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医療法人社団 明生会 セントラル病院

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見学の下調べ

セントラル病院の見学の下調べ

せっかく働くなら、便利な都心で働きたいと思いませんか。仕事の後、ショッピングや習い事などの楽しみがあると、1日がとても充実しますよね。「渋谷駅」から徒歩圏内に建つ「セントラル病院」は、時代と地域に求められる医療・介護サービスを展開。本院・松濤・介護医療院の3院で構成されているそうです(介護医療院は2024年秋OPEN予定)。働きやすい職場づくりのために、残業ほぼゼロを実現し、希望休はほとんど通るそうなので、さっそく見学に行ってきます! ※外観写真は本院です。

形 態
療養型病院
所在地
東京都渋谷区/渋谷駅
病床数
3院合計 322床(本院92床、分院120床、松濤110床。介護療養型)
編集部が取材しました
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

セントラル病院の本院の玄関

本院の玄関

セントラル病院 本院へのアクセスは、「神泉駅」から徒歩5分、「渋谷駅」から徒歩13分。周辺には高級住宅街が広がり、おしゃれなカフェやレストランが充実しています。徒歩圏内に「セントラル病院 松濤」と「セントラル病院 介護医療院」があり、3院を統括する看護部長がいて、委員会や研修などは合同開催とのこと。玄関で迎えてくれたのは、本院の看護師長さん(写真右)と、看護副師長さん(写真左)。今日はよろしくお願いします。

本院の玄関の次
セントラル病院の本院のテラス

本院のテラス

まずは、看護部の管理職の皆さんにお会いしました。「3院を統括する看護部長(写真中央)のもと、ひとつの看護部として機能しています。本院は障害者病床36床・医療療養病床56床、松濤は医療療養病床110床、2024年秋OPEN予定の介護医療院は108床と、それぞれ特徴が異なりますが、勤務時間・待遇・教育体制などは共通です。配属先は各院の人員状況と希望を踏まえて決定し、定期的に部署異動も行っています」と、皆さん。

本院のテラスの次
セントラル病院の本院の廊下

本院の廊下

「こちらの看護師長は、病棟管理を担いながら感染管理認定看護師の専門活動にも従事し、教育担当まで務めているんですよ」と、紹介してくれました。「スタッフの継続的な成長を支えていけるよう、ラダーに沿って能力に合った学びができる環境を整え、院外研修参加や資格取得もサポートしています。私は2023年に認定看護師の資格を取得後、現在は認定看護管理者教育課程ファーストレベルを受講中です」と、看護師長。

本院の廊下の次
セントラル病院の本院のスタッフステーション

本院のスタッフステーション

スタッフステーションを覗くと、eラーニングを受講中の看護師さんがいました。仕事の合間に、職場のパソコンからも個人のスマホからも学べるそうです。「eラーニングは時間や場所を選ばずに学習できて、テストやレポート提出もあるので知識がしっかり身に付きます。当院では学びも業務の一環として捉え、対面での研修も勤務時間内に開催し、時間外の学習は個々に任せているんです」。会議や委員会も原則勤務時間内の開催とのこと。

本院のスタッフステーションの次
セントラル病院の本院の病室

本院の病室

病室では、看護師さんが患者様と向き合っていました。どんな看護を経験できますか?「2023年に障害者病棟を開設し、治療の継続からリハビリ、退院支援、長期療養支援、終末ケアに至るまで、幅広い看護を経験できる職場になりました。CVポートや胃ろうの造設など、医療依存度が高い患者様も多くいらっしゃるため、急性期病院での看護経験を活かして働けますよ」と、看護師さん。

本院の病室の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

セントラル病院のデイルーム

デイルーム

デイルームに行ってみると、ケアワーカー(看護助手)が活躍していました。「身体介助や生活支援が必要な患者様が多いことから、どの病棟にも看護師とほぼ同数のケアワーカーが配置され、看護師と協働しています。ケアワーカーは無資格・未経験OKで、資格取得支援制度を確立して働きながらの資格取得を応援しているため、全体の約4割が介護福祉士資格を有しています(2024年7月)」。

デイルームの次
セントラル病院のリハビリテーション室

リハビリテーション室

本院の7階には、眺めの良いリハビリテーション室があります。「当院ではリハビリにも力を注ぎ、多職種一丸となって退院支援に取り組んでいるため、障害者病棟からはもちろん、療養病棟からも退院される患者様がいらっしゃいます。時代とともに高齢者医療ニーズは変化していますから、より多くの要望に寄り添える医療体制を整え、あらゆる患者様を受け入れていく方針なんです」。

リハビリテーション室の次
セントラル病院の松濤

松濤

つづいて、松濤へ。「2012年にオープンした松濤は、3院の中で一番新しい建物。院内には職員会議や研修で利用できる広い部屋もあり、看護部の合同研修は松濤で行っています。休憩室や職員食堂は各院に設けられていて、職員食堂では月5000円で日勤時の昼食と、夜勤時の朝食・夕食を食べることができるんですよ」。福利厚生も充実していますね。

松濤の次
セントラル病院の介護医療院

介護医療院

お次は、介護医療院を案内していただきました。「こちらは、これまで『分院』として稼働していましたが、現在はリニューアル工事中で、2024年秋に介護医療院として開設予定です。近隣地域には介護医療院が不足しているため、開設を待ち望む声を多数いただいています」と、看護師長。

介護医療院の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

セントラル病院の本院のスタッフステーション

本院のスタッフステーション

本院に戻り、パパさんケアワーカーさんにお会いしました。子育て中のスタッフは多いですか?「はい。3院合わせて常時4~5名のスタッフが産休・育休を取得していて、復帰率はほぼ100%なので、小さな子どもを持つ仲間がたくさんいます。子育て中は日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択も可能ですし、最近は男性も積極的に育休を取得しているんですよ」と、パパさん。子育てに理解のある職場ですね。

本院のスタッフステーションの次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

セントラル病院の本院の病棟

本院の病棟

最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。和気あいあいとした雰囲気で、職種の壁を感じませんね。「そうなんです。チームワークの良さは一番の自慢で、他職種とも気兼ねなくコミュニケーションを取れる関係です。とても温かい人間関係が築かれているので、職員定着率が抜群で、新人さんも溶け込みやすいと思います」と、皆さん。それは安心です。今日はありがとうございました。

本院の病棟の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。立地が良く、働きやすさも整った療養型病院、いかがでしたか?

――お疲れさまでした。立地が良く、働きやすさも整った療養型病院、いかがでしたか?

とにかく立地条件が良く、仕事帰りの楽しみが広がりそうな職場でした。残業も少ないですし、チームワークも抜群で、高齢者看護・介護に興味のある方にとてもオススメです。皆さん心に余裕があるせいか、笑顔で挨拶をしてくれる職員の方ばかりで、気持ち良く見学をすることができました。

――どんな働きやすさが整っていましたか?

認定看護師や介護福祉士などを目指す方への資格取得支援や、外部研修の費用負担、月5000円で朝食・昼食・夕食が食べられる職員食堂(朝食・夕食は勤務シフトが夜勤のとき限定)、充実した子育てサポートなど、さまざまな働きやすさが整っていました。勤務シフトはみんなの希望が平等に通るように調整しているそうで、連休や有休も取りやすいそうですよ。

――では、ここはちょっと、という点は?

医療依存度が高い患者様が多く、障害者病棟の開設を機に入退院が増えているため、落ち着いた職場を想像して入職するとギャップを感じるかもしれません。緊急入院の受け入れや退院支援にも積極的に取り組んでいるため、急性期病院で働いていた方はキャリアを活かせる環境です。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします

入浴介助の時間帯は慌ただしくなりがちなので、患者様の搬送業務などを任せる入浴専門パートスタッフを採用しているとのこと。看護師とケアワーカーは、浴室内の介助業務に専念できるため、患者様にゆっくり入浴を楽しんでいただけているそうです。

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