3

プライベートの過ごし方

土手をジョギング!

仕事が早く終わった日や、休みの日には、家の近くをジョギングしています。ランニングだと疲れるのでジョギングです(笑)。あとは家族が料理をすることが好きなので、その手伝いをしたり、好きなワインやシャンパンを買いに行ったりもしています。

プライベート