医療法人社団 俊睿会
南埼玉病院 Webで病院見学

おうちでゆっくりご覧いただける、病院見学の体感コンテンツです。

supported by 医療21
  1. HOME  > 
  2. 埼玉県  > 
  3. 越谷市  > 
  4. 医療法人社団 俊睿会 南埼玉病院  > 
  5. webで病院見学
おうちでゆっくり見学できます。webで病院見学
おうちでゆっくり見学できます。webで病院見学

医療法人社団 俊睿会

南埼玉病院

( 精神科病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

南埼玉病院の見学の下調べ

精神科病院と聞くと、制限の多さや閉鎖病棟など、少し特殊な入院環境をイメージする方も多いのではないでしょうか。埼玉県越谷市にある「南埼玉病院」では、従来の精神科病院のイメージとは異なる開放的な病院づくりに取り組んでいて、精神科が未経験の方も安心して働ける環境を整えているんだとか。看護師のやりがいにつながる取り組みも充実しているそうなので、さっそく見学に行ってチェックしてきます!

形 態
精神科病院
所在地
埼玉県越谷市/南越谷駅
病床数
230床
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

南埼玉病院の玄関

玄関

「南埼玉病院」へのアクセスは、「南越谷駅」からの無料送迎バスが便利。10分ほどバスに乗ると、のどかな田園風景の中にたたずむ外観が見えてきました。玄関で迎えてくれたのは、入職18年目の看護主任さん。「最寄り駅から少し離れた立地のため、マイカー通勤のスタッフもたくさんいます。駐車場はすぐ近くに4つあり、いずれも無料で利用できるんですよ。では、院内にご案内しますね」。

玄関の次
南埼玉病院の外来フロア

外来フロア

まずは、外来フロアで西出看護部長にお会いしました。こちらの病院では、開放的な環境づくりに取り組んでいるそうですね。「ええ。230床の入院設備のほとんどが開放病棟となっていて、患者様が自由に院内を行き来しています。入院中の制限を最小限に留めているため、在宅復帰・社会復帰につながりやすく、3カ月以内の退院を実現している病棟もあるんですよ」と、西出部長。それは素晴らしい!

外来フロアの次

創意工夫を伺う独自の取り組み

南埼玉病院の病棟

病棟

病棟に伺うと、多職種の皆さんが集まってくれました。ユニフォームの色がカラフルで、明るい印象ですね。「そうなんです。心を閉ざしがちな精神科患者様にとっては、白衣がベストとは限らないため、職員の服装は自由とし、入職時には色鮮やかなスクラブを支給しています。患者様とは、家族や友人のように近い距離感で接していて、Tシャツやジーパンなどの私服で働く職員もいるんですよ」。

病棟の次
南埼玉病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スタッフステーションでは、新人指導が行われていました。「入職後は、新卒者にも中途入職者にもサポート役の先輩が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧な指導を行っています。当院では、看護実習を受け入れるために実習指導者の育成にも力を注いでいて、指導スキルの高い看護師を揃えているため、新人さんにもきめ細かい教育サポートを行うことができているんですよ」。

スタッフステーションの次
南埼玉病院の病棟

病棟

「看護部には、部長をはじめ、たくさんの男性スタッフが活躍しています」と、紹介してくれました。どのくらいの割合ですか?「看護部全体の3割以上は男性で、男女比が半々という病棟もあります。中には病気のせいで落ち着きのない患者様もいらっしゃるため、一般病院よりも男性看護師が頼りにされる場面は多いと思います」と、男性看護師の皆さん。

病棟の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

南埼玉病院の退院前訪問

退院前訪問

お次は、退院前カンファレンスが行われているスタッフステーションへ。「患者様のスムーズな在宅復帰・社会復帰を応援するため、退院支援に力を注ぎ、多職種チームで取り組んでいます。精神科の患者様は、退院後の生活を支援するサービスの導入や、住宅改修などの環境整備が必要な方も多いため、入院中からどのような準備が必要か検討しているんですよ」と、皆さん。

退院前訪問の次
南埼玉病院の駐車場

駐車場

駐車場に行き、退院支援の一環として行っている「退院前訪問」へ向かう看護師さんを見送りました。「病棟看護師は、医師や精神保健福祉士などと一緒に退院を控えた患者様のご自宅を訪問し、在宅でどのような支援が必要かを検討しています。住居内のチェックはもちろん、生活に必要な商店・銀行などの所在地の確認や、ゴミ出しの日などの地域のルールの確認、ご家族に対する指導など、さまざまな調整を行います」。

駐車場の次
南埼玉病院のリハビリテーション室

リハビリテーション室

お次は、リハビリテーション室へ行き、作業療法士のお2人を紹介していただきました。「当院には多くの作業療法士が活躍していて、社会復帰を目指すリハビリプログラムを充実させています。リハビリ中は、病棟では見られない患者様の一面や、意外な能力を発見できるチャンスなので、それらを職種間で共有することで、日々のケアに役立てています」。他職種と連携する場面も多いんですね。

リハビリテーション室の次
南埼玉病院の訪問看護ステーション

訪問看護ステーション

お次は、併設の「ましもり訪問看護ステーション」を案内していただきました。「当院には、退院後の生活サポートを担う『訪問看護ステーション』と『精神科デイケア』が併設されていて、在宅でも心穏やかな暮らしが送れるように支援しています」。県内には2つのサテライトクリニックもあり、病院勤務だけでなく、訪問看護ステーションやクリニック勤務も希望できるそうです。

訪問看護ステーションの次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

南埼玉病院の職員食堂

職員食堂

最後は、看護主任さんお気に入りの職員食堂に行き、本日のランチを紹介していただきました。「ランチは1食300円とお手頃な値段で、栄養バランスもばっちり。食事を楽しみにしている患者様が多いので、栄養科では毎月1度『イベントメニュー』を企画し、季節行事にちなんだ料理や、世界中の個性溢れる料理やを提供しています。職員も同じメニューを食べることができるんですよ」。おいしそう!今日はありがとうございました。

職員食堂の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

明るく開放的な精神科病院、いかがでしたか

――明るく開放的な精神科病院、いかがでしたか

想像以上に明るく開放的な精神科病院で、スタッフの皆さんにも活気がありました。患者様やご家族からの信頼も厚く、越谷市と周辺エリアだけでなく、都内からいらっしゃる患者様も多いんだとか。教育サポートも整っているので、精神科が未経験でも安心して働ける環境でした。

――働きやすさはどうでしたか?

「労働組合」が結成されていて、スタッフの待遇面がしっかり保障されていました。また、保育室などの子育てサポートや、職員食堂・無料の職員専用駐車場など、福利厚生も充実していましたね。職員定着率も高く、県外から通勤しているスタッフも珍しくないそうです。

――では、ここはちょっと、というところは?

駅から少し離れていることですね。でも、「南越谷駅」から無料送迎バスが出ています。残業がほとんど発生しないため、帰りのバスの時間に間に合わないことはないそうです。

――最後に、ここだけの話を一つお願いします。

働く服装が自由なので、毎年ハロウィンの時期は、患者様と一緒に職員も仮装を楽しんでいるんだとか(笑)。私服勤務OKと聞いて、最初はビックリしましたが、精神科においては、白衣を着ない看護もアリなんだなと感じました。

患者様の心に寄り添う精神科看護に興味がある方

教育サポートが整っていて福利厚生も充実している職場を求めている方

募集職種を見る