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竹の塚脳神経リハビリテーション病院 Webで病院見学

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おうちでゆっくり見学できます。webで病院見学
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医療法人社団 苑田会

竹の塚脳神経リハビリテーション病院

( リハビリテーション病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

竹の塚脳神経リハビリテーション病院の見学の下調べ

仕事と子育ての両立や、ブランクからの復職には、職場の理解と協力が必要ですよね。苑田会グループの「竹の塚脳神経リハビリテーション病院」では、子育て中のママ・パパや、ブランクのある方も歓迎するため、働きやすい環境と教育サポートを整えているとのこと。2022年12月に予定している増床&新築移転オープンに向けて、新しい仲間を大歓迎しているそうなので、さっそく見学に行って働く魅力をチェックしてきます!

形 態
リハビリテーション病院
所在地
東京都足立区/竹ノ塚駅
病床数
136床
※マスクなしの写真は撮影時のみマスクをはずしています。もしくは以前の写真です。

百聞は一見にしかず見学開始!!

竹の塚脳神経リハビリテーション病院の玄関

玄関

「竹ノ塚駅」東口からバスに乗り、バス停「花畑区民事務所入口」で下車して徒歩約2分。緑に囲まれた住宅街に佇む「竹の塚脳神経リハビリテーション病院」に到着しました。玄関で迎えてくれたのは、看護師長のお2人。「ようこそ!当院は最寄駅から少し離れていますが、マイカー通勤も可能なので、通勤途中にお子さんを保育園に預けてから出勤するスタッフも多いです」。

玄関の次
竹の塚脳神経リハビリテーション病院の面会準備室

面会準備室

まずは、立花看護部長にお会いしました。2022年12月に新築移転オープンするそうですね。「ええ。ここから徒歩5分程の場所に移転予定で、病床数を180床に増やすため、敷地面積も広くなり、6F建てになります。患者様のスペースだけでなく、職員のための食堂・休憩室・更衣室などもゆったりとした空間を確保し、更に快適な職場環境を追求したいと考えています」と、看護部長。

面会準備室の次
竹の塚脳神経リハビリテーション病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スタッフステーションを覗くと、カンファレンスが行われていました。病院名の通り、脳神経疾患のリハビリ目的の患者様が多いんですか?「はい、全体の約7割を占め、残りの約3割は運動器疾患や廃用症候群です。病棟では、看護師と看護助手が連携し、日常生活動作の中にリハビリの要素を取り入れて病棟生活そのものが訓練になるように取り組んでいるので、高い在宅復帰率を実現しているんですよ」と、皆さん。それは素晴らしい!

スタッフステーションの次
竹の塚脳神経リハビリテーション病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スタッフステーションの一角で、新人指導が行われていました。「入職後は、中途入職者にもプリセプター制度を導入し、業務に慣れるまで1対1のOJTを行っています。当院では、ブランクがあっても活躍できて管理職への昇格もできる職場を目指しているため、潜在看護師の定着率が高く、約12年のブランクから復職した看護師長も活躍しているんです」。回復期の病院は複雑な医療機器が少ないため、ブランクから復職しやすいんだとか。

スタッフステーションの次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

竹の塚脳神経リハビリテーション病院の病棟

病棟

つづいて、ママさん看護師の皆さんを紹介していただきました。子育てとの両立は順調ですか?「はい。苑田会の保育室は24時間対応で、子どもが小さいうちは、日勤常勤・時短勤務・パート勤務を希望することもできるため、無理なく両立できています。当院の時短勤務は、1日の労働時間の短縮か、1カ月の勤務日数の削減の2パターンから選ぶことができ、お休みを多くして子どもと過ごす時間をたっぷり確保する仲間も多いです」と、皆さん。

病棟の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

竹の塚脳神経リハビリテーション病院の病棟

病棟

車椅子利用の患者様も多いようですが、一台一台が違う仕様ですね。「そうなんです。シーティング(座位を安定させるポジショニング)について専門的に学んだ理学療法士が中心となって、車椅子のフィッティングを合わせるクッションなどを活用し、お身体に合わせた仕様にしています。定期的に外部講師によるシーティングや装具の選定などの講義を開催しているので、看護師も積極的に参加して専門知識を学んでいます」。

病棟の次
竹の塚脳神経リハビリテーション病院の病棟

病棟

お次は、回復期リハビリテーション看護師の認定コースを受講したスタッフさんを紹介していただきました。「認定資格取得には18日間の研修参加が必要ですが、上司や仲間の協力を得て、勤務シフトを調整してもらうことができました。また、当院はキャリアアップに対する理解が大きく、研修はすべて日勤扱いで参加することができるんですよ」と、認定看護師さん。キャリアアップにも協力的な職場なんですね。

病棟の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

竹の塚脳神経リハビリテーション病院のリハビリテーション室

リハビリテーション室

つづいて、最上階のリハビリテーション室へ。「リハビリテーション室の自慢は、最新のリハビリマシンや評価装置の充実です。特に、信頼性の高い歩行分析を行う「Gait Judge System(ゲイトジャッジシステム)」は、リハビリによる変化を、具体的なデータで伝えることができ、グループ病院からも注目を集めています」と、お2人。新築移転で、リハビリスペースの拡充、ST室の増室、園芸療法エリアの造設などが実現するとのこと。

リハビリテーション室の次
竹の塚脳神経リハビリテーション病院のリハビリテーション室

リハビリテーション室

セラピストの数は、PT、OT、ST合わせて90名以上。とっても人数が多いですね!「入院中だけでなく、退院後の訪問リハビリにも対応するため、手厚い人員体制をとっているんです。苑田会グループ全体のセラピストを対象に合同勉強会が定期開催されるので、多くの仲間と出会える職場ですよ」と、皆さん。苑田会グループでは、看護部も全体の教育委員会を発足しているんだとか。

リハビリテーション室の次
竹の塚脳神経リハビリテーション病院の検査室

検査室

お次は、検査室を紹介していただきました。リハビリ専門病院ならではの設備はありますか?「こちらの嚥下造影検査(VF)機器です。摂食嚥下障害は外見からは分かりにくいため、X線透視下で造影剤を飲んでいただき、撮影画像から嚥下状態を把握して、リハビリプランや食事内容を検討しています」。正確な検査結果をもとに訓練を行うことで、経管栄養の患者様が口から食べられるようになるケースも多いそうです。

検査室の次
竹の塚脳神経リハビリテーション病院の病棟

病棟

最後は病棟に多職種の皆さんが集まってくれました。働きやすさはどうですか?「とても働きやすいです。容態の落ち着いた患者様が中心のため、計画通りに業務が進みやすく、残業はほぼゼロです。入職後に結婚したり妊娠したりする方がたくさんいます」と、皆さん。ワークライフバランスを大切にできるんですね。今日はありがとうございました。

病棟の次
※マスクなしの写真は撮影時のみマスクをはずしています。もしくは以前の写真です。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。子育てサポートや復職支援に取り組むリハビリ専門病院、いかがでしたか?

――お疲れさまでした。子育てサポートや復職支援に取り組むリハビリ専門病院、いかがでしたか?

子育て中でもブランクがあっても活躍しやすい環境が整っていて、回復期の看護・リハビリを深めていける職場でした。看護部の半数以上のスタッフは回復期の看護が未経験スタートだそうで、個々の経験やペースに合わせた指導が行われているそうです

――子育て中のスタッフは多かったですか?

はい。苑田会グループ合同の保育室が「花はたリハビリテーション病院」に併設されていて、保育料がリーズナブルで、24時間保育の対応日も設けられているため、産休・育休後の復帰率はほぼ100%とのこと。また、各病棟で残業ほぼゼロを実現し、休みの希望も通りやすいそうで、働くママ・パパの満足度が高かったです。

――では、ここはちょっと、という点は?

立花看護部長としては、子育て中のスタッフもスキルアップに励むことができる環境を整えていきたいとのこと。数年前にeラーニングを導入し、時間や場所を選ばずに学べる体制を整えたそうで、今後は回復期リハビリテーション看護師の認定コースの修了者を増やしたいそうですよ。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

働く看護師の大半は家庭を持っていて、皆さん主婦としての経験を活かしながら患者様の在宅復帰をサポートしているとおっしゃっていました。回復期の看護は、患者様が家庭に戻った時の暮らしを想像しながらアプローチしていくため、家事の経験がとても強みになるそうですよ!

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