

医療法人社団 鶴永会
鶴が丘ガーデンホスピタル
( 精神科病院 )


研修プログラムや福利厚生が充実している職場なら、長く働きたいと思いますよね。精神科病院「鶴が丘ガーデンホスピタル」では、職員満足度を追求するため、働きやすさや教育体制を随時見直しているとのこと。新卒・第二新卒者や、精神科が未経験の方も歓迎するため、入職時の教育サポートを強化しているそうなので、さっそく見学に行って確かめてきます!
- 形 態
- 精神科病院
- 所在地
- 東京都町田市/鶴川駅
- 病床数
- 200床 (病棟:4単位、平均稼働率185床)

玄関
小田急線「鶴川駅」は、豊かな自然に恵まれていながら、新宿まで約35分(急行利用時)という便利な駅。北口からバスに乗り、バス停「三輪緑山2丁目」で下車すると、すぐ目の前が「鶴が丘ガーデンホスピタル」です。緑に囲まれた玄関では、阿部看護部長が迎えてくれました。「ようこそ!今日は、患者様にもスタッフにも優しい当院の魅力をたっぷりとご紹介します」。


玄関ロビー
玄関ロビーは吹き抜けの天井で、大きな窓からはたっぷりと光が差し込む構造。至るところに観葉植物があり、くつろげる空間ですね。「そうなんです。当院では家庭のようにリラックスできる雰囲気を大切にしていて、患者様のプライバシーにも十分配慮しています。こちらは開放的な空間ですが、人混みが苦手な方や、あまり人と顔を合わせたくない方には、個室の待合室も完備しているんですよ」。精神科病院ならではの気配りですね。


病棟
病棟へ伺うと、多職種の皆さんが迎えてくれました。こちらの病院では、働きやすさや教育体制を随時見直しているそうですね。「はい。ここ数年の間に、初年度の有休日数の増加、お子さんの進学祝い金の支給、永年勤続表彰対象者の拡大など、嬉しい待遇が追加されました。また、2020年度から新卒採用を開始したため、入職時教育がより充実し、ゼロから精神科看護のプロを目指せる研修制度を構築中です」と、皆さん。


スタッフステーション
「こちらの2人は新卒看護師で、先輩のOJTを受けているところです」と、紹介してくれました。とても丁寧な指導が行われていますね。「看護師の採用は、今まで中途入職者がメインでしたが、今後は『次世代を担う人材育成』に取り組むために、卒後教育やOJTの進め方などを見直して、新卒者も積極的に迎えていきたいと考えているんです」と、阿部看護部長。


スタッフステーション
スタッフステーションの一角では、看護師さんが日本精神科看護協会のオンライン研修を受講していました。勤務中に受講できるんですか?「そうなんです。以前から、業務に貢献できる外部研修は日勤扱いとなり、費用も病院が負担していたのですが、コロナ禍で外部研修がオンライン化したため、現在は職場のパソコンから勤務中の受講を推進しています」と、阿部看護部長。


スタッフステーション
つづいて、精神科認定看護師と精神看護専門看護師の資格を持つ飯田さんを紹介していただきました。資格を取得する際、職場のサポートはありましたか?「ええ、研修費用を援助してもらえて、経済的にとても助かりました。資格取得後も、院内外での研修講師や、院内コンサルテーション対応など、専門性を発揮できる機会を与えてもらっています」と、飯田さん。


談話スペース
談話スペースでは、看護助手さんが患者様と向き合っていました。「当院では、看護師が本来の業務に専念できるよう、各病棟に看護助手を手厚く配置しています。患者様にとって身近な存在の看護助手からの情報は、治療を進める上で役に立つことが多いため、どんなに些細なことでも共有してもらっているんですよ」と、阿部看護部長。素晴らしいチームワークですね!


スタッフステーション
スタッフステーションに戻ると、カンファレンスが行われていました。「午前中のカンファレンスでは、患者様の情報共有だけでなく、各部署の状況やスタッフの配置人数を確認し、人手が足りないところに応援スタッフを送るなど、協力し合っています」と、皆さん。他職種とのチーム活動や、委員会活動にも力を注ぎ、部署や職種を超えたチーム連携を重視しているそうです。


廊下
廊下に、ママさん看護師さんたちが集まってくれました。職場の子育て支援はどうですか?「とても充実しています。本人・配偶者の出産時に祝い金が支給されるだけでなく、小学校入学、中学校入学、高校入学・卒業時にも祝い金が支給され、仕事と子育ての両立を長く応援してもらえます。子どもが小さいうちは、日勤常勤や土日休みを希望できますし、有休はほぼ100%消化できるので、家族との時間を大切にできています」と、皆さん。


デイケア
お次は、併設する精神科大規模デイケアへ。「デイケアでは、外来通院の方や、退院された方の生活をサポートするため、作業療法士が中心となって、さまざまなリハビリプログラムやイベントを開催しています」。長引くコロナ渦でも支援が途切れてしまわないように、感染症対策とソーシャルディスタンスを徹底した上で、安心・安全な活動を行っているそうです。


病棟
最後は病棟で、永年勤続表彰者の皆さんにお会いしました。勤続何年目から表彰対象になるんですか?「3年目から対象で、6年、10年、15年、20年と、10年目以降は5年ごとに表彰があり、素敵なプレゼントまで用意されているんです。表彰式のたびに、『職場から大切にしてもらえている』という実感が持て、モチベーションにつながっています」と、皆さん。スタッフ想いの職場ですね!今日はありがとうございました。

帰り道

――お疲れさまでした。待遇・福利厚生が充実している精神科病院、いかがでしたか?
- うわさ通り、手厚い教育サポートや福利厚生が整っていて、職員定着率の高さや、仕事へのモチベーションにつながっていました。日勤は9:00~17:00と、実働時間が少ない上に、残業もほとんど発生しないようで、結婚・出産後も仕事を続けている方が多かったです。
――精神科が未経験でも活躍できるでしょうか?
- もちろん活躍できます。新卒採用にも力を入れているため、入職時教育が手厚く、院内研修は原則勤務時間内に開催されるため、家庭がある方でも無理なく学んでいけると思います。看護部では、外部研修や学会に積極的な参加を促しているので、未経験から精神科看護のプロを目指したい方におすすめの職場です。
――では、ここはちょっと、という点は?
- 看護部長としては、今後も継続的に新卒採用を続けていくため、教育体制をもっと充実させたいとのこと。入職時はもちろん、中堅~ベテランになっても継続的に成長していけるよう、管理職や認定看護師などを目指す際のバックアップ体制も整えていきたいそうですよ。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします
- 職種を超えたサークル活動が盛んで、テニス、バドミントン、温泉、演劇、登山など、種類もたくさんあるそうです。サークルは、共通の趣味を持つ仲間を3名以上集めると設立することができて、病院から活動費の補助金まで支給されるんだとか。
待遇・福利厚生・子育て支援が充実した職場で働きたい方
精神科看護に興味があり、未経験から深めていきたい方